Geekvape Aegis Solo 3 Modのレビューです。
防水・防塵・耐衝撃が特徴のGeekvapeさんの人気テクニカルMod、Aegisシリーズの最新作です。
7~8年前の初代Aegisから続いている長寿シリーズで、現在3代目のモデルが順次リリースされています。
当サイトでも先日デュアルバッテリーのAegis Legend 3をレビューしましたが、
今回のAegis Solo 3ははそのシングルバッテリー版となります。
IP68相当の防水防塵性能にタッチセンサーを用いたスマートロック機構、お気に入りの設定を保存しておけるメモリー機能などを搭載、機能やデザインはそのままにバッテリー1本分縮んだだけという感じですね、
大出力を要する爆煙等をしない方にはよいサイズ感かと思います。
この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
黒ベースに、Geekvapeさんのカラーであるオレンジのメーカーロゴ、そして本体カラーを反映した本体写真という構成。
背面には、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- Aegis Solo 3 Mod 本体
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
- カード類
ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。
外観・特徴
凄く鮮やかな赤ですね、赤1色というのもいい。
デザインに関しては先日レビューしたAegis Legend3をそのまま縮めた感じ、
基本的なデザインテイストは初代からの特徴を踏襲していますが、ゴツゴツしていた初代と比べると3シリーズは全体的に角が取れてスッキリした感じになっています。
Legendと並べてみるとこんな感じ。
幅だけでなく高さも若干縮まっています。
カラーバリエーションは10色。
本体は光沢のあるキラキラなボディ
背面の柔らかいレザー系素材と、それを押さえるように配置されているフレームはある意味Aegisのデザインのキモとも言えますね。
フレーム部分はマットなアルマイト仕上げになっています。
上面の510スレッド、コンタクトピンはスプリング式です。
510スレッドのすぐ前にUSBポートが付いています。
防水防塵性能の為、しっかりしたシリコンキャップで蓋がしてあります。
前面パネル部、上からファイアボタン、カラー液晶画面、+/-ボタン
+/-ボタンはガラス面とフラットなので見えづらいですが、物理ボタンとしてちゃんと入っています。
底面にはバッテリーカバーがあります。
防水防塵の為、スクリュー式でしっかり密封されるバッテリーカバーとなっています。
フィッティング
ちょっと前のアトマイザーですが、この色を見たら乗せずにはいられなかった、
同じGeekvape製で統一感がありますね。
メイン径26mm、ベース径25mmと少々大きめのアトマイザーなのですが、違和感なく納まっています。
コレも結構前のアトマイザーですが、色合わせで。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 86.9mm x 40.8mm x 27.5mm(実測) |
重量 | 121g(実測) |
使用バッテリー | 18650 x1本使用 (別売) / 3000mAh内蔵モデルもあり |
充電 | USB Type-C |
チップ | AS 4.0 chipset |
出力モード | SMART、POWER、BOOSTING、ECO、TCR、MEMORY |
VW出力レンジ | 5〜100w |
最大出力電圧 | 7.5V |
対応抵抗値 | 0.1~3.0Ω |
重量の実測、本体重量121g、バッテリー込みで166g
18650シングルとしては軽量という訳ではないですが、Aegisシリーズの防護性能を考えたら充分かなと。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
本体を手で握るアニメーションが表示されながら起動します。
スマートロック
Aegis 3シリーズの特徴の1つでもあるスマートロック
本体に仕込まれたタッチセンサーを用いて、手で本体を握っている時だけキーロックを解除するようになっています。
設定で、従来通りのボタン式ロックなどにも切り替えられます。
手で持っている時は常時ロック解除、離せば常時ロック状態ということになり、非常に便利です。
カバンの中などで他の物に触れて誤動作したりしないか、についてAegis Legend3の時に軽く検証しています。
このAegis Solo 3でも同じような事を試してみましたが挙動は同じでした。
メニュー表示
電源ON中にファイアボタンを3クリックするとメニュー画面が表示されます。
この面メニューから
- 出力モード変更
- ロック方式変更
- パフカウンターリセット
- 液晶カラーテーマ変更
- 液晶輝度変更
- 情報表示
などが行えます。
出力モード変更
- SMART:自動調整などの調整補助のついたVW(可変ワッテージ)モード
- POWER:通常のVW(可変ワッテージ)モード
- BOOSTING:コイルに合わせた最大限のパワーで出力するモード
- MEMORY:好みの設定を保存し、いつでも呼び出せます
- ECO:コイルに合わせてバッテリー消費量を抑えたパワーで出力するモード
- TC-TCR:温度管理モード(TCR)
通常はSMARTかPOWERを使われる方が多いと思います。
これらはスタンダードなVW(可変ワッテージ)モード、
SMARTは、最近のModによく搭載されるようになった、設定補助付きのモードです。
アトマイザーのコイルを読み取って自動で最適な設定に調整してくれたり、無理の生じない範囲に調整範囲を制限してくれたりするので慣れていない方でもワッテージ設定に迷う事なく使用出来ます。
Aegis Legend 3にも搭載されていたBOOSTINGモードとECOモード
BOOSTINGはコイルのパフォーマンスを最大限に発揮させるモード、
ECOモードはパフォーマンスを極力損なわずにバッテリーを長持ちさせるモードです。
どちらもLegendの時に試していますが、やり過ぎていない高出力、味を損なわない程度の低出力って感じ、
ワッテージカーブなどで満足感を損なわないように調整されているようです。
MEMORY機能は、ワッテージ出力、パフ数、カラーテーマを5カ所に保存しておける機能です、
未設定の箇所を選んで設定を保存、
設定済の箇所を選ぶと、呼び出しと削除を選べます。
モードが色々拡充された反面、温度管理モードはTCRモードのみに縮小されました。
ワイヤーの素材に合わせたTCR値などを自分で設定して使用する必要があります。
ロック方式変更
本体ロックの方式を変更出来ます。
- スマートロック
- ボタンロック(+/-キー同時長押しで切り替え)
- ロック機能無し
液晶カラーテーマ変更
液晶画面のカラーテーマを5色から選択出来ます。
まとめ
Aegis Legend 3の時に思ったのが、色々と高機能になったことと、デザインがスッキリしたこと、
それがそのままシングルバッテリーサイズになった感じです。
個人的には、普段使いのアトマイザーはMTL系が多く、デュアルバッテリーが必要になるようなハイワッテージを使用することは殆どないので、こちらの方が使い勝手がいいなぁと思ってしまいます。
しかし、この赤いいですね、
今回はかなりカラフルなカラバリなのですが、その中でもこれだけ鮮やかな赤1色は他ではなかなかないかも。
フィッティングの撮影をしている時に「おおっ」ってなって、凄く久々にZeus Xをビルドして使用してます、
温度管理以外は各モード一通り試していますが、やはりいい感じ、快適に使用出来ています。
実は前回のLegend 3も気に入って、かなりヘビーに使ってるんですよね、但し大きいので主に家で。
でもこのサイズなら持ち出しも気軽に出来そうです。
販売情報
Sourcemoreさんでは、$52.00でIn Stock、殆どのカラーが24h(24時間以内に出荷)になっています。
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