CoilART MAGE RTA V2 レビュー | デュアルもシングルもイケるクラウドチェイサー。漏れなさも優秀。

今回はこのシブいやつです。

CoilART MAGE RTA V2

カッコイイすねこれ。
デザインは完全に俺の好み。
こういう無骨でゴツい感じのは大好物です。

CoilART MAGEというと、過去にクリアロマイザーとRTAがあったんだけど、
これは、その2つを融合させたような感じ?

外観のデザインはクリアロのMAGE Sub Tankに近いですな。

この製品はGearbestさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

パッケージ

しっかりした紙箱に入ってます。

  • 本体
  • 5.5ml樹脂製チューブ
  • 六角レンチ
  • 810→510ドリップチップ変換アダプター
  • 予備イモネジ
  • 予備Oリング
  • 品質チェック合格証

付属品はシンプルっすね。
マニュアルとかも入ってなかった。
確かにアトマのマニュアルってもう殆ど読まないけど、無いと無いでちょっと寂しい。

左が510変換アダプター、金属製で、キャップに合わせたメッシュ模様の加工がされています。

右は標準の810ドリップチップ。樹脂製です。

 

外観

キャップとデッキのメッシュ加工がシブい。
あと、これが滑り止めになって開けやすいです。

5.5mlタンクに換装するとこんな感じ。
この膨らんだタンク、個人的にはあまり好みじゃないのよね…。
標準のガラスタンクでも3.5mlあるので充分かと。

色合い的に、もしかして?と思って、
Nunchaku Modに乗せてみたらめちゃめちゃマッチしました。
(MODにめっちゃファンシーなシール貼られまくってるけど…。)

Aegis Legend MODと。
こういう無骨なデザインのMODとはとても相性がいい。

先日買ったばかりのiStick Pico Sにも載せてみました。
これもいいすね。
ゴツ目のMODには大抵似合いそう。

構造

 

 

バラしてみる。

タンクはトップパーツとデッキで挟む形になっているので、リキッドが残っている時はデッキへのアクセスが厳しいかも。
トップパーツ側が若干しっかり目に止まっているので、慎重にやればなんとか。

底面。
ポジピンの出っ張りは1mmくらいですかね。

デッキがなんか凄い。
色も派手だし、エアフロー穴が無数に開いてます。
見るからに爆煙向きのスカスカエアフローっすね。

デッキはポストレスデッキで、デュアルもシングルも組める形状。

コイル足の長さ調整は必要だけど、それにさえ慣れちゃえばビルドは結構楽。

チャンバーの内側は緩やかにテーパーがかかってます。

エアフローはボトム。
メガネのような独特の形状。

デッキの感じからスカスカエアフローかな?って思ってたけど、
ここで絞ると案外重くもなります。

リキッドはトップフィル。
トップキャップはねじ込み式です。

デュアルでビルドしてみる

エアフローの流量多そうなので、Demon Killerのクラプトンを使ってみます。

カンタルクラプトン 26+32ga 6巻デュアルで0.47Ω

エアーがよく当たるように、デッキのアールに沿ってちょっと開き気味で配置。

ウィックも供給重視で結構しっかりと漉きます。

リキッドはWichers BrewのLevel1 Elixir
35wで吸ってみます。

お?スカスカで凄い大味になるかと予想してたんだけど、結構しっかり味が出る。
ちょっと絞り気味にするといい感じ。

こういったクラウドチェイサーのアトマイザーによくある、ミストを暴力的に押し込まれるような感覚はあまりなく、滑らかなミストがスムーズに入ってきます。
その辺はクラプトンだたらかな?

エリクサーは高温向きではないかもなぁって思いつつも、クラプトンのミスト量なら?っていう期待があったんだけど、結構ハマったかも。

シングルでビルドしてみる

上記設定で数日使用した後、今度はシングルでもビルドしてみました。


エアフロー流量に負けるのが怖かったので、
シングルでミストを出したい時に愛用しているDemon Killerのエイリアンワイヤーを使ってみます。

カンタルエイリアン 0.3×0.8+32ga 5巻シングルで0.47Ω
奇しくもデュアルの時と同じ抵抗。

デュアル用にジュースホールが広めなので、シングルで小さめのコイルだと隙間が空くかも。
デッキ形状からも、ちょっと大きめのコイルが合うと思います。

シングルにすると、左右のエアフロー穴からは相当遠くなるし、厳しいかな?って思ってたんだけど、
吸ってみてビックリ、シングルでもかなり味が出る。
というかヘタするとデュアルの時より出てる。
この感じだと、エアフローは主に下から吹いてて、左右は補助的な感じなのかな?

ワイヤーの選択がマッチしたのかもだけど、ミスト量も充分だし、これはこれでいいかも。
ただ、時々スピットバックがパチっとくるのが気になった。

デュアルの時は滑らかなミストがモワッと口に広がる感じだったけど、シングルの時はちょっと濃い目のミストがストレートに入ってくる感じかな。
結構性格が変わるので、リキッドによってはシングルの方が合うものもありそう。

これ、単線だとどうなるのかな?デュアル/シングル共に気になる。
ちょっとまだ試せてないけど、試したらまた追記するかも。

漏れについてと、まとめ。

レビューのために一週間ほど使用しました。

途中でビルドしなおしたりとか、ウィック変えたりとかリキッド変えたりとかで何度も開けたりしてたし、
職場に持参してたので鞄で自転車に揺られたりポケットに入れて歩いたり。

結構ハードに扱ったので流石にちょっとくらいはお漏らしするかなーって思ってたけど、今の所一切漏れてないです。優秀。

味も、構造を見た時は大味かなって予想してたけど、この手のクラウドチェイサーにしては充分すぎるほど出てます。優秀。

工業製品チックな無骨なデザインも好みだし、作りもしっかりしてるし、個人的にはかなり高評価ですね。

これから夏に向けて、サッパリ系のリキッドを吸う機会も増えていくだろうから、こういった低抵抗で吸えるアトマイザーは大活躍しそう。

https://goo.gl/UqUyo7

コメント

  1. まー より:

    こんにちは!

    僕もこのアトマイザーに興味をもって購入しようかと思っていたのですが、このタイプは自分で綿(名前がわからずすみません^^;)みたいなのを巻くタイプなのでしょうか?

    また、付属品を見る限りついていないと思うのですが、綿のおすすめはありますか?

    • Marz より:

      こんにちは、コメントありがとうございます!

      これは、RTA(Rebuildable Tank Atomizer)と呼ばれる物で、加熱用のコイルを自分で巻いて、中にコットンをセットする必要があります。
      昔の記事ですが、こちらの記事でRTAについて解説しているので、よろしければご覧ください
      https://marz04.net/archives/793
      最低限必要な道具などもこちらに記載してあります。

      コイルは、専用のワイヤーを買ってきて自分で巻く必要があります。
      最初はカンタルA1という素材の24か26という太さの物を探されると良いかと思います。

      買いやすくて安い物だとこの辺りでしょうか
      https://item.rakuten.co.jp/flavor-kitchen/8260101/

      また、プリメイドコイルといって予め巻いた状態で売っている物もあります。
      これだと楽なのですが、買ったことがないのでちょっとオススメはわかりません…すみません。

      コットンはVAPEの専用品もありますが、最初は無印良品の生成カットコットンで十分かと思います
      無印がお近くになければ薬局などで化粧用のオーガニックコットンなどでも。
      沢山入っていて安いのでドンドン交換しても平気ですし、練習にも向いていると思います。

      ちょっとハードルが高く感じられるかも知れませんが、慣れると楽しいので是非!

      ただ、このアトマイザーはもう2年近く前に発売された少し古いモデルになるので、入手は困難かもしれませんね…
      カッコイイんですけどね。

      • まー より:

        詳しくありがとうございます!

        Vapeの奥深さを知れて楽しいです^^

        参考にさせていただきますね!

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