FreeMax autopod50 Pod Mod Kit レビュー|デュアルメッシュコイルで、Podでも妥協のない爆煙

FreeMax autopod50 Pod Mod Kit レビュー|デュアルメッシュコイルで、Podでも妥協のない爆煙

FreeMax autopod50 Pod Mod Kitのレビューです。

最大50wまでの出力調整を搭載したPod Modになります。

FreeMaxさんというと、ダイヤル式の出力調整を搭載したVWチューブのTwisterが記憶に新しいですね。

その当時からメッシュコイルの爆煙志向だったのですが、このメーカーさん、メッシュコイルにはかなりこだわりがありまして、

COILTECHと題したメッシュコイルを1.0〜4.0まで代々進化させてきており、
特にGEMMの3.0から採用された茶葉コットンとの組み合わせは、爆煙ながらクリアな味わいですし、耐久性も高く、かなりクオリティが高いです。

過去のGEMMシリーズのレビューでも、Modの方はさておいて使い捨てクリアロの形になっているアトマイザーの方をべた褒めしていた記憶。

今回はそのCOILTECHの最新バージョンとなる4.0のメッシュコイルを採用しており、Pod型でありながら妥協のない爆煙と味を実現しています。

この製品はFreemaxさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

スタンダードなパッケージです。
表面にはCOILTECH4.0についてのアピール。

30〜40回リフィルできますよって書いてるけど、そんなにもつの!?(まだ3回目)

裏面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

スクラッチの下のコードを、公式サイトの認証ページで入力すると、コピー品でないかの確認ができます。

パッケージ内容

  • autopod50本体
  • USBケーブル
  • 0.25Ωメッシュコイル(装着済)
  • 0.5Ωメッシュコイル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード
  • ワーニングカード

ユーザーマニュアルは多言語で書かれた冊子になっています。
日本語の記述はありませんでした。

外観

形状はオーバル状のボディを持ったスタンダードなPod型

ボディはキレイなグラデーションで塗装され、クリアコーティングが施してあります。

カラーバリエーションは6色です。

サイズ感はこのくらい。

2000mAhという大容量のバッテリーを積んだPod ModなのでPodとしては少し大柄にはなりますが、スペックを考えたらコンパクトな方かな。

上から、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン。
通常のテクニカルModと同じ感覚で使用できます。

底面
バッテリートラブル時にガスを逃がすためのベントホールと、充電用のUSB Type-Cポートが付いています。

充電は2Aまで対応で、2000mAhという大容量ながら80分で充電が完了するそうです。

Podカードリッジの固定はマグネット式になっています。

Podカードリッジ

リキッド容量4mlの、コイル交換式Podカードリッジです。
素材はPCTGなのでメンソール耐性はありますが、樹脂製なので一部の攻撃性の高いリキッドは注意が必要です。

結構暗めの素材なので、贅沢を言うともう少し透明度が欲しかった。
リキッド残量が少々見づらいです。

FreeMaxさん曰く、”世界初のデュアルメッシュコイルPod Mod”
吸口から覗くとすぐ近い位置にデュアルメッシュが鎮座しているのが見えます。

マウスピースはPodと一体になっていてで交換できません。

ちょっと試してみたら、先端に510ドリップチップは装着できました。
ですが、マウスピース出口がカエシが付いたような形状になっている為、外す時にいずれ破損しそうだし、余りお勧めできません。

リキッド補充は底面から。
シリコンパーツをめくると補充口になっています。

コイルの下にエアフローコントロールリングが付いており、これを回すことでドローの重さを調整できます。

コイルはOリング固定なので、取り外しはまっすぐ引き抜くだけ。

交換の際はエアフローパーツを取り外し、コイル部分だけ交換します。

付属コイルは0.25Ωと0.5Ω
どちらもデュアルメッシュコイルです。

Podデバイスのコイルとは思えないサイズ感。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 43.5 x 24.5 x 94mm
素材 FeCrAl/PCTG/SS904L/Tea Fiber Cotton
重量 151.5g
リキッド容量 4ml
コイル 0.25Ωデュアルメッシュコイル
0.5Ωデュアルメッシュコイル
バッテリー容量 2000mAh
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力モード VW(可変ワッテージ)モード
出力ワッテージ 5~50w
充電 USB Type-C 5V/2A
保護機能 短絡(ショート)保護
回路開放保護(Pod装着検知)
過放電保護
低抵抗保護
オーバーヒート保護
自動カットオフ(10秒)

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

出力調整&ベーピング

UP/DOWNボタンでワット数を調整し、ファイアボタンを押して吸います。

キーロック

UP/DOWNボタンを同時に長押しするとキーロックがかかります。

ファイアボタンを押して吸うことはできますが、出力調整がロックされます。

各種設定

ファイアボタンを3クリックすると設定モードに入ります。

SETでカットオフ時間、パフカウンターやパフ時間記録のリセット、工場出荷状態へのリセットが行えます。

INFOはバッテリーの状態、ファームウェアバージョン、本体温度などを表示できます。

液晶表示反転

DOWNボタンとファイアボタンを長押しすると、液晶の表示方向を反転します。

吸ってみる

ちょいと古いリキッドでアレなのですが、NOSの緑を吸ってみます。

暑くなってきたし、メッシュでスカッとしたリキッドが吸いたくて、これが一番に目に入ってしまった。
このままこれで吸いきろう。

コイルはプリセットの0.25Ωを使用します。
推奨30〜50wで、ベストが40wとのこと。

装着すると、出力が自動的に30wにセットされます。

メッシュコイルなので、立ち上がりは早くて快適。

そのまま30wで吸ってみましたが、まぁ悪くはないかな、くらい。
もうちょっとパンチが欲しい。

ですがエアフローを絞ってやるとこれもなかなかいい感じになりました。

ドローは全体的に軽め。
全開だとかなりスカスカで、絞っていくと抵抗感がましてくる感じ。
1mm弱くらいの開きにしても重さ的にはDL向きですね、
でもそこそこ抵抗感のあるドローにはなります。

出力を40wまで上げると、コイルの本領を発揮してくる感じですね、ミストが濃くなってグッと美味くなります。

やはりコットンが良いみたいで、フルーツの味がクリアに出ていますし、ミストも柔らかくてじわーっと味が広がります。

更に上げて45w
個人的にはここが味のピーク。
ただ、少し長めのパフやハード目にチェーンをするとちょっと熱くなります。

50wにすると更に顕著に。
味自体は濃いのですが、ちょっとミストが熱いかなぁ。
あと、デバイスの上限一杯で使用するのは少し抵抗感を感じます。

自分は40〜45wくらいが好み。

まとめ

Podデバイスでデュアルメッシュコイルの爆煙というのもちょっとおもしろい。
サイズの割には、とか思った以上に、とかではなく、ガチの爆煙です。

大きめの出力で運用するのでバッテリーのもちが心配になりますが、2000mAhという大きな容量のおかげでかなりもちます。
0.25Ωを40w〜45wでずっと使っていて、ハード目に吸って1日持つか持たないかくらい。

コイルの持ちに関してですが、公称だと30〜40回リフィルできるとあります。
元々ここの茶葉コットンは耐久性が高く、過去の物もかなり長持ちしました。
今回はまだ3回目ですが、味も落ちないしまだまだ余裕で使えそう。

完全に爆煙向きで、ちょっと異色な存在ではありますが、爆煙好きな方にはかなりマッチするPodだと思います。

価格調査

まだ発表から間もないモデルなので、販売しているショップは少ないですね。
これから徐々に増えていくんだと思います。

アチコチ見回っていたら、VapeSourcingさん、Sourcemoreさん、3FVAPEさんでもうプレオーダー受付開始していました。

現状最安はSMの$31.18か。