FreeMax Onnix スターターキットのレビューです。
おや、この名前のデバイスはAspireさんかな、と思ったらFreemaxさんでした。
少し前に同じ名前の出してたよなぁ…って思って見返したら、あちらはOnixx、こちらはOnnix、あーね。
小型のスティックタイプ…というにはやや大きめ?
スティックタイプPodとチューブタイプAIOの中間くらいのサイズ感です。
最近このくらいのサイズ感の物多い気がする。
1100mAhの大容量バッテリーで出力は最大20w、リキッド容量は3.5mlと、サイズ感以上のスペックは持っていると思います。
Freemaxさんの事だから低抵抗の爆煙なのかな、と思ったら、コイルは0.5Ωと1.0Ωという構成で意外に感じましたが、
GEMMタンクのFM coiltech3.0を更に進化させたFM coiltech4.0という技術が使われたコイルで、推奨出力の20wの出力でも他の30wの市販コイルと同等のパフォーマンスというのがウリだそうです。
GEMMタンクシリーズは味も出るし長持ちするしで非常によいタンクでしたし、今回もコイルの良さには期待できそうです。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
前面裏面が白、側面が明るいブルーのパッケージ。
裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- Onnix Pod本体
- Podカードリッジ(装着済)
- 0.5Ωメッシュコイル(装着済)
- 1.0Ωコイル
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の表記はありませんでした。
外観
四角いです。
サイズや形状は、6本入りの箱入りアイスって感じ。
裏側には、大きくonnixと書かれています。
サイズ感はこんな感じです。
コンパクトですが、小型Podと言うにはやや大きめ。
ボタンが一つだけ付いており、電源操作や出力変更、パフ操作に使用します。
パフはオートスイッチにも対応しており、ボタンでもオートパフでも吸うことができます。
下の方にはLEDインジケーターが付いており、出力設定やバッテリー残量などを表示します。
この、デザインに紛れさせてさりげなく埋め込んである感じは結構好き。
側面にはスライド式のエアフローコントロールが付いています。
ここの開閉でドローの重さを調整できます。
反対側にも小さなエアホールが開いており、AFCのスライドを全閉にした際はここからのみの吸気となります。
その状態がMTL向きとのこと。
底面には充電用のUSB Type-Cポートとベントホールがあります。
Podの固定はマグネット式になっています。
結構強めのマグネットでしっかりと固定されます。
Podカードリッジ
リキッド容量3.5mlと、このサイズのPodとしてはなかなかの大容量。
素材はPCTGなのでメンソール耐性はあります。
黒っぽい素材ですが透明度は高めなのでリキッド残量も見やすいです。
リキッド補充は側面からです。
大きめのシリコンパーツをめくると大きめの注入口があります。
通電事故防止のためにコイルの裏には絶縁用のシールが貼られているので、これを剥がしてから使用します。
コイルはOリング固定なので、まっすぐ抜き差しするだけで脱着できます。
リキッド残量これくらいであれば、残ったままでもコイル交換できます。
付属コイルは0.5Ωのメッシュコイルと、1.0Ωのレギュラーコイル
最近のFreeMaxさんはコイルが売りなところがあります。
GEMMタンクの頃から、茶葉繊維のコットンを使用したコイルで、長持ちもするし味もクリアで優秀なコイルでした。
0.5Ωメッシュコイルの方は、GEMMタンクのFM Coiltech3.0が更にアップデートしたFM Coiltech4.0
茶葉繊維のコットンとミリタリーグレードのSS904Lメッシュコイルという基本スペックは前と変わらず。
推奨20wのコイルですが、市販の30wのクリアロと同等という売り文句です。
1.0Ωコイルの方は、FM SaltCoilTech3.0と名付けられています。
ニコチンソルト向けに設計されたコイルってことですかね。
他と同様茶葉繊維のコットンが使用されており、コイルはパラレルコイルのようです。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 109mm x 26.2mm x 16.2mm |
重量 | 49.9g |
バッテリー | 内蔵1100mAh |
リキッド容量 | 3.5ml |
コイル | 0.5Ωメッシュコイル 1.0Ωパラレルコイル |
スイッチ | マニュアル(ボタン式)/オートスイッチ両対応 |
充電 | USB Type-C 5V/1.5A |
操作方法
電源ON/OFF
ボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
ベーピング
ボタンを押して吸うこともできますし、
吸い込むだけでスイッチの入るオートパフにも対応しています。
マニュアルパフ切り替え
電源ON時にボタンを4クリックすると、マニュアルパフのON/OFFを切り替えます。
オートパフのみで使いたい、ポケットに入れたりする際に不意に押されないか心配、という場合は切っておけます。
出力切り替え
3段階の出力切り替えに対応しています。
赤:Low / 青:Med / 緑:Highと、ボタンを3クリックする毎に切り替わってゆきます。
吸ってみる
まずは0.5ΩでVCT COCONUTを吸ってみます。
ドローは全開で結構軽めのDLドロー、
AFCを締めていくと意外と重くなりますね、構造的にもっとスカスカかと思いましたが、意外と効いてる。
全閉にすると、一応MTLは出来るけど若干軽いかなー?くらい、自分の吸い方だと、MTLとDLの中間くらいの吸い方になりました。
このコイルは全開〜半開くらいが合っていると思います。
まず思ったのが、0.5Ωの20wにしてはミスト量が多いなって所。
確かに、一段階上の出力と同等くらいのミストは出ています。
味に関しては、相変わらずFreemaxさんのコイルはいいですね、雑味がなくクリアですし、メッシュコイルで味もしっかり出ています。
正直かなり美味しい。
GEMMと同じ茶葉コットンということで、あちらはかなり長持ちしたので、その辺は期待できそうです。
しかしひとまずもう一つのコイルもあるので、タンク2杯ほど吸って交換。
この間、味落ち等はありませんでした。
1.0Ωのコイルに交換しました。
これ、パラレルということでちょっと気になっていました。
基本的にレビューはノン二コでやるのですが、
このコイルはソルト向きということなので、ニコソルを入れたマスカット極を入れてみました。
あ、こっちのほうが好きかも。
Freemaxの茶葉コットンのコイルって爆煙ばかりだったような?高抵抗ってあったっけ?
と思い返してみると、GEMM 25wのPodに1.0Ωがありましたね。
でもあちらはメッシュだったし少し違うかな。
ドローの重さは0.5Ωの方と同じくらいです。
このコイルだと基本全閉で、MTL寄りのDLで吸うような感じになります。
こちらも1.0Ωの割にはミスト量がありますし、何より味がじわっと濃いです。
マスカットの味がしっかり出てる。
パラレルということで、感覚的には初代カリバーンに近いのかな?
好みもあるのでしょうが、個人的には今回はこちらのコイルの方が好みでした。
まとめ
とにかくコイルがいいですね。
GEMMの時もコイルがいいなぁと思って吸っていたのですが、相変わらずいいです。
今回は駆け足で2つ試したので耐久性についてはまだ試せていませんが、
GEMMの時はメーカーさんから「公開まだ?」と催促が来るまで吸っていて、リキッドチャージ6回を超えてもまだクリアな味を保っていましたし、同じ茶葉コットンのコイルということで、こちらも期待できると思います。
こういったコイル交換式のデバイスの場合、引き続き使ってゆくにはコイルユニットの入手性が一番の問題となりますが、
国内ベンダーさんが取り扱っているので、そのへんも当面は問題ないかと思います。
スティックタイプとしては若干サイズが大きめで、裏面のロゴの文字も大きめですが、
味と容量に関しては文句なしのデバイスだと思います。
コメント
いつも参考にさせて貰ってます!
voopooのdoric20はレビュー予定はないですか?オニックスと比べたいのでよろしくお願い致します!
コメントありがとうございます!
すみません、voopoo doric20は今のところレビュー予定にないですね……。
うちのレビューは基本こちらからリクエストを出す事は一切なく、先方から依頼があった場合のみ受けているので、どの機種が来るかは巡り合わせになってしまいます。
と書いた所ですが、ちょうど今voopoo doric20の依頼がありました
届いてからしばらく試用した上でのレビュー記事作成となるので、少々先にはなりますが、予定に入りました。
ありがとうございます!
いつも楽しみに参考にさせて貰ってます!!
いつもニコリキ使用なのでどっちが合うのかなーなど期待しながらレビュー待ってます(^^)