Vandy Vape Gemini Pod レビュー|デュアルメッシュコイル搭載、そしてBoro互換のRBA Pod!

Vandy Vape Gemini Podのレビューです。

VANDY VAPE
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少し前から界隈を騒がせていたこのPod、ついにリリースされました。

ちょっと大柄なボディに2400mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大80wまで出力できるパワフルなPodです。

それだけでなく、このPodの特徴はなんと言っても

コイル2本刺しのデュアルメッシュコイル、そしてBBのBORO互換のブリッジが使用出来るRBA Pod。

とにかくインパクト抜群で、Pod型メインの方からマニアックなベテランさんまで、気になっている方の多いPodだと思います。

この製品はオフィスエッジさんよりサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

キラキラにプリズム加工が施されたパッケージ。

側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

パッケージ内容

  • Gemni Pod本体
  • Geminiカートリッジ 0.15Ω(本体装着済)
  • Geminiカートリッジ 0.6Ω
  • ユーザマニュアル
  • カード類

USBケーブルは付属していないので、充電用するにはUSB Type-Cケーブルが必要です。
スマホなどに使用されているアダプタとケーブルがそのまま使用できます。

ユーザーマニュアルは多言語で書かれており、日本語の記述も含まれています。

外観・特徴

少し大きめなサイズのスティックタイプPodです。
バッテリーサイズも大きいので、手に持つと少しズシッと重量感を感じます。

サイズ感はこんな感じ。

全体的な作りは非常に良好、マットな金属製ボディにカーボン調のパネルで高級感のある作りです。

カラーバリエーションはこの3色。

本体前面に、ボタンとカラー液晶が配置されています。

側面にはスライド式のエアフローコントロールが付いています。
レバーをスライドさせることでドローの重さが調整できます。

レバーにはRDL(重めDL)用の小さな穴も付けられています。
全閉→RDL→DL向け無段階調整といった感じ。

底面にはUSB Type-Cポートが付いています。

マウスピースはスタンダードなダックビル形状

Podカートリッジの固定はマグネット式です。
初期装着のPodには事故防止のために絶縁用のシールが貼られているので、この赤いシールを剥がしてから使用します。

Gemini Podカートリッジ

コイル内蔵式の使い切りタイプのPodカートリッジです。
カートリッジも少し大きめで、リキッド容量は5.5mlと大容量。

インパクト抜群のデュアルメッシュコイル。

 

デュアルコイルにより

  • 2倍のフレーバー再現度
    より豊かな味わいで、満足感が2倍に
  • 2倍のミスト量
    かつてないほど濃く大きな蒸気を実現
  • 2倍のコイル寿命
    加熱効率と耐久性が最適化され、寿命が2倍に

と公式で語られています。

底面には大きめなエアホールが開けられています。

リキッド補充はサイドから行います。

DIY RBAカートリッジ

BOROブリッジ互換のRBAカートリッジ、こちらは別売りとなっています。

パッケージ内容は、カートリッジ本体と予備Oリング、六角レンチ、交換用エアフローピン

サイズは通常のGemini Podよりも少し大きめ。
リキッド容量は5mlです。

左右にある留め具でロックがかかっており、これを両側から押し込むと

ブリッジを引っ張り出すことが出来ます。

ブリッジにはスレッドが掘られており、ベース部分にねじ込んで固定されています。

通常、BOROタンクはマイナス電流を上から流すのですが、Podでどうやってるのだろう?と思ったら、スレッドでねじ込んだ部分から下に流しているのですね。

なので、どんなBOROブリッジでも使えるというわけではなく、ブリッジの下部にスレッドが切ってあり、そのスレッドが深い所まで届く物である必要があります。

後ほどBlazeブリッジで使おうと考えていて、これもスレッド切ってあるし行けるだろうと思っていたのですが、差し込み部が太い為スレッドが下まで届かず、装着できませんでした。
使えるブリッジは割と限られてくるかもですね、
私はマスプロ品しかもっておらず、マスプロは特に専用品みたいな形になっている物が多いので全滅っぽいです。

付属ブリッジの方を見ていきます、
チャンバーはお椀のようなドーム型、
デュアルメッシュPodがガンガンの爆煙向き仕様なのに対し、こちらはチムニー径もそこそこに抑えてあり、割と控えめな印象を受けます。

デッキは、ビルドのしやすい2ポストタイプです。

コイルの固定ネジは六角ネジ、
小型故にクリアランスが小さいので、出っ張ったワイヤーが接触してショートするのを防ぐため、ポストの裏側にくぼみを設けてあります。

デッキ下のポジティブピンはエアフローピンを兼ねており、これを交換することでもドロー調整が可能です。

スレッド式で固定されており、堅い場合は付属の六角レンチをこのように横から刺すと簡単に回せます。

本体に初期装着されているのは3.0mmのピン、
そのほかに付属品として1.5mm、2.0mm、4.0mmのピンが付属しており、本体側のエアフローコントロールと合わせて柔軟にドローを調整出来ます。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 21.5 x 36 x 111.5mm
素材 亜鉛合金+PC
重量 121g (実測)
リキッド容量 5.5ml (RBA Podは5ml)
コイル 0.15Ω/0.6Ω
出力 5~80w
出力電圧 3.2~4.2V
自動カットオフ 6秒
バッテリー容量 2400mAh
充電 USB Type-C 5V/1A

重量の実測
バッテリーの大きさ的に、まぁこれくらいあるよねって感じ。

操作方法

電源ON/OFF

ボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

べーピング

スマートモードとパワーモードの2つのモードがあり、装着したカートリッジによって自動で切り替わります。

Gemini Podカートリッジを装着するとスマートモードになり、初期出力を自動で調整してくれるほか、調整可能範囲の上限と下限をコイルに合わせて自動で設定。
また、ボタンを押すマニュアルパフに加えて吸い込むだけで動作するオートパフも使用出来ます。

RBAカートリッジを装着するとパワーモードになり、出力は自分で調整、マニュアルパフオンリーの動作になります。

なお、それぞれのカートリッジで一度設定した出力は記憶されており、一旦他のカートリッジに付け替えて戻したとしても元の値が再現されます。

出力調整

電源ON中にボタンを3クリックするとワッテージ表記が点滅します。
そのときにボタンを押すと、設定ワッテージが1wずつ上がってゆきます。

1ボタン式なので、設定を下げたい場合は一旦80wまで上げて1周させる形になります。

パフカウンターリセット

電源ON中にボタンを2クリックするとパフカウンターのリセットができます。

ボタン操作ロック

電源ON中にボタンを4クリックするとロックがかかります。
ロック中はボタン操作が効かなくなります。

※スマートモードでのオートパフのみ可能。

Gemini Podカートリッジを吸ってみる

初期装着の0.15Ωカートリッジを吸ってみます。

エッジさん肝いりだし、リキッドはトロッペ!で……と思ったのですが、0.15Ωでアレを吸うと私の喉が死ぬので、今回はi4U.さんのJanisを入れました。
トロッペ!はRBAの方で……。

リキッド注入口は十分な広さがあり、ノズルがすっぽり入るのでリキッドの補充はしやすいです。

注意

こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。

Gemini Podを装着したら自動でスマートモードになり、出力も自動で70wに設定されました。
スマートモードの際は、マニュアルパフとオートパフの両方に対応します。

まずはそのままの設定で吸ってみましたが、流石に凄い爆煙ですね、
0.15Ω80wという出力がこのサイズのPodで吸えるとは……。

デュアルメッシュコイルでミストの勢いが凄く、味も相応に濃いです、
ビッグデバイス+ビッグアトマイザーでしか味わえなかった高出力の爆煙がPodで手軽に味わえるようになった感じですね。

エアフローは全開だとわずかに抵抗感があるくらいのスカスカに近い軽さ、エアフローコントロールの精度は高めで、絞っていくと割と重くなってゆきます、ですがこのコイルだと私は全開付近でないと咽せますね。
全閉にするとほぼ吸えなくなります。

オートスイッチの反応は良く、全開スカスカの状態でもしっかりと反応します。

DIY RBAカートリッジをビルドして吸ってみる

RBAカートリッジのデッキは普通に510スレッドが切ってあるので、オームメーターやテクニカルModなどに乗せてビルドをすることができます。

2ポストタイプのデッキはビルドが非常に簡単で、差し込んでネジで固定したら後ろからはみ出したワイヤーをカットするだけ。

接触によるショートを防ぐため後ろ側に窪みが設けてあるので、窪みの中に収まるようにカットします。

コイルはエアホールの真上に来るようにします、
ボトムエアフローなので位置は下げた方が美味いとは思いますが、下げすぎるとリキッドの伝い漏れも怖いのでほどほどに。

ドライバーンして0.45Ω
Ni80 24ga 3mm7巻きです。

真横にジュースホールがあるので、コットンは結構短めです。
チャンバーをかぶせてみて左右の穴が塞がった状態になるくらいでいいと思います。

塞ぐためにある程度コットン量が欲しいので、コイル系は3mmあった方がいいかなぁ
2.5mm径とかでやる場合は少し工夫が必要かもです。

コイルとコットンにリキッドをしみこませて準備完了。

こちらはトロッペ!を入れて吸ってみます。

DIY RBAカートリッジを装着すると本体は自動でパワーモードに切り替わります。

  • 出力は5~80wの間で自分で調整(自動調整なし、制限なし)
  • オートパフは使用出来ず、ボタンを押すマニュアルパフのみ

ひとまず25wに設定して吸ってみます。

やはりトロッペ!は0.5Ω25wでもかなりガッツリメンソールが来ますね、効くなぁ、

最終的に他のブリッジを使用するつもりだったので合わなくて落胆していたのですが、付属のブリッジも十分な性能です、
味は濃厚で、トロッペ!のミント、タバコの香りがしっかりと出ています。
通常のAIOで使うBOROタンクと比べても遜色ないパフォーマンス、Podでこれが吸えるならいいな、と感じます。

エアフローピンは初期装着の3mmのままで使用しているのですが、エアフロー全開でもGemini Podよりは重く感じます、
RDL用の穴にするとちょうど重めDLくらいになりますね。

もっと軽くしたいなら4mmピン、高抵抗コイルでMTL吸いするなら1.5mmや2mmピンなどで調整していく幹事になると思います。

メンソがキツいので最終的に20wくらいにしてずっと吸っていましたが、普段使用しているBORO AIOと同じ感覚で吸い続けられます。

まとめ

少し大きめではありますが、とにかくパワフルなPodです。
2400mAhというバッテリー容量は一般的な18650バッテリーと同等ですし、最大出力も80w、コンパクトながら通常のModやAIOと同等のパワーに感じます。

インパクト抜群のデュアルメッシュコイルは、吸った時のインパクトもかなりの物、
コンパクトなPodでありながらしっかりした爆煙と濃厚なミストを楽しめます。

BORO互換のRBA Podでビルドも楽しめます。

単純に味などの比較で言うと、正直言うとデュアルメッシュのGemini Podが美味いと思います、
ただRBAの方も十分なパフォーマンスですし、純粋にビルドが楽しいですしランニングコストも抑えられます。
若干条件は厳しいですが、Podに合うようならお手持ちのブリッジをコンパクトな本体で楽しむ、なんてことも。

色々な使い方が出来る楽しいPodデバイスだと思います。

販売情報

オフィスエッジさんにて販売中です。
最近エッジさんはVandyさんとの結びつきが強いようで、価格はかなり抑えられています。

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