Lost Vape Centaurus M100 レビュー|ジョグダイヤル+スライドスイッチの18650Mod

Lost Vape Centaurus M100 レビュー|ジョグダイヤル+スライドスイッチの18650Mod

Lost Vape Centaurus M100のレビューです。

Lost Vape | marz04.net
「Lost Vape」の記事一覧です。

Lost VapeさんのCentaurusというと、DNAチップを搭載した高級テクニカルModのイメージがありますが、今回のCentaurus M100は実売$40~50前後と廉価なシリーズに位置づけられているようです。

最近では廉価版=QUESTシリーズという大枠ではなくなりつつあるのかな?
Centaurusシリーズの中で、フラッグシップのDNA、廉価版のQ、M、BOROデバイスのBといった感じでシリーズ分けがされています。

QはQUEST、BはBOROの略かと思いますが、Mは何の略だろう?
デュアルバッテリーのM200とシングルバッテリーのM100とあり、Centaurusシリーズの中でも割と独自色が出ています。

一番の特徴はジョグダイアルですね、一定の年代以上の方にはクルクルピッピというとわかりやすいであろうアレです。
デザインもシンプルで、スマートなModです。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

アトマイザー付きのキットなので、少し大きめのパッケージ、
背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

パッケージ内容

  • Centauris M100 Mod
  • Centauris Sub Coo Tank(本体装着済)
  • USB Type-Cケーブル
  • UB Max X2 0.2Ωコイル
  • UB Max X3 0.3Ωコイル
  • 予備ガラスタンク
  • 予備Oリング
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは複数言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。

外観・特徴

シンプルなボックスタイプの形状です。

外装はアルミニウム合金製で、アルマイト風の光沢があります。

カラーバリエーションは全部で8色。
エンボス入りパネルとフラットパネルの2パターンが存在します。

両面のパネルはマグネットで固定されており、バッテリーカバーを兼ねています。

18650バッテリー(別売)を1本使用します。
裏側はなにもなし、
こちら側も外れるのは、パネルの着せ替えを想定しているのだと思います。

前面。

上から、ファイアボタンを兼ねたジョグダイアル、液晶画面、電源スイッチ、USB Type-Cポート。

このModの一番の特徴はこのジョグダイヤルだと思います。
従来の+/-ボタンの替わりに、このダイヤルを回すことで出力などの調整を直感的に行えます。

ファイアボタンも兼ねており、ボタンとして押し込めるような作りになっています。

また、中央のリング部分はLEDインジケーターになっています。

スライドスイッチも珍しいですね、
ロック機構などにスライドスイッチを採用しているModは過去にもありましたが、このModはこのスライドスイッチが電源ON/OFFのスイッチになっています。

上面の510スレッド、
コンタクトピンはスプリング式です。

Centaurus Sub Coo Tank

キットに付属する、コイルユニット交換式のクリアロマイザーです。

標準でリキッド容量4mlのバブルタンクが装着されており、5mlの予備タンクが付属品として入っています。

ドリップチップは510規格かと思いきや810規格でした。
汎用の810ドリップチップが装着可能です。

リキッドチャージはトップフィルです。
キャップはロック式で、半回転させるとロックが外れて開閉できます。
与圧によるリキッド漏れが起きにくい構造です。

コイルは上下2カ所のOリングで固定されます。
ボトムパーツを外して下から真っ直ぐ奥まで差し込めば装着できます。

付属コイルはUB MAX Coilの0.2Ωと0.3Ω、
メーカーからはこのほかに0.15Ωのコイルもラインナップされています。

詳細

メーカー公式

スペック

Centaurus M100 Mod

サイズ 92.7 x 38 x 26mm
素材 アルミニウム合金+ステンレス合金
重量 100±5g
バッテリー 18650×1本使用(別売)
動作モード 2種のVWモード
・NORMALモード
・DIYモード
対応抵抗値 0.1~3.0Ω
出力ワット数 5~100w
充電 USB Type-C 5V/2A

Centaurus Sub Coo Tank

直径 28mm(5ml) / 26mm(4ml) / 23mm(2ml)
高さ 49.2mm
重量 41.9±5g
リキッド容量 5ml / 4ml / 2ml (キット付属タンクは4ml)
素材 SUS303+ガラス
コイル UB MAXコイル 0.15Ω / 0.2Ω / 0.3Ω

Modの使用方法

電源ON/OFF

電源の切り替えは液晶画面の下にあるスライドスイッチで行います。

ワッテージ調整

出力ワッテージの調整はジョグダイヤルを回して行います。

出力モード切替

電源ON中にファイアボタンを5クリックすると、NORMALモードとDIYモードを切り替えることが出来ます。

どちらもVW(可変ワッテージ)モードですが、NORMALモードは付属アトマイザーなどのコイル交換式に向いており、コイルの抵抗値によって調整可能範囲などが自動で設定されるモードで、DIYモードはRBAアトマイザーなどに向いており、制限などなく全て自分で調整するモードとなります。

同社の過去のモデルのSMARTモードとRBAモードに相当する物だと思われます。

操作ロック

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとロックがかかります。

ロック中はジョグダイヤルによるワッテージ調整が出来なくなりますが、ファイアボタンを押して吸うことはできます。

パフカウンターリセット

パフカウンターは、一旦電源をOFFにして、ファイアボタンを押しながら電源を入れるとリセットされます。

かなり独特なので、ザックリと一連の操作を動画にしてみました。

吸ってみる

koi-koi 正月三光2024がまだ少し残っていたので、これを吸ってみます。
コイルは0.3Ωにしてみました。

MB MAX X3 0.3Ωコイルの推奨ワッテージはは40~60wとなっています。

メッシュコイルと言うこともありミストもシルキーで、下限の40wでも十分な味の濃さです、

出力を上げていくとそれに伴ってミスト量とフレーバーの濃さが上がってゆきますが、バランス的には50w~55wくらいがピークかなぁといった感じ。
個人的には45w前後くらいが自分の普段吸いにはちょうどいいなと感じました。

最近のメッシュコイルのコイルユニットはハズレなく楽しめます。

まとめ

操作インターフェースが独特で面白いテクニカルModです。

ジョグダイヤルによるワッテージ調整は直感的に操作できてなかなかいいですね、
反面、ふとしたことでズレやすいので、ある程度調整が決まったらロックは必須かと思います。

スライドスイッチによる電源切り替えも直感的です。
既に他のModで慣れている方はいいけど、初めての方などはボタン5クリックで電源切り替えってあまり慣れない感覚ですしね。

個人的には、昔お気に入りのModでロック用のスライドスイッチを多用しすぎて摩耗で壊しちゃったことがあるので若干トラウマ。
まぁ自分のそれは相当なレアケースかとは思いますが。

アトマイザーはおまけというか若干チープ感はありますが、パフォーマンスは及第点。
メッシュコイルで爆煙や味はしっかり楽しめます。

Modのデザインはスマートで割と好みです。
18650としては若干サイズ感はありますが、直方体のスッキリしたデザインで見栄えはいいと思います。

そういや、ジョグダイヤルって新しいなって思ってたけど、なんか既視感もあるんだよなぁって思ってたら、
Double Barrel V3がそうでしたね。

販売情報

提供元のSourcemoreさんではキットを$52.69でPre Order状態になっています。
クーポンコード LM100 で$38.39になります。
会員登録してログインした状態だと$34.75でした。

Mod単体の方は$45.99で、ログイン状態だと$27.46でした。