お茶系リキッドは好きだし、紅茶リキッドも好き。
ならば抽出とかしてみたら幸せになれるんじゃないかと。
思い立ったが吉日、早速やってみました。
抽出と言っても、PGに紅茶葉を長期間つけ込むだけの簡単な作業です。
時間はめちゃめちゃかかっちゃうんですけどね。
抽出開始
紅茶葉はこれ、TWININGSのアールグレイ。
ティーバッグでなく、一応リーフティーの物を買ってきました。
ただ、うちでは基本ティーバッグばかりでこういった物を飲む習慣がないので、その後ずっと残っています…。
抽出用のボトルはダイソーの100mlガラスボトルを使いました。
ボトルを煮沸消毒して、よく乾かします。
PGには殺菌作用があるので大丈夫だとは思うけど、長期間放置するので念の為。
紅茶葉15gに対してPG50mlの比率がよいようなので、まずは紅茶葉を15g計量します。
続いてPGを50ml計量。
PGをボトルに注いで、このまま冷暗所で保管します。
抽出の途中経過
3週間経過した時に一度様子を見てみました。
大分PGに色が付いてきています。
抽出終了
抽出開始から8週間経過しました。
PGがもう真っ黒になっています…。
ここで抽出終了とします。
コーヒーフィルターを使って濾過します。
水に比べて若干粘度があるので、埃等が入らないように軽くラップを被せて1時間くらい放置しました。
濾過したらこんな感じに、どす黒い液体が。
15mlボトルに1本半、大体25mlくらいかな?
入れたPGの半分くらいは吸収されちゃってますね。
香りはかなり強めの紅茶の香りです。
吸ってみる
Wasp Nano Ni80 24g 7巻 0.5Ω
5mlのベース液にまずは5滴垂らして、混ぜ即で吸ってみます。
スティープ必要そうだけど、8週間も待ったし、もうこれ以上待てなかった。
吸ってみた感じ、かなりリアルな紅茶ですね。
って、紅茶から抽出してるから当たり前なんだけど、
特に後味の再現度が凄いです。
お茶を飲んだ後のほんのりとした苦みがそのまんま出ています。
トップはやや弱めですかね。
混ぜ即だからかもしれないですが、吸った瞬間はPGの苦みとかVGの甘みをそのまま感じてしまいます。
この辺りを他の香料で補って、フレーバーティ風にしたらかなり美味しくなりそうな気がします。
今回はガンクの検証をしたいので、出来れば他の香料を入れずに暫く吸いたい。
ってことで更に紅茶を5滴追加し、ステビアを数滴足してみます。
うん、これだけでも結構吸える。
贅沢を言うとやはり吸った瞬間のトップノートがもう少しだけ欲しい感じはしますが、これだけでもかなりリアルな紅茶です。
紅茶の味としては十分なんだけど、多分VAPEで吸うと+αが欲しくなるんだろうなぁ。
ガンク検証
抽出紅茶はガンクが凄い、というのをよく聞いていたので、
ひとまず作成した5mlが残り半分くらいになるまでそのまま吸い続けてみました。
あれ?思ったほどでもないかも?
しっかりと漉したからかな?
コットンとコイルの接触部分とかが若干黒くなってきてる感じはありますが、これだけの量吸ってこれならまぁ。
自家抽出物なので人にあげる用途には使う予定ありませんが、自分用に使う分には十分すぎる感じですね。
これだけあれば、この秋~冬は美味しい紅茶リキッドが吸えそうです。
こんばんは
私もコーヒー&紅茶の自家抽出やってます(リキッドの自作を始めてすぐくらいからでしょうか…)。
コーヒーメジャー/ティーメジャーで、挽き豆/茶葉それぞれ1杯に対して、同量(一般的なメジャーだと約25cc程度)のPGをビーカーorメイソンジャーに混合し、家庭用の湯煎器(無ければ、普通に鍋&温度計)で
紅茶/55〜60℃ x 20min±5min
コーヒー/80〜90℃ x 20min±5min
※茶葉の種類や豆の焙煎度で変更。
抽出温度/時間による、味/風味の出方はリアルコーヒー/紅茶と同じように感じます。
てな感じです。常温での抽出はやった事がないですが、上記のやり方で抽出→VG混合後は24〜48hスティープで使ってます。
ちなみに、抽出用/普段飲み兼用で
コーヒー豆=UCCのやつ色々
紅茶=フォション or フォートナム&メイソン
を使ってます。
長文駄文失礼しましたm(_ _)m