Lost Vape Centaurus B60 AIO Kit レビュー|Lost VapeさんもBOROに参入。手軽に使える内蔵バッテリー版

Lost Vape Centaurus B60 AIO Kitのレビューです。

Lost Vape
「Lost Vape」の記事一覧です。

ハイエンドのイメージが強かったBOROデバイスですが、ここ1~2年で大手マスプロメーカーがBOROデバイスをリリースしており、最近ではかなり身近な存在になりましたね。

お手頃な価格で購入できる共通規格のAIOというのはやはり有り難く、気軽に色々なメーカーの本体やタンクなどの組み合わせを楽しめるようになってきました。

そして今回、Lost VapeさんもBOROに参戦です。
これまでテクニカルModの名称として使用されてきたCentaurusの名を冠したBORO AIOで、
18650バッテリー交換式+RBA PodのB80と、内蔵バッテリー+コイル交換式PodのB60の2機種を投入。
今回は内蔵バッテリーのB60の紹介となります。

Lost Vapeさんはマスプロメーカーの中でも高級路線で、”他よりちょっと高めだけどやはりイイ”といった感じのデバイスを数々ヒットさせて来ました。

最近は低価格路線も充実させてきており、今回のCentaurus AIOも割とお求めやすい価格帯の製品です。
しかしそこはLost Vapeさんだけに、作りは凄くしっかりしておりかなり上質です。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

パッケージカラーはボディの色が反映されているのかな?

背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

パッケージ内容

  • Centaurus B60 AIO本体
  • UB AIO Pod(本体に内蔵)
  • USB Type-Cケーブル
  • 510ドリップチップx2種
  • UB Ultra Coil M7 0.2Ω
  • UB Ultra Coil M8 0.3Ω
  • メタルスピナー
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルはしっかりした冊子、
多言語で書かれていますが日本語の記述はありません。

外観・特徴

内蔵バッテリーと言うこともあって、BOROのAIOの中では割とコンパクトな方なのではないでしょうか。

と思ったものの、横幅が細めだからそう見えているのかな
高さと厚みは割とあるので、総合的にCthulhuあたりとトントンといった感じでしょうか。

外装のポップなカラーリングと、パネルの柄に目が行きますね、オシャレ。
プリントではありますが、立体感のあるスパッタリング塗装です。

カラーバリエーションは8色。
大きく、上段のクリアパネルと、下段のカラーパネルに分かれています。

持ってみて、しっかりした作りだなぁという感想を持ったのですが、Zinc Alloy(亜鉛合金)による一体成形だそうで、かなり剛性が高そうです。

バッテリー交換式のCentaurus B80は他の多くのAIOと同様フロントパネルにボタンがあるのですが、このCentaurus B60はボタン類がサイドに設けられています。

液晶画面や+/-の操作ボタンも表に出ているので、通常のテクニカルModなどと同じ感覚で操作できます。

タンク格納側のパネル、そして側面にはエアフロー吸気用のスリットが開いています。

底面にはベントホールが設けられていました。

パネルはマグネット固定で、両面取り外せます。

片面にはUSB Type-Cポート、もう片面にはBOROタンクが格納されています。

トップ側は510ドリップチップが装着出来るようになっています。

他のBOROデバイスと同様に、この台座を緩めてタンクを取り外す仕様。

これがなかなか回しづらいのですが、専用のスピナーが付属しており、それを使用すると楽に回せます。

UB AIO Pod

コイル交換式の、俗に言うクリアロタイプのBORO規格タンクです。

バッテリー交換式のCentaurus B80にはRBA Posが付属しているようですが、今回の内蔵バッテリー式のCentaurus B60にはこのクリアロタイプのPodが付属しています。

リキッドの注入はタンク前面から。
タンクを本体に取り付けたままでもリキッドの補充が可能です。

ボトム部分にはエアフローコントロールリングが付いています。
リングを回すことでドローの重さを無段階調整出来ます。

コイルはOリング固定となっており、底面から真っ直ぐ差し込むだけで装着できます。

付属コイルは0.2Ωと0.3Ωの2種類、爆煙系ですね。

このほかにも0.15Ωの設定があります。
こういうAIOでコイルが爆煙系オンリーってなかなか珍しい。

タンク側のパーツがこれだけ出っ張っているので、リキッドが半分くらい残っていてもコイル取り外し可です。

注意:UB AIO TankはCentaurus専用

Centaurus AIOはBORO規格なので、勿論他のBOROデバイスと互換性があります。
CthulhuさんのBOROタンクをCentaurus B60 AIOに装着して普通に使えることは確認できました。

この時は「あー、双方互換ありだな」って思っていたのですが、

後ほど、コイルとリキッドを入れたあとで、改めてUB AIO PodをCthulhuに入れてみたら、こちらは使用出来ませんでした。

理由はコイルユニットに対応させるためで、
通常のBOROタンクは、底面には+端子のみがあり、-は上部からボディアースのように流すのですが、

コイルユニットは+(内周)も-(外周)も底面にあるので、本体側に+端子、-端子と2本の端子が付いています。
Centaurus B80も同じ仕様のようなので、コイルユニットを使うUB AIO PodはCentaurus専用となるようです。

RBAのCentaurus BORO Tankの方は通常のBOROタンクと同じ仕様のようですが、
こちらも買ってみたので、届いたら改めて検証します。

詳細

メーカー公式

B60とB80が同じページで紹介されています。

スペック

サイズ 43 x 25.5 x 85mm
素材 Zinc Alloy(亜鉛合金)+ステンレス
重量 160±5g
リキッド容量 5ml
コイル UB Ultraコイル(0.15Ω/0.2Ω/0.3Ω)
バッテリー 内蔵1600mAh
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力モード 2種のVWモード
・スマートモード
・RBAモード
出力ワッテージ 5~60w
充電 USB Type-C 5V/1.82A

重量の実測、
しっかりした作りなだけに、ちょっと重めです。

ドリップチップ

太さの異なる2種類のドリップチップが付属します。

最初、えらくスカスカだなぁって思ってたのですが、
ドリップチップの袋にOリングが一緒に入っており、セルフでOリングを取り付ける必要がありました。

細い方のドリップチップと一緒に入っていたこれ、何だろう?って思っていたのですが、
上から被せることで、吸い口がダックビル型になるアダプタでした。

これを使用する場合は、ドリップチップの根元にある溝にも1つOリング(3個入っています)を付けないと緩いです。

また、細い方のドリップチップは、台座の溝に合わせて突起が付けられており、工具を使わなくてもドリップチップを使って台座を緩めることが出来ます。

これが地味に便利。

これは、太い方のドリップチップには付いていません。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

モード切替

電源ON中にファイアボタンを3クリックすると、スマートモードとRBAモードを切り替えます。
どちらもVW(可変ワッテージ)モードですが、下記の違いがあります。

  • スマートモード:コイル抵抗値に応じて最小/最大ワッテージを自動で制御します。
  • RBAモード:自動制御はなく、自分で自由なワッテージ設定が出来ます。

ワッテージロック

電源ON中にファイアボタンと+ボタンを同時に長押しするとワッテージロックのON/OFFを切り替えます。

ロック中は+/-ボタンによるワッテージ変更は出来ませんが、吸う事は出来ます。

パフカウンター

画面右下にはパフカウンターが付いています。
電源ON中にファイアボタンと-ボタンを同時に長押しすると、パフカウンターをリセットできます。

吸ってみる

0.2Ωコイルで、TWIST BANANA AMBERを吸ってみます。

寒くなってきて、こういうリキッドが美味しい季節。

このコイルの推奨は40-60w、
セットしたら自動で45wになったのでそのまま吸います。

やはりというか、相当な爆煙、ミスト量も相当多いです。

メッシュコイルのコイルユニットなので、昨今のメッシュコイルのクリアロやPod Modなどと同じ感覚、今のメッシュのコイルユニットは相当優秀で、かなり味が濃いです。

エアフローコントロールは、まぁ、このタイプの物はあまり期待しない方がよさそうです、
全開だと呼吸レベルでスカスカ、全閉にしても少し抵抗感が増すかな、と行った具合で、完全に爆煙コイル向けの調整になっています。

まぁでも美味いです実際。
手軽ですし、コイルユニットも国内ショップで調達可能ですし、
このクリアロタンクでの運用も充分アリかと思います。

まとめ

本体は、横幅はスリムなもののやや厚め、でちょっと重め。
その代わり作りは非常によく、かなりしっかりした作りです。

今回のサンプルはペイント柄の物ですが、パステルカラーで綺麗だし、パネルもオシャレ。

モードはVWのみですが、よほどこだわる方でなければこの手のデバイスはVWモードが使えれば充分かなと思います。

バッテリー交換式+RBAPodが標準で付属するB80はちょっと慣れたVAPEユーザーさん向けなのに対し、内蔵バッテリーでクリアロPodが付属するこちらのB60はVAPE入門ユーザーさんやサブ機向けといった感じでしょうか。

ですがBORO規格なので、ここからRBAに入れ替えたり、更に高価なハイエンドBOROタンクなどにそのままステップアップすることも可能です。

欲を言うと、このサイズならバッテリー容量はもうちょっと欲しかったかなぁ、くらい。
爆煙コイルなので、1600mAhは1日~1日半くらいといった感じです。

販売情報

今回サンプルをご提供頂いたSourcemoreさんでは、表示価格$44.19でIn Stock(24時間以内出荷)
会員登録してログインすると$30.78になります。

登録せずに購入する場合は、クーポンコード”LBAK“で$34.19になります。

コメント

  1. おやぢ6号 より:

    最近Boroデバイスばかり買っていて、B80も購入しました。が、その中ではこれが一番チープ感が…(苦笑) もっとも実際これが価格も一番安価なんですけど…

    ダックビル風のやつは、おそらくポーランドのMonarchy(Boroブリッジメーカとしては有名ブランドのひとつ)のモノのパク、もといインスパイア(汗)されたもののよう。

    あとレビューとは関係ありませんが、しばらく前からページトップ以外画像がすべてダブル(2つ)で表示されますが、私のところだけでしょうか。(当方Firefox 64bit/Win11)

    と思いつつ今Chromium系ブラウザでチェックすると正常に表示されました。失礼。

    • Marz より:

      パネルがプラ製なのが原因かもですねぇ、私もクリアの物はちょっとな……と思っていたのですが、ペイント柄の物は大分違って見えます。

      あれ……画像、そうですか?
      私は普段LinuxのFirefox/Chromium系で、記事はFirefoxで書いています。
      試しにWindowsも起動してFxとBraveで見てみましたが、こちらでは再現できませんでした。

      • おやぢ6号 より:

        私はBoro系Mod/AIOにはもしあるなら純正オプションでもサードパーティ製でも、良くクリアのカスタムパネルを付けますが、車で出かける時ドリンクホルダーにVapeを置くことがほとんどで、傷が良く付くのでそうしたパネルだとそれが多く、あまり持ち出せません…

        今Firefoxでリロードしても同じでした。しかし、NoScriptの設定をチェックすると、このサイトがNot Trustedになっていて、それをTrustedに変えたら画像がダブルで表示することなく、正常にロードするようになりました。お騒がせしました😓

        Fx、なんて業界歴長いことが伝わります。ネスケもご存知、使われておられたんでしょうね、きっと。

        • Marz より:

          あー、画像にLazyload入れているのでその影響みたいですねぇ

          そうですね、ネスケ時代からのweb屋なので、IEには散々苦しめられたクチです……。

タイトルとURLをコピーしました