Geekvape – M100 Mod レビュー|Aegis Miniの後継、防水・防塵・耐衝撃の小柄な内蔵バッテリーMod

Geekvape – M100 Mod レビュー|Aegis Miniの後継、防水・防塵・耐衝撃の小柄な内蔵バッテリーMod

Geekvape M100 Modのレビューです。

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Geekvapeの防水・防塵・耐衝撃Mod、Aegisシリーズの後継機種が最近新デザインで出そろってきており、
このM100は内蔵バッテリーのAegis Miniの後継機となります。

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新Aegisシリーズ全体に言えるのですが、旧版のワイルド志向だったデザインから、近未来的というか、スッキリしたデザインに変わっています。

内蔵バッテリーが2200mAh→2500mAhにアップ、最大出力が80w→100wにアップ、カラー液晶化、スライド式のロックスイッチ搭載と、スペックや機能面でもグレードアップしています。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

製品名について

最近、VAPE製品の名称がシンプル化していまして、
メーカーの垣根を越えて、主にファンタジー系の名前が付いていた物の後継機などがことごとくアルファベットで省略した物に変わっていっています。

Berserker→BSKR、Serpent→SRPNT、Siren→S、Zeus→Z、などなど。

これ、各メーカーが揃って変えていっているので、何か大人の事情があったのかなぁ、と推測しているのですが、”エデ・イーのリッチー”とかそんな感じのやつ。
しかし、Aegisもアカンかったのかな?
一応公式サイトを見るとAegisシリーズという呼称は残っているようですが。

Aegis Legend → L200
Aegis Solo → S100
Aegis Mini → M100
Aegis Boost → B100
と、旧機種のグレード名の頭文字+最大出力、という命名規則になっているみたいです。

パッケージ

Geekvapeさんのカラー、黒とオレンジを使用したパッケージ。

背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
このスクラッチの下のコードを公式サイトの下にあるSECURITY VERIFICATIONの所で入力すると、コピー品でないかの確認が出来ます。

パッケージ内容

  • M100 Mod本体
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。

外観

冒頭にも書きましたが、メタリックな質感の近未来風デザインになっています。

旧作は耐衝撃性の為に外装はラバー主体だったのが、今回は外装もほぼ金属となっているのも見た目の変化にかなり影響していそう。

背面から左右に渡るフレームパーツとレザー素材、あとはボタン周りなどに旧シリーズからのテイストを若干残していますが、全体的な雰囲気はガラッと変わっていますね。

全体的に金属感マシマシのメタリックな外装です。
フレームの真ん中に、スライド式のロックスイッチが付けられています。

カラーバリエーションは6色です。

サイズ感はこんな感じ。

内部レイアウトに自由の効く内蔵バッテリーという利点を活かした非常にコンパクトなModです。

前のAegis Miniと並べてみました。
少し長くはなりましたが、スリムになりましたね。

デザインも随分スッキリしました、が、
この辺は人によって好みがあると思いますが、個人的には前の少しワイルドさのあるデザインが好みだったり。
Aegis Miniは特に全体のバランスがまとまっていて好きだったんですよね。

こうしてみると、スリムになった事がよくわかります。

その代わりというか、旧Aegis Miniは小柄な割に大径アトマイザーも案外似合うといった特性があったのですが、
今回は無理なく乗せられるのは24mmまでかなぁといったところ。
(実測で、最上段の台座の幅がおよそ24mm、一段下の金属部分がおよそ25mmでした)

背面にはレザー素材が配されています、これは旧シリーズから引き継ぎ。
以前よりステッチが増えていますね。

上面、底面はラバー素材がせり出した形となっており、防水性+落下などの衝撃に耐えるようになっています。

上面のラバーをめくると内側にUSBポートが配置されています。
防水の為、ラバーキャップはポートを埋めるようにして固定されています。

  

上面の510スレッド、コンタクトピンはスプリング式です。

フロントパネル部分の雰囲気は旧作を引き継いでいますね。
ただやはりボタン類がよりメタリックになった感じはします。

上からファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン。
液晶画面はカラー液晶になりました。

フィッティング

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 136.5mm x 39.3mm x 28.2mm(幅のみ実測)
重量 130g(実測)
バッテリー 内蔵バッテリー 2500mAh
充電 USB Type-C 5V/2A
出力モード VWモード
バイパスモード
VPC(ワットカーブ)モード
温度管理モード(SS/Ni/Ti/TCR)
出力ワット数 5〜100w
出力電圧 ~8.5V
温度管理 100~315℃ / 200°F~600°F
対応抵抗値 0.1Ω~3.0Ω

重量は実測で130g
前より少しだけ重くなりましたが、バッテリー容量も上がっているしこんなもんかと。

IP68相当の防水・防塵、耐衝撃

今回のAegisシリーズは、IP68相当の防水・防塵を持っているとのこと。

旧AegisはIP67だったので、防水性能が更に上がった模様です。

IP67は最大水深1メートルで最大30分間の防水性能
IP68は最大水深2メートルで最大30分間の防水性能

実際水中で使う品ではないし、普段使いには特に影響しない差ではありますが……。

ただ、防水Modって結構便利というか、
リキッドが漏れたりして汚れた際に、丸洗いしちゃえばいいやという気楽さはあります。
こんな感じで、ジャーッと。

お漏らしが気になるアトマイザーなどはAegisシリーズをよく使っています。
ちょうど昨日盛大にこぼしてAegis Xを丸洗いしたところだったり……。

操作方法

電源ON/OFF

本体ロック

側面にあるスライドスイッチを下にスライドするとロックがかかります。
ロック中は全ての操作ができなくなります。

簡単にロックできるのはいいですね。
欲を言えば、若干スライドしにくいので、もう少し爪が引っかかりやすい形状をしていたらよかった。

出力モード切替

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとモード切替状態となり、モード表記が黄色の文字に変わります。
この状態でUP/DOWNボタンを押すとモードが切り替わります。

  • POWER:VW(可変ワッテージ)モード
  • BYPASS:バイパスモード
  • VPC:ワッテージカーブモード
  • TC(NI/TI/SS/TCR):温度管理モード

各モードでファイアボタンを押すと変更箇所(黄色文字)が切り替わり、カーブモードの各設定や温度管理の動作ワッテージなどを変更出来ます。

最後にファイアボタンを長押しすると確定です。

液晶輝度変更

電源ON中にファイアボタンとUP/DOWNボタンを同時に押すと液晶の輝度を変更します。
UPで上昇、DOWNで下降

まとめ

バッテリー内蔵式のModとして、普通に良い物だと思います。

スリムでコンパクトなのにバッテリー容量2500mAhで最大出力100wというスペックで、
しかも防水・防塵、耐衝撃性能。

これまでのAegisシリーズは、いかにも「防水でござい」といった感じで、サイズ的にも同等スペックの物と比べて少し大きめでした。
今回のM100は、あまり「防水だから……」を意識せずに使用出来るデザインとサイズ感ですよね。
他のModと変わらない感覚で使用出来ていて、いざとなったら「防水だし大丈夫」って感じ。

(少し前の写真なので、MAXとBoostが写っていませんが……)

Aegisシリーズは、私がVapeを始めたばかりの頃に初代Aegisに一目惚れして、以降Boost辺りまでずっと追いかけて買い続けていたModなので、個人的にも思い入れのあるシリーズです。
なのでデザインに関しては、私個人としては前のシリーズの方が好みではありますね。

ですがスリムで使いやすくなったのは確かですし、こちらもまとまっていてよいデザインだとは思いますし、好み次第かなぁと。

内蔵バッテリーに関してはメリットデメリットあります。

メリットしては、別途バッテリーを用意しなくてよいし、本体のみで完結するので管理がしやすい、バッテリーの劣化状態やラップの状態など気にしなくて良い。

代わりに、バッテリーが切れたら充電するまでの間使用出来ない、内蔵バッテリーが劣化したら本体ごと使えなくなるというデメリット。

実際、バッテリー自体は数年は使えるので、Mod自体の寿命を考えたら後者はそれほど気にしなくても良いかな、と考えています。
あと、内蔵バッテリーはそのMod専用に用意された新品の物が入っている前提なので、
スペックや劣化具合がバラバラな別メーカーのバッテリーを入れ変えながら使用するよりも若干安心感があり、初心者さんにはよいのかも、とも思っています。

私は普段バッテリー交換式の物を好んで使用していますが、内蔵式の物を使用することもありますし、この辺はケースバイケースかな、と思います。

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