Vaponaute – LA PETITE BOX VB22 購入|フランスメーカーの往年の名機のリファインモデル

Vaponaute LA PETITE BOX VB22の購入品レビューです。

フランスのメーカーVaponauteによるLA PETITE BOX、
ベテランVaperさんの間ではラプチという通称で親しまれているこのModは、発売から5年以上経過している古いモデルでありながら、
そのデザインと絶妙なサイズ感から未だに愛され続けているロングセラーModです。

流石に今となっては設計や内部基盤が古くなりましたが、Wismec製の基板を搭載している為カスタムファームウェアのArcticFoxなんかも入れられたりして未だ現役で使っている方も多いと思います。

今回のVB22は、そんなラプチが長年の時を経てリファインされたモデル。
デザインやサイズはそのまま、USBがType-Cに変更されており、チップやファームウェアのバージョンも上がって充電などが高速化されています。
また、ボディの素材が変更されてかなり軽量化されています。

私は初代ラプチの入手は比較的最近だったのですが、すっかり惚れ込んでしまっており、ファームウェアをArcticFoxに変えて自作のレザースリーブを着せてヘビーユースしているので、新型のVB22も欲しいなぁ、ということで、
Vaponauteの公式サイトで買おうとしていたのですが、どうしても買うことが出来ず、
問い合わせてみると今は日本には発送できないとの事。
以前は公式でも買えたハズなのですが……。

うーん、どうしようかなーって思いながら国内での販売価格を眺めたりしていたのですが、ある日zonovaperさんでかなりオトクな価格で販売されたのを見て飛びつきました。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

化粧箱に帯がかけられたパッケージです。

航空機をモチーフにデザインされたModということで、Mod本体を航空機に模したデザインのイラストが書かれています。

パッケージ内容

  • LA PETITE BOX VB22本体
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。

外観・特徴

510スレッドが若干沈み込んだ独特なデザイン。
中段のくびれが色っぽいです。

サイズ感はこんな感じ。

新旧ラプチを並べてみました。
右のシルバーが初代モデル。

初代ラプチをシルバーで持っていたので、VB22はブラックを購入しました。
並べてみても、デザインやサイズは完全に同一です。

拙作のレザースリーブも同じものが装着できる事が確認できて一安心。
公式のレザースリーブは同じ物が継続販売されているので大丈夫だとは思っていましたが、一応確認しておきたかった。

新旧モデルの外観上の違いは、USBポートがType-Cになった事と、バッテリーキャップがフラップ式からスクリュー式になった事。
初代のフラップ式のバッテリーキャップは開けやすくて好きなのですが、耐久性や衝撃などで不意に開いたりする事故を防止する為でしょうか。

ボディの素材が変わったそうで、重量は前よりもかなり軽くなっています。
初代の150gに対してVB22は96g、バッテリー込みにしても新型の方が軽いです。

金属製ボディで100g切りはかなり軽く感じますね。

本機の一番の特徴である、一段下がった510スレッド。
バッテリー格納部分より1cmほど下がった位置になっています。

これにより、装着できるアトマイザーの径に制限があります。
基本的には22mmまでとなりますが、一部23mmの物も装着可能。

昨今は24mm径の優秀なアトマイザーも多いので不便と言えば不便ですが、
多少の利便性を犠牲にしてもデザインを優先するという美学とも言えるかもしれません。

ステルスModという程でもないですが、この段差のおかげでアトマイザーの位置が少し下がるので、若干尺のあるアトマイザーも他のModよりスッキリ収まります。
そういった面を含めてのデザインだなぁと。

デザインのもう一つのアクセント、
綺麗に入れられたスリットと、その下のくびれ。

公式に、効率的でエルゴノミックというコメントがあるのですが、
握ってみるとこのくびれがいい感じに指にかかって確かに持ちやすく感じます。

前面、
丸型のファイアボタン、ガラスパネルの下に少し奥まって配置された液晶パネル、USB Type-Cポート、+/−の操作ボタン。

フィッティング

Ambition Mods GATE MTL RTA

Steam Ceave Aromamizer Classic MTL RTA

23mmですが乗せられます。

こちらも23mmですが装着可能。
ただ、AFCリングのローレットが若干出っ張っていてギリギリ干渉するかしないかなので、油断すると傷つけそう。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 46mm x 25mm x 79mm
素材 アルミニウム合金
重量 96g(実測)
バッテリー 18650 x 1 (別売)
充電 USB Type-C
出力モード VWモード
バイパスモード
温度管理モード(Ni/Ti/SS/TCR)
出力ワット数 1〜80w
温度管理 200°F〜600°F(100℃〜315℃)
出力電圧 1.0〜8.0V
対応抵抗値 0.1〜3.5Ω(VW)
0.05〜1.5Ω(TC)
チップセット AVATAR 2.0チップセット
(ファームウェア V3.0.4)

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
特に演出等は無く、一瞬でパッとついたり消えたりします。
起動も速くなった?

モード切り替え

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとモード切り替え状態になります。

一番上のモード表記が点滅し、+ボタン(右)を押すと切り替わります。
−ボタン(左)を押すと、点滅箇所が移動し、各モード固有の項目を変更出来ます。

POWERやBYPASSの時は、最下段の表示項目変更(アンペア/パフ時間/パフカウンター)のみ。

TEMP(温度管理モード)の時はそれに加えてPWR(動作ワッテージ)も変更可能。

TCRの時は、TCR値も変更出来て、M1〜M3まで3パターン記録できます。

キーロック

電源ON時に+/−ボタンを同時に長押しすると、+/−ボタンをロックできます。

ステルスモード

電源ON時に−ボタン(左)とファイアボタンを同時に長押しすると、ステルスモード(パフ時に画面を暗くする)の切り替えが出来ます。

プレヒート設定

電源ON中に+ボタン(右)とファイアボタンを同時に長押しすると、プレヒートの設定メニューが表示されます。

液晶表示反転

電源をOFFにした状態で、+/−ボタンを同時に長押しすると、液晶の表示を上下反転します。

……いる?

まとめ

やはりラプチはカッコカワイイ。

サイズやデザインは変わらないので、使用感は前のラプチそのままです。
ただ、一緒に使っていると重量差は結構感じますね。

Type-Cになったということ、チップが新しくなったということで、パフォーマンスも上がっています。
初代はすぐに狐にしちゃいましたが、VB22はそのまま使っていて特に不満はないですね。

新チップもWismec製なのかな?液晶の表示は前と同じだし。
こちらも狐は入るのだろうか?ごめんなさいまだ試していません。
その件すっかり忘れていたので、今日帰ったら試しにPCに接続だけしてみます。
(出来ればこっちはそのまま使いたいので、ツールで認識するところまで…。)

↑認識しませんでした、だめみたい。

22mm(23mm)しか乗せられないというデメリットは、愛で乗り越えましょう。
発売から長年経過しているのに未だに愛されているという事からも、些細な事だということがわかります。

昔からファンも多いですし、よいModですね。

私は今回zonovaperさんで購入しました。

7,700円送料無料という価格で速攻飛びつきました。
(公式サイトの€49+送料と殆ど変わらないレベルだったので…)

ですが、流石に速攻で売り切れちゃいましたね…。

あまり数入ってくるModではないですが、探すと国内ショップにてチラホラ取り扱いを見かけます。
価格は結構まちまちで、8000〜10000弱くらいかな。
初代はに比べて、新モデルは大分価格が下がっていますね。

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