Achilles II DC Adapter(ドローコントロールアダプター) レビュー|Achilles II を重DL~MTLで楽しめます

トップキャップに装着することでAchilles IIのドローを絞ることの出来る、Achilles II DC Adapter(ドローコントロールアダプター)のレビューです。

このアイテムは、VAPEブログを運営されているJINN’s Cloudさんが発案され、作成に至った物です。

試作を経て、11月上旬に発売することが決定したとのこと。

Achilles IIって凄く美味しいし、自分もお気に入りなのですが、確かにドローは軽めですよね。
ボトムエアフローを絞る事も出来ますが、ドローへの影響は余り大きくなく、それであればむしろ空けていた方が美味しく感じる。
味の出方は独特で、キャップ内で対流させたミストをストローで吸い上げるような感じの、いわばAchilles味って感じ。

ならば出口側、ストローの側を絞ってやればMTLとして楽しめるのではないかというコンセプトで作成されたアイテムです。

キャップに差し込んでドリップチップで挟むだけというお手軽な物でありながら、これだけでかなりドローが変わりますね。

この製品は、JINN’s Cloudさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

Achilles II DC Adapterについて

コンセプトなどについては発案者のJINN’s Cloudさんが詳細に書いて公開されているので、そちらをご参照頂けたらと思います。

こちらでは実際にお預かりしたサンプルについての詳細や使用感について書かせて頂きます。

サイズは3種類
それぞれ内径が2.5㎜、2.0㎜、1.2㎜となっています。

材質は耐熱樹脂であるPEEK材が使用されています。
アトマイザーのデッキ内にもよく使われている物ですね。

筒状の方はAchilles IIのトップキャップのチムニー部分の径に、円盤状の部分はドリップチップの径に合わせてあります。

取り付けは、ドリップチップを外してトップキャップの上から差し込みます。

キャップ内側に付いているチムニー部分にちょうどフィットする長さになっています。

吸ってみる

ちょうど前日に、買って届いたばかりのSTUNNA GOLDをAchilles IIで試し吸いしていた所だったので、このアダプターを使用して再度吸ってみます。

ビルドはHW6015の26g単線で0.8Ωで、ボトムエアフローは全開です。

内径2.5mm

まずは一番大きい内径の物から。

ちょっと驚きました、
これだけでもドローがかなり変わるんですね。
MTLとまではいきませんが、抵抗感が増してちょっと重めのDLドローになります。

味の出方は通常と大きく変わらず、口当たりだけが変化した感じです。

内径2.0mm

ここまで来るとグッと重くなります。
まだ重めDL向きかな、といった感じですが、若干軽めのMTL吸いもいけますね。

MTLで一旦口の中にミストを溜めながら吸った方が楽しめるかも。
これまでのAchilles IIとは全然違う感覚。

内径1.2mm

これはもうガチです。
ガッツリMTL向きドロー。

チムニーで一旦ぎゅっと絞られますが、ドリップチップの径があるのでそこから口の中にかけて広がっていく感じ。

さらにドリップチップを絞っても面白いですね。

“AchillesII味”の感覚を残しつつ、凝縮されたミストを舌で味わう感覚。
ちょっと長めのパフでじっくりとミストを溜めて吸うと美味い。

まとめ

取り付けの容易なシンプルなパーツでありながら、思った以上にドローが変わり、口当たりが大きく変化します。
これは面白いですね。

出口側を絞る事によって、基本の”AchillesII味”を大きく変えることなく重めDL~MTLのドローに変更できます。

取り付けもドリップチップを外して差し込むだけですし、気軽に使えるのもメリット。

純正ドリップチップを使用する際に、ドリップチップ下にわずかな隙間が出来るそうで、その隙間を利用している為、汎用ドリップチップを使用した際に若干浮く可能性があるかもしれません。
(手持ちの物をいくつか試した感じでは全く問題ありませんでした、元が深いんでしょうね)

発売は11月上旬を予定されているそうです。
Vapor LEMONさんでも取り扱われる予定だとか。

発売日や購入方法に関しては確定後Twitterにて告知されるそうなので、気になる方は是非チェックを。

コメント

タイトルとURLをコピーしました