Airphar Aircig レビュー|普段の紙巻きタバコがそのまま加熱式に早変わり!2023/10/26より一般販売開始

普通の紙巻きタバコを加熱式として吸える、Airphar Aircigのレビューです。

これまで、シャグ用のヴェポライザーで紙巻きを切って吸える物もありましたし、紙巻きをカットして使う専用機などもありました、
ですが、今回のコレは、紙巻きを1本そのまま差し込んで、紙巻きのフィルターを通して吸うタイプとなっています。

従来のような、コストダウンを主目標とした物ではなく、
TPOに応じて普段の紙巻きと加熱式の使い分けが出来るデバイスといった位置づけですね。
”電子タバコのみOK”な店などで普段のタバコがそのまま吸えるというのがメリットになると思います。

国内で電子タバコショップ”デジモク”を展開されている株式会社シェードさんが現在クラウドファンディング展開されており、既に目標金額700%超えを達成されているそうです。

追記

クラウドファンディングは目標金額を大幅に上回る結果となったそうで、
2023/10/26より一般販売開始しました。

販売リンクへ

この製品は、株式会社シェードさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

しっかりと作られた厚手の化粧箱に入っていました。

パッケージ内容

  • Aircig本体
  • USB Type-Cケーブル
  • クリーニングブラシ
  • 取扱説明書

日本の企業さんが参画しているので、ちゃんと日本語の取扱説明書が付属しています。

外観・特徴

外観は一般的なヴェポライザーといった感じですね。

表面は綺麗なメタリック塗装になっています。

サイズ感はこんな感じ。

前面に丸いボタンが1つ付いています。
全ての操作をこのボタンで行います。

上部、
通常のヴェポライザーならマウスピースに当たる部分ですが、このデバイスの場合はフィルターの差し込み口になっています。

その横には液晶画面が入っており、
設定温度、稼働時間、バッテリー残量、吸った本数カウント、加熱モード
の表記があります。

底面には充電用のUSB Type-Cポートと、
チャンバーにタバコを差し込む差し込み口があります。

差し込み口は入り口持ち上がるようになっており、
タバコを抜く際に摘まむ部分を確保できるようになっています。

スペック

使用してみる

いつもサイズ比較に使っているアメスピは以前吸っていた物で、未開封なので中身は入ってるけど、あのタイプの物はもう手に入らないと思うので開けたくない……。
ので、今の14本入りのアメスピを用意しました。

1本取り出して、フィルター部分をちぎります。

タバコ部分は底面から差し込み、フィルター部分はマウスピースに差し込みます。

ボタンを3秒ほど長押しするとバイブがブルッと震えて加熱が始まり、
温度表示の下のタイマーがカウントアップを始めます。

35秒経過すると予熱が完了し、バイブがもう一回ブルッと震えます、そうしたら喫煙可能。

感覚としては、完全に加熱式タバコですね、
タバコ葉を蒸して吸っているようなあの感じです。

iQOSなどと比べると煙の量は少なめ、普通に吸っていると全然出ないくらいです。
意識的に煙が出るような吸い方をしてようやくほんのりと白い物が見えるくらい。

iQOSのスティックなどと違って加熱式用に作られた物ではないので、蒸気発生用の添加物などが含まれておらず、若干ボリュームダウンするのはやむを得ない点。

ですが、あの特有のコーンスターチの香りが苦手でiQOSをすぐやめてしまった自分としては、むしろこちらの方が好ましいです。
香り自体は愛用していたアメスピの慣れ親しんだ香りです。

気になったのは、吸っていると本体が結構熱くなる点ですかね、
長いタバコを差し込んで上から下まで全体的に加熱しているからなのだと思うのですが、握っていると結構熱いです。

吸い終わったら、底面の蓋を開けて、下からタバコを引き抜きます。

これが若干引き抜きづらい。
多分ですが、特にアメスピは葉が一杯詰まっているのでギュウギュウなのかなと思います。

出っ張りがこれだけだと私の指では摘まみにくく、かなり引き抜きづらかったので、もう少し余裕を持って差し込んだ方がよさそう。

あとは上のフィルターを抜いて終了です。

加熱温度調整

スタンバイモード(加熱していない時)にボタンを素早く5回押すと、温度表示が点滅を始めます。
この時にボタンを押すと、設定温度が上がってゆき、最大280℃まで上げることが出来ます。
280℃から更に上げると、再度210℃まで下がります。

デフォルト設定の230℃と、最大の280℃と両方試してみたのですが、
230℃だと、香りはいいけど吸い応えはもうちょっとかなーって感じだったのが、280℃だと結構ガツンときます。
煙も割と出ますね。

ただ、280℃設定で吸っていると、本体がもの凄く熱い!
その後は、少し下げて270℃→260℃って感じで吸っていました。

加熱モード設定

スタンバイモード(加熱していない時)にボタンを8秒長押しします。
3秒の辺りで加熱開始のバイブが1回震えますが、無視して押し続けていると、再度バイブが震えます。

そうすると、液晶右下の加熱モード表記の部分が点滅を始めます。
この状態でボタンを押すと、モード1~5の間で切り替えることが出来ます。

5つのモードの違いは、予熱時間、加熱時間の違いですね。
モード4が1本を一番長く吸う事が出来ます。

まとめと雑感

これまでも、紙巻きタバコが流用できる加熱式デバイスは色々出ていますが、特に外出先などでの使い勝手としては一番自然に使えるのかな、と感じました。

紙巻きをカットして使用、となると外で使うにはちょっとハードル高くなりますしね。
これも、フィルターをちぎる手間はありますが、それくらいなら外でも割と自然にやれますし。

その反面、コスパ的なメリットはありません。
1本丸々使って1セッションですからね。
一応、1本入れて2回吸っても吸えてしまうのですが、入れたタバコを焦がしすぎてしまうと引き抜きにくくなったのであまりオススメはしません。(試してみて後悔しました)

アメスピとかだと他のタバコの倍近い時間吸えてしまうので、逆に火を付けるよりコストは上がるかもしれませんね……。

でもまぁ、iQOSもコスパ的には紙巻き1本吸うのと変わらないですし、特に問題にする部分でもないかもしれません。

一番のメリットは、”電子タバコのみOK”な店でも普段吸っているタバコがそのまま吸えることでしょうか。
私はもう外で紙巻きを吸う事はなくなったのですが、最近ホント増えましたね、電子タバコのみ吸える店。
外出先だとヴェポに葉を詰めたりタバコをカットしたり等しづらいと思いますが、これだとちぎって挿すだけなので使いやすいかな、しかもいつものタバコの香りで。
あと、使用中の図がiQOSライクなので悪目立ちもしにくいと思います。

使っていて気になった点は、上に書いたとおり本体が割と熱くなることと、
差し込むタバコ部分が長いので、引き抜きづらい時が結構ある事かな。
これは上に書いたとおり、葉がぎっしり詰まったアメスピを使用したせいもあるのかもしれませんが……。

少し深く差し込んでしまうとかなり苦労します。
意識的に少し軽めに差し込むようになりました。

フィルター部分からの貫通穴でもあれば押し出せるのになぁと思った次第。

これ、いずれ更に進化して、上から直接差し込むだけで使えるデバイスなんて物が出たら更に楽になるしめちゃめちゃ受けそうだなぁ、なんて思ったりしました。

一般販売開始しました

2023/10/26より一般販売開始となりました。

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