Nameless Element – “Sarah Coleman Orangette” レビュー|上品なラム+ショコラ+タバコに柑橘系のアクセント

Nameless Element “Sarah Coleman Orangette”のレビューです。

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前回レビューした”Sarah Coleman”のアレンジバージョン、オレンジの香りがプラスされています。

名前に追加されている”オランジェット”は、砂糖漬けのオレンジなどをチョコレートでコーティングしたお菓子のこと。
ビターショコラの入った”Sarah Coleman”にオレンジを追加することでそのオランジェットの味わいになっています。

ラム酒とショコラの上品さやコクなどはそのままに、柑橘の香りが加わることで抜けが非常に爽やかになっています。

この製品は、Nameless Elementさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

詳細

イラストは前作同様、綺麗なサラお母さん。
下にオランジェットの文字とイラストが追加になっています。

15ml: ¥1,100 / 30ml: ¥1,650 / 60ml: ¥2,750
(2021/10/31まではセール中で、上記価格から20%OFFになります。)

購入画面にて、

  • 甘味料追加、甘味料2倍

を組み合わせてカスタマイズ出来ます。

公式の説明文をお借りします。

スパイスドダークラムとブラウンシュガーでじっくりコンポートしたアリゾナ産皮付きバレンシアオレンジスライスをビターなショコラで半分コーティング。
ビターショコラのまろやかさの中に飴細工の様に艶やかにきらめく酸味あるジューシーさ、ラム酒の芳醇さ、タバコ葉の熟成香をマリアージュさせたフレーバー。
タバコはSarah Coleman同様Nameless Elementお馴染みの灰感を抑えた熟成葉を味わえるブレンドに。
ショコラとオレンジ、そしてラム酒の奥深さ更に甘く渋く包み込む熟成葉タバコ…これらの相性を存分に味わって頂きたいフレーバーに仕上げました。

Jessicaの好きなお菓子はSarahが良く作ってくれたちょっぴりほろ苦い大人な味のオランジェット。
Sarahが亡くなった後祖母からそのレシピを教わる。
近所のオレンジ農家のおじさんからオレンジをもらう季節になるとキッチンに立つSarahの後姿をおぼろげに思い出しながらふと作り出す。
Jessicaがちょっと誇らしげに母の話をしながらオランジェットを作る横で頬杖つきながら目を輝かせて出来上がりを待つAshley。
Davidはそもそも甘いものは苦手でSarahの作ったオランジェットはほとんど口にしなかったが愛娘Jessicaが作ったオランジェットはフラっときてはつまみ食いし無言でうんうん頷きながら”Sarahの味だ”とボソっと呟きながら去っていく…

VG70%+PG+香料 ノンニコチン。
いつものように注意書きは「ネコちゃん」。

製造年月日を記載したラベルも貼られています。

キャップを開けて香りを嗅いでみます。

香り自体はノーマルのSarah Callmanとほぼ同じかな、柑橘はここではあまり感じないです。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

高抵抗MTL:1.0Ω 15w

最初吸った感じは、前作の”Sarah Coleman”と同じ感覚。
舌に当たる時にちょっと酸味があるかな?くらい。
ラム酒の香りが、酸味と甘酸っぱさと共にまず口に入ってきます。

MTLで肺に送る際から、オレンジの爽やかな香りを感じ始めます。
そして吐き出す際のミストが一気に爽やかに。
わずかにタバコの香りもありつつ、柑橘の爽やかな香りで後味がサッパリ。
そして後にはオレンジの余韻が残ります。

タバコ感は前作よりも更に控えめ、殆どタバコ系を意識せずに吸えると思います。
ショコラも前作より主張せず、引き立て役と言った感じになっていますね。

シングルDL:0.63Ω 23w

ラムの香りと共にショコラが少し前に出てきて、オレンジの香りをコーティングしているような感じに。
オランジェット感でいうとDLの方がそれっぽいかもですね。

甘さは全体的に控えめ、ショコラの香ばしさとほろ苦さに包まれたオレンジを楽しむ感じです。

吐き出す時のミストが少しスモーキーな感じになり、少しタバコ感増し。
ですがやはりオレンジが爽やかさを増しており、後味はサッパリしています。

デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w

基本的な味の感じ方は上の環境とほぼ同じですが、甘みが全体的に底上げされた感じがします。

各フレーバーの味わいが全体的に丸くなり、調和しているように感じられて、個人的にはこの環境が一番好みでした。
甘みと酸味、香りのバランスがかなり自分好み。

前作は低ワッテージが好みだったのに、自分の好みが真逆になっているのちょっと面白い。

まとめ

“Sarah Coleman”のアレンジバージョンなのですが、オレンジが加わることでかなり性格が変わりますね。

ラム酒の上品な香りから始まる味の組み立てはそのままですが、オレンジの爽やかさというファクターが加わった事で、ショコラやタバコの感じ方も随分と変わってきます。

私は前作”Sarah Coleman”は低ワッテージでじっくり吸うのが好みでしたが、今回の“Sarah Coleman Orangette”は高ワッテージで焚き気味にして吸うのが好みでした、完全に真逆。

最近急に寒くなったので、季節のせいもあるのかも知れませんね。

また、これを吸っていて思ったのですが、特にこれからの季節、甘味料プラスにしてよりお菓子感を増して吸うのもアリかもしれません。

現在Nameless Elementさんではハロウィンセールを実施中です。

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