WEECKE C-VAPOR 4.0 レビュー|人気の定番ヴェポライザーが大幅モデルチェンジ

WEECKE C-VAPOR 4.0 レビュー|人気の定番ヴェポライザーが大幅モデルチェンジ

WEECKE C-VAPOR 4.0のレビューです。

WEECKEのC-VAPORはエントリークラスのヴェポライザーの中では定番とpも言える機種で、ヴェポライザーを始める際にまずこの機種を勧められたという方も多いかと思います。

うちには前バージョンの3.0があるのですが、なんだかんだで使いやすく、他と比べても出番の多い機種ですね。
あくまでVAPEがメインで時々吸う感じなので、使いやすさ重視というか、気分転換にサッと吸う感じで。

2.0→2+→3.0とマイナーチェンジのような形でバージョンアップが続いてきましたが、今回の4.0はデザインから大幅に変わっています。

サイズは一回り小さくなり、バッテリー容量アップや喫煙時間延長機能など、機能的にも大幅にグレードアップしています。

この製品はVAPONAVIさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

3.0からの変更点

  • 本体デザインが変更され、一回りサイズダウンしました。
  • バッテリー容量は2300mAh→3000mAhに大幅アップ。
  • 5V2A急速充電に対応。
  • 喫煙時間の延長機能を追加。
  • エアーパス構造の変更により葉詰まりを抑え、掃除も可能になりました。
  • 新開発の多孔質セラミックフィルター
  • ヒーターの改良により熱伝導効率を向上、立ち上がりが早くなりました。
  • 温度調整が160℃→240℃の9段階に(前作は230℃まで)

持ち運びに便利なヒーティングチューブスペーサーは以前からの物を引き続きそのまま使用可能です。

パッケージ

前作同様、白ベースのシンプルなパッケージです。

パッケージには、Limited Edition For JAPANの表記。

ヴェポナビさんがメーカーと直接交渉し、日本限定版としてパッケージされた商品となります。

パッケージ内容

  • C Vapor 4.0本体
  • USBケーブル
  • 取扱説明書
  • ヒーティングスペーサー
  • シリコン製マウスピース(予備)
  • 予備パーツ(セラミックフィルター、メッシュスクリーン、シリコンリング)
  • パッキングツール
  • チャンバー用クリーニングブラシ
  • エアーパス用クリーニングブラシ

日本限定版なので、マニュアルも日本語でしっかり書かれた物が付属しています。

外観

前作より高さがかなり抑えられており、そのせいでかなり小さくなって見えます。

サイズ感はこんな感じ。
実際かなり小さいですね。

3.0と並べてみました。
横幅と厚みは少しだけ上がってますね。

3.0まではスキットルのようなカーブのある形状だったのに対し、4.0はオーバル型になっています。

分厚くなったように見えますが、横幅はどちらも26mmなので、出っ張った部分での幅は同じのようです。

持ってみると、なかなかいいサイズ感です。

側面にある操作ボタン。

前作までは1ボタン式でしたが、4.0は3ボタン式になり、温度調整の操作性が上がっています。

液晶画面は上面に。

バッテリー残量、設定温度/残り時間、現在温度と最低限の表示。
液晶はくっきりとしてかなり見やすいです。

底面にはエアーパスの吸気口と充電用のUSBポートがあります。

ドローの重さは3.0でも調整出来ましたが、更に細かく調整出来るようになっていますね。

全開状態の丸い穴と、反対側には無段階調整のスリットがついています。
両者の間には軽めのノッチがついており、回していくとカチッと切り替わります。

標準のマウスピースはガラス製。
シリコン製の物が付属する他、510規格なのでVAPE用のドリップチップも使用できます。

詳細

スペック

本体サイズ 53mm x 26mm x 100mm
バッテリー容量 3000mAh
加熱方式 コンダクション式
充電 DC 5V/2A急速充電対応
温度レンジ 160℃〜240℃ (10℃刻み)
連続吸引可能時間 240秒(+180秒)
保護機能
  • オーバーヒート保護
  • 過放電保護
  • 過充電保護

マウスピース

マウスピースはガラス製とシリコン製の2つが付属

シリコンの方が少し径が広いですね。

ガラスの方にはスリムフィルターがピッタリ入ります。

吸った感じが喉にキツすぎる場合に緩和させたり、ドローを重くしてタバコの感覚に近づけたりできます。

マウスピースの下側にはセラミックフィルターとメッシュスクリーンがついています。

汚れたらこのように取り外して洗浄・交換できます。

チャンバー

チャンバーはセラミックチャンバーです。
セラミックチャンバーは蒸気の味がクリアになる他、掃除も非常に楽です。

チャンバー内部は3.0よりも更に滑らかになってる気がします。
3.0では全然出来なかったシャグポンが、4.0だと楽々出来ちゃったりします。

ヒーティングスペーサー

C-Vaporはヒーティングスペーサーという物があり、
これに予め葉を詰めておくことで、葉の出し入れを楽にすることができます。

セラミックチャンバー直に比べて少し喫味は落ちますが、持ち運ぶ時などに便利。

ヒーティングスペーサーは1つ付属している他、別売りもあります。

付属品のスペーサーはただの筒ですが、別売りの方は底がメッシュになっているので、持ち運びにはより便利かも。

使い方

シャグ(手巻きタバコ)の葉をチャンバーに詰めます。

この詰め具合によっても喫味が変わってくるので、色々試して好みの所を探す感じで。
自分はしっかり目に詰めて低温でじっくりが好みです。

また、iQOSのヒートスティックのフィルターを切って入れたり、普通の紙タバコを切って入れて吸うことも出来ます。
ただやはり、シャグが一番美味しく吸えるかな、と思います。

iQOSや紙タバコは3.0の記事の方で試しています。

葉を詰めてマウスピースを取り付けたら、パワーボタンを5回連打すると電源が入り、バイブが震えつつ、すぐに加熱が始まります。

側面の調整ボタンで好みの温度に調整しておきます。
設定温度に達したら再度バイブが震え、喫煙可能になります。

この加熱速度がかなり向上していますね。
20秒かからないくらいで加熱完了します。

表示温度はあくまでチャンバーの温度なので、中の葉がしっかり加熱されるまでは少し物足りなさを感じるかもしれません。
吸っていると徐々に味が出てきます。
葉に寄りますが、大体30~60秒くらいでピークがやってくる感じ。

喫煙可能時間は加熱完了から240秒。

残り時間が180秒を切ると、液晶の上段の表示が残り時間のカウントダウンに切り替わります。

残り時間が10秒になるとバイブが震えるので、その間にパワーボタンを押すと、残り時間が更に180秒延長されます。

最終的に、残り時間が0秒になると自動で電源がOFFになります。

吸い終わったら、チャンバー内のタバコ葉を排出します。

チャンバーから塊のままコロッと出てくる状態をシャグポンというのですが、
この機種、シャグポンが容易に出来ます。

自分は結構しっかり詰めるタイプということもあり、C Vapor3.0だとシャグポン全然出来なかったのですが、4.0だと毎回シャグポン出来ています。
チャンバーのセラミックの質が良くなったのかな。

なかなか出てこない時は、エアーパスを全開の状態にして、そこからふっと息を吹き込んでやると出てくると思います。

これでも出なかったら、パッキングツールなどを使用して掻き出しましょう。

チャンバー内の汚れが気になってきたら、クリーニングブラシで掃除してやります。

また、エアーパスの方も、細い方のブラシを下から差し込んで掃除できます。

色々なシャグを吸ってみる

基本的に、温度は190℃、エアーパスは全閉です。

全閉だとドローは結構重くなりますが、まだ吸える位の重さ。
個人的に重めのドローが好き。

VAPEで言うところのMTLとDLの中間くらいの吸い方になるので、タバコとは若干間隔は異なります。

チェ・赤

ヴェポライザーといえばまずチェの赤といったイメージがあります。
大抵のヴェポによく合うんですよね。

C-Vapor3.0でもよく吸っていました。

やはりこれは安定です。
香ばしい香りも良く出るし、臭みもありません。
3.0よりもクリアに感じますね、雑味がないというかイガイガしないというか。

吸った感覚はタバコに近いですが、キックはそれほど強くなく、香ばしさを味わいながらゆったり吸う感じですね。

COLTS グリーンティ

これもかなり好きなシャグです。
結構昔から吸い続けてるやつ。

着香系はどうかなー、と思ったけど、これはアリですね。
元々好きなシャグだというのもありますが、茶葉っぽい香りがじわっと出て好み。

Stanley カシス

これも好きなやつ。

カシスの酸味もしっかりあり、ジューシーな感じ。
ただ、延長まですると後半は香りが落ちてきて、ちょっとピークが短いかなー、という気はしました。
キック感やタバコの香りは最後まで続きます。

COLTS アップル&シナモン

これも好きなシャグなのですが、ちょっと合わなかったかな?
若干乾燥気味だったので状態も悪かったのかもしれませんが、ちょっとイガイガしてあまりアップルの酸味を感じず、普通のタバコを吸っている感じでした。

これは加湿して再度挑戦したい。

まとめ

今回、デザインやサイズから大幅に変えてきているだけあって、各部がかなりグレードアップしています。

3ボタンになっているのも使いやすいし、エアーパスの掃除が出来るのも長く使えていいですね。

あと、延長機能、これ素敵です。
いつも、1セッションでは物足りなくて、大体2セッションずつ続けて吸うのですが、延長込みで7分というのは自分には結構丁度いい長さ。

ただ、延長の受付が10秒というのは若干シビアか。
ぼーっと吸ってるとたまに押し忘れる。

一番よく吸っているチェの赤での感想で言うと、喫味が3.0よりクリアになったというか、雑味が減ってる感じがしました。

フルモデルチェンジで正統進化って感じですね。

かなり売れているようで、初回分は完売し、次回入荷分の受付中のようです。

amazonの方は15日入荷予定とあったので、こちらはもう入っているのかな。
製品ページからも誘導されていますし。