これ、2ヶ月前に買ってずっと使ってる物で、
主に俺じゃなくて妻が使用する物だったんでブログのネタとして取り上げてはいなかったんだけど、
妙にインパクトの強い品なんで、スルーするのも勿体無いかな…って。
Geekvape AMMIT Dual Coil RTA
こうやって単体で写ってる写真を見ると、よくある普通のRTAアトマイザーに見えるんだけど、
ん…?
MODと合わせた全体像だと、なんかちょっと比率がおかしく見えてくる。
いやおかしい、これサイズおかしい。
隣にあるのも別に小さいアトマじゃなくて、普通の24mmアトマなのに。
そう、27mm径で6mlタンクというアメリカンな感じのRTAなんす、これ。
AMMITというと、味のいい人気アトマイザーで、我が家でもAMMIT派の妻が初代AMMITとAMMIT25を愛用していて、
「あ、デュアルコイルバージョンなんてあるんだ、いっそこれも買って揃えちゃおうか」
ってノリで買ってみたんだけど、
(左から、AMMIT / AMMIT25 / Ammit Dual)
どうしてこうなった。
めちゃめちゃ太っとるやないか。
今までデカイ、デカイと思っていた、25mmのZEUS RTAと並べてもこのサイズ感。
俺の中でアメ車認定
Geekvapeさんは中国のメーカーなんだけど、不思議と漂うアメリカンな雰囲気。
これ、なんだろう?って思ってたら、
サイズもさることながら、
クルマ好きな人ならわかってもらえると思うけど、
このラインとかめちゃめちゃアメ車っぽくないですか?
カマロとかマスタングとかそんなイメージ。
もう、このサイズとこのラインを見てから、このアトマイザーは俺の中で完全にアメ車認定すわ。
パッケージ
うちでVAPE会をした時に開封やら初回ビルドやらしていたし、
記事にするか迷ってた事もあって写真の写りとか時系列とか結構バラバラなんでご容赦を。
今までのAMMITシリーズはプラケースだったけど、今回は紙のケース。
- 本体
- スペアガラスチューブ(3ml)
- スペアガラスチューブ(6ml)
- ジュースホール付きトップパーツ
- 6mlタンク交換用チムニー延長パーツ
- 510ドリップチップ変換アダプター
- 予備イモネジ
- 予備Oリング
- T字ドライバー
- マニュアル
構造とか
もう、こいつの特徴について俺が言いたかったことは序文で9割がた書いちゃったんで、サラッといきますよ。
いや、実際中身の出来も中々いいんですけどね。
直径は27mm、ベース部分は25mm。
今うちにあるMODで一番幅があるのがこのeVic Primo SEなんだけど、めちゃめちゃはみ出す。
ベース部分は25mmなのでギリ収まってるのが救い。
バラしてみる。
ドリップチップは810です。
付属の510アダプターを噛ませば510もつけられます。
標準のトップキャップは一体型。
リキッドチャージはしやすいけど、ガラスがズレて漏れるのがちょっと怖い。
トップパーツを間に挟めば、全高は上がるけどガラスも固定されてちょっと安心。
デッキからは元々独立しているので、トップパーツをつけてもつけなくても、リキッドが残ったままデッキにアクセスは可能。
6mlタンクに換装する際は、エクステンションパーツでチムニーを延長。
歴代AMMITに倣って、ジュースコントロールももちろん搭載。
タンク部分を回して全閉←→全開
チャンバー、でかい。
デッキ、最初見た時わけわかんなかった。
やたらデカイし、エアホールとか穴沢山開いてるし。あとデカイし。
AMMITシリーズの特徴である、3Dエアフローってやつですな。
中央下から斜めにダイレクトで吹き付けて、両サイドからも斜めに吹き付ける感じか。
ポストレスデッキなのでビルドの自由度はありそうだけど、
真ん中のエアフローが出っ張ってるのである程度制限されるかも。
ビルドしてみる
ポストレスデッキなので、コイルの足の長さはある程度調整しておく必要があるけど、
こいつは、こんな感じで少し長めにしておく必要あり。
こんな感じで、中央のエアフローが結構出っ張っているので、短いと干渉しちゃう。
サイドのエアフローからも当たるように、少し離し気味で配置。
もうちょい高くても良かったかな?
カンタル24ga 6巻 デュアルで0.34Ω
ジュースホールが結構大きめなので、ウィックはしっかり目に。
後述するけど、最初の頃供給を気にして漉き過ぎてた結果、何度もだだ漏れにさせちゃった。
もうずっとこの設定で吸っているので味はわかっているんだけど、改めて吸ってみる。
40wにて、リキッドは自作のハーブタバコ。
シュゴォォォォ
これはもうミストという名の暴力ですわ。
クラウドチェイサー系をあまり吸い慣れてないせいもあるかもだけど、
「オラ!吸え!この野郎!」
って感じで大量のミストを口の中に送り込まれてビックリする。
でも、いや、この感覚…嫌いじゃない。
アメ車の大排気量のトルク感を感じる。
そして、めちゃめちゃ意外なんだけど、
このサイズでこの抵抗値でこのパワーなのに、何故か味はめちゃめちゃ出るの。
この辺りは流石AMMITシリーズと言ったところか。
もっと大味なのを予想していたので、ちょっとビックリした。
漏れについてと、総評
いつも1週間くらい使い込んだ状態で記事にするんだけど、こいつはもう2ヶ月普通に使用していて、
使用感とかの経験はより蓄積されてるんだけど、なんか逆に書きにくい感じもしますなw
漏れについては…。
えっと、ダダ漏れ///
大抵のRTAで漏れずに運用できるようになってきたとは思ってたんだけど、何故かこいつだけは最初の頃毎回ダダ漏れになって泣きそうになった。
ウィックをしっかり目に詰めるようにしていったり、エアホールに垂れにくいよう調整するとか色々やってみて、大分マシにはなったけど、未だに少しエアフローからお漏らししてますな。
3mm径コイルに詰められるコットン量ではジュースホールがキッチリ塞ぎきれてないような気もしてきたので、3.5mm径とかの大きいので組むようにしたほうがいいのかな。
こんなヤンチャなところもアメ車っぽくて、
昔コルベットに乗ってた自分としても微妙に愛着が湧いてきたりして。
味は、この手のアトマイザーにしてはビックリするほど濃く出ます。
失礼ながら正直あまり期待していなかったのに。
高抵抗で組む必要ないくらいなんで、むしろ0.3Ω付近でシュゴー!って吸う用途に使っております。
人に推められるかって言われると…どうだろうねこれw
デカすぎるしなぁ…。
味とか作りとかそういうスペック的な部分はとてもいいので、
この手のが好きな人には堪んない感じではあるかも。
俺は好き。
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