“アイコスのシケモクを美味しく吸える”外側加熱デバイス、UWOO Tantraのレビューです。

最近増えてきた、2度吸い対応のiQOSイルマ互換デバイス、
通常のiQOSイルマやその互換機はスティックに内蔵された誘熱体によって内側から加熱するのに対し、チャンバーで外側から直接加熱することによって加熱しきっていない外側の葉も無駄なく使用でき、両方を組み合わせて使用することで、1本のスティックを2回使用できるという仕組みです。
iQOS互換機はLEDインジケーター表示くらいのシンプルな物が多いのですが、このUWOO Tantraは液晶画面を搭載しており、温度設定や残り時間などがよりわかりやすいのも特徴です。
バッテリー容量も3350mAhと大容量で、約30本前後の連続使用が可能です。
この製品は、株式会社シェード(デジモク)さんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
白基調のパッケージ、
背面の説明は日本語の記載になっています。
パッケージ内容
- UWOO Tantra本体
- USB Type-Cケーブル
- クリーニングブラシ
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは多言語で記載されており、日本語の記述もついています。
外観・特徴
大容量バッテリー搭載機の割に、細長いスリムな形状です。
サイズ感はこんな感じ、長さは少々ありますね。
本体はアルミ合金製、
アルマイト処理されたスモーキーなボディで、上部のみメタリックな光沢を残してあります。
カラーバリエーションは全部で4色。
上面にあるスティック差し込み口にはスライド式の蓋が付いており、ほこりや汚れの侵入を防げるようになっています。
本体前面にはボタンが一つと、大きめの液晶画面を搭載しています。
底面には充電用のUSB Type-Cポートが付いています。
詳細
スペック
サイズ | 28.8 x 21 x 104.9mm |
重量 | 87g |
バッテリー | 内蔵3350mAh |
連続喫煙回数 | 30回 |
使用時間 | 5分 |
充電 | USB Type-C 5V |
充電時間 | 約2時間30分 |
加熱方法 | チャンバーによる、ヒートスティック外側からの加熱 |
2度吸いについて
最近増えてきた2度吸いデバイス、2度吸いの言葉が独り歩きして所見だと割と勘違いされがちではあるのですが、これ1台で2回吸えるというわけではありません。
通常のイルマや一般的な互換機は、スティックの内部にある誘熱体によって、スティックの内側から加熱しています。
これに対し、チャンバーで外側から加熱することで、加熱されきっていない外側のタバコ葉を無駄なく使用するという仕組みになっています。
通常機をメインにしつつ、2度吸いデバイスをサブ機として使う想定で、
イルマで1回吸ってホルダーをチャージしている間に2度目を吸うといった感じの使い方になるかと思います。
使用方法
喫煙
スティックを差し込んで、ボタンを2秒ほど長押しすると加熱が開始されます。
予熱にかかる時間は20秒、
残り時間は液晶画面にグラフと共に表示されます。
グラフが埋まったら予熱完了、バイブでお知らせが入り、喫煙可能状態となります。
喫煙可能状態になると、液晶画面では残り秒数がカウントダウンされてゆき、グラフが今度は減ってゆく表示になります。
300秒経過、もしくは15パフで終了となります。
13パフ目を吸った際に一度バイブのお知らせが入ります。
TIME OUT表記になったらバイブのお知らせと共に、加熱が終了します。
加熱温度調整
ボタンを3クリックすると、液晶画面の温度表示が点滅します、
その状態の時にボタンを押すと、加熱温度を210℃~230℃の間で調整することが出来ます。
好みの温度に調整したら、そのまま数秒放置すると確定になります。
モード切り替え?
説明書などには載っていない機能なのですが、ボタンを5クリックすると、液晶下部の表記が点滅し、ボタンで切り替えられます。
説明がないので断言は出来ませんが、アイコンから察するに、Resty SK1にあったような通常モード、2度吸いモードのような物ではないかと推測しています。(2のアイコンがシケモク風に見えるので)
吸ってみる
まずは単体で普通に吸ってみました。
通常の内側加熱と、この機種のような外側加熱では、普通に吸った時も味の出方が代わります。
内側加熱はタバコ葉のみのピュアな香りであるのに対し、外側加熱はスティック外側の紙が焦げる香りも加わる感じですかね、これを雑味と感じる人も居ると思いますが、私は外側加熱の方が吸い応えがあるように感じて個人的には好みです。
紙タバコ、特に重いタバコを吸っていた方などは同じように感じる方がおられるかもしれません。
15パフ制限ありかー、大丈夫かな?と思っていましたが、普通に吸っていると300秒で15パフって割と大変。
パフ数を数えながら吸っていたのですが、残り60秒くらいになって慌ててペースを上げて、13パフのバイブ通知も確認。
最後まで吸い応えが落ちることなく、満足感は高いです。
続いて、2度吸いに挑戦します。
通常の内側加熱であるUWOO S20を用いて1回普通に吸った後、UWOO Tantraで2度吸いします。
UWOO S20で一度吸った後のスティック、
内側加熱なので、外観には一切変化がありません。
これをセットしてスイッチオン。
やはり外側加熱の方が吸い応えがあるように感じるなぁ、と思うほど、普通に吸った時と遜色ないですね、
一度吸った後のスティックとは思えない程しっかりした吸い応えが味わえます。
ただ、これは他の2度吸いデバイスでもそうなのですが、2度吸いはセッション後半になってくると吸い応えが少しずつ落ちてきます、
外側から順に加熱されてゆき、内側加熱で使用された部分まで到達するのかな、と感じています。
なので、さすがに純粋に2倍吸える、とまでは行かないかな、と。
とはいえ、7~8割くらいは違和感なく吸える感じだし、捨てるだけだった使用済みのスティックでこれだけ吸えれば十分過ぎるのではないかと。
吸い終わったあとのスティック、
外側加熱で外装の紙にも焦げ目が付いています。
まとめ
最近、2度吸いをフィーチャーした外側加熱のiQOS互換機が増えてきました。
加熱式タバコって、本体コストよりもスティックのランニングコストの方が圧倒的に高いですしね、
本体なんて本家が格安で配っていたりする事もありますが、その本体で消費するスティックのランニングコストで十分元が取れるという算段なのでしょう。
アメスピ→VAPEの私としては、たまに加熱式を吸うと1本が結構あっという間に終わる感覚で「うわ早いな……これで1箱20本で○○円か……」ってなりがち。(アメスピは1本の燃焼時間がとても長いので……)
なので、スティックの2度吸いでランニングコストを抑えられるというのはかなり大きいのではと思っています。
体感ではさすがにコストが完全に半分とまではいかないかな?とは思いますが、それでもスティックの消費速度は確実に下がると思います。
よく吸う人ほど恩恵が大きいし、本体代の元はすぐ取れちゃいそう。
あと、個人的には外側加熱の吸い応えが好みなので、普通に吸うにもアリだと感じました。
販売情報
デジモクさんの公式ストア、および楽天、Amazonにて現在予約受付中、
5月下旬頃から順次発送予定とのことです。
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