Smoant LEVIN Kitのレビューです。
なるほどレビンですか、某漫画が出てからは86が再注目されていましたが、私の世代だと92から101がよく走ってました、ってそれじゃない。
小型のスティック型Podデバイスですが、1000mAhのバッテリーを内蔵して最大出力30wとなかなかパワフル。
エアフローコントロールも搭載しており、対応Podが0.6Ω/0.8Ω/1.0Ωと幅広い楽しみ方が出来ます。・
この製品は、Smoantさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
白地のパッケージに製品写真と、大きくLEVINのロゴ。
背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- Levin Pod本体
- 0.6Ω Podカートリッジ(本体装着済s)
- USB Type-Cケーブル
- ネックストラップ
- ユーザーマニュアル
Smoantさんのユーザーマニュアルは英語と中国語のイメージでしたが、今回は何故か英語とロシア語。
ネックストラップはバンドで止めるタイプの物が同梱されています。
外観・特徴
四角に近い形にして、コンパクトさを維持しつつバッテリー用の内部空間を確保している印象。
本体はアルミ製で軽量です。
ボディの下側、立体的に見える不思議な塗装が施してあります。(実際には平らです)
カラーバリエーションは5色
本体前面には細長いLEDインジケーターが埋め込まれています。
LEDインジケーターはグラデーションになっており、こんな感じで光ります。
充電用のUSB Type-Cポートは側面に付いています。
反対側にはスライド式のエアフローコントロールが付いており、ドローの重さを調整できます。
底面はシリコンパーツで封がされていました。
Podカートリッジはマグネット固定になっています。
初期装着のPodは、事故防止の為絶縁用のシールが貼られているので、これを剥がして使用します。
Podカートリッジ
コイルが内蔵された使い捨てタイプのPodカートリッジです。
リキッド容量は2ml、Pod素材は不明。
コイルはハニカム形状のメッシュコイル。
新設計コイルで、コイル寿命と一定のフレーバーを維持ずる力が上がっているとのこと。
マウスピースは幅広のダックビル形状になっています。
リキッド補充はトップフィルになっています。
マウスピース部分がキャップになっており、それを外すと注入口があります。
最初はキャップの固定が硬くて開けづらいのですが、
このタイプのキャップは本体に挿して後ろに倒すような感じで押し込むと開けやすいです。
キットに付属するPodカートリッジは0.6Ωの物が1つ。
別売りで0.8Ωと1.0Ωの設定があり、全部で3種類の抵抗値のPodが使用出来ます。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 99.45mm x 25mm x 15mm |
重量 | 39.5g |
リキッド容量 | 2ml |
バッテリー | 内蔵1000mAh |
コイル | 0.6Ω / 0.8Ω / 1.0Ω |
出力ワッテージ | 5~30w |
出力電圧 | 3.2〜4.2V |
スイッチ | オートパフ |
充電 | USB Type-C 5V/1A |
重量の実測40g、ほぼカタログスペック通り。
かなり軽量です。
使用方法
吸い込むだけでスイッチの入るオートスイッチを採用しています。
ボタン類等はなく、特別な操作はありません。
吸ってみる
Cloud NurdzのKIWI MELONを入れて吸ってみます。
注入口はユニコーンボトルのノズルがすっぽり入るサイズで、リキッドを入れやすいです。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
まずはKit付属の0.6Ωから。
最近はこのサイズのPodでもこのくらいのサブオームのコイルが吸えるようになってきてますね、
小さいのにかなりパワフルですし、ミスト量もかなりあります。
最大出力は30wとありますが、本体に搭載されたAnt-chipがコイルに合わせた最適な出力をバッテリー残量による減衰無しで固定で出力するようになっています。
エアフローコントロール全開で、少し抵抗感があるかな?くらいの軽めのドローですが、重めDLから軽めのMTLくらいで吸うことができます。
0.6Ωコイルだとこのくらいのドローが合っており、スパーッと気持ちよく吸うことができます。
味に関してはメッシュコイルと言うこともあって文句なし。
最近のメッシュコイルのコイルユニットはホントよくなっており、RBAより美味いな、と思ってしまうことがしばしば。
続いて0.8Ωを吸ってみました。
感想は0.6Ωとほぼ同等というか、これも結構パワフルに感じます。
エアフロー全開状態が重めDLくらいの重さなので、この抵抗値も全開のままでOKでした。
ここでエアフロー調整を試してみたのですが、スライド式の無段階と言うより、2段階調整くらいに考えておいた方がいいかな?
スライドレバーの両端に穴が開いており、完全には全閉にならず、大きい方と小さい方を切り替えるような感覚です。
一応中間で止めることも出来るけど、細かい調整はしづらいかも。
最後に1.0Ω
こちらは流石にMTL向きです。
エアフロー全開だと流石に物足りないですが、閉じた方に切り替えてMTLで吸うとジュワッと舌でフレーバーの味を楽しめます。
MTLと言っても重めのガッツリMTLと言うわけではなく、やや軽めのMTLになるので、ガチMTL派には少し合わないかもしれません。
ですがこれもメッシュコイルなので、フレーバーもよく出ているし、このくらいの重さがベストかな、という気もします。
まとめ
小さいけどパワフルなPodです。
バッテリー容量1000mAhはこのサイズのPodとしてはかなり大きく、0.6ΩコイルのPodで吸ってもかなりもちます。
エアフローの重さやコイルのミスト量から、軽めMTL~重めDLで吸う方に向いたデバイスかなと感じました。
3種類の抵抗値が全てメッシュコイルなので、しっかりしたミストと味の濃さを味わえます。
エアフローコントロールはスライド式ですが、あまり細かい調整には向かないように感じました、
ですが3種類のコイルそれぞれで「合ってないなぁ」と思うこともなく、私は特に問題には感じませんでした。
見た目は綺麗ですし、本体の塗装もユニーク。
レビンユーザーだった方、いかがでしょうか。
販売情報(20230622現在)
まだメーカーさんで発表されたばかりの新型なので、国内での販売情報はありません。
入ってくるかな?
海外を観てみると、Sourcemoreさんでプレオーダー状態になっていました。
表示価格$14.19、ログインすると$12.17になります。
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