Nevoks APX C1 レビュー|スケルトンデザイン+大容量バッテリーのカード型Pod

Nevoks APX C1のレビューです。

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Nevoksさんのカード型Podというと、一昨年にスマッシュヒットしたPageeの印象がまだ残っています。
当時まだ新興メーカーといったイメージだったのですが、作りも面白いしパフォーマンスも良好で、かなりヒットしましたね。

あちらのような、なんでもありの高機能なPodというわけではなく、
出力調整は3段階、コイル内蔵式の使い捨てタイプのPodなど、シンプルでお手軽なPodデバイスといった感じです。
軽量且つオシャレなスケルトンデザインのボディに、1000mAhの大容量なバッテリーを内蔵した、オートスイッチ対応Podになります。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

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未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

紫の本体で紫のパッケージなのですが、本体色に合わせてパッケの色も違うのかな?

裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

パッケージ内容

  • APX C1 本体
  • APX S1 Pod(0.8Ω) x1個
  • ネックストラップ
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル

ユーザーマニュアルは英語表記です。

外観・特徴

“カード型 1000mAh スケルトン”といった感じで、奇しくも、前回のCyber Xとタイプの被った物が続いちゃいましたね、
同時期に試用していたのでどうしても比べてしまうのですが、
サイズ的には、縦横はほぼ同じですが、厚みはこちらのほうがだいぶ薄いです。あと軽い。

サイズ感はこんな感じです。

裏も表もスケルトンデザイン。

バッテリーも基板もPod装着部もスケスケです。

カラーバリエーションは7色。

前面に、丸型のファイアボタンが付いています。

基板にはLEDインジケーターも入っており、スケルトンのボディの中で光るようになっています。

充電用のUSB Type-Cポートは底面にあります。

肩の部分には、なかなかしっかりしたストラップホールが付けられています。

では早速付属のネックストラップを…って、ゴムバンドついてる。
他のスティック型Pod用と共通なのかな、このバンドはいらないですね

ゴムバンドを外して付属ストラップを取り付け。
なかなかいい感じ。

Podの固定はマグネット式です。

APX S1 Podカートリッジ

コイルが内蔵された使い捨てタイプのPodカートリッジです。

コイル抵抗値は0.8Ω、素材はPCTGなのでメンソール耐性あり。

マウスピースは定番のダックビル形状。

リキッドの補充は側面から行います。

キットに付属しているのは0.8Ωのみですが、コイル抵抗値は0.8Ωと1.2Ωの2種類です。

また、このAPX S1 Podは同社のPagee AirやAPX S1と互換性があります。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 78.3mm x 46.8mm x 14mm
重量 45.8g
バッテリー 内蔵1000mAh
リキッド容量 2ml
コイル 0.8Ω/1.2Ω
出力ワッテージ 8〜18w
出力電圧 3.3〜4.2V
スイッチ オートパフ / マニュアルパフ両対応
充電 USB Type-C

重量の実測45g、なかなか軽量です。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

ベーピング

吸い込むだけでスイッチの入るオートパフと、ボタンを押して吸うマニュアルパフの両方に対応しています。

出力調整

電源ON中にファイアボタンを3クリックすると出力が切り替わります。

LEDの色は現在の出力を表しています。

  • 赤:低(3.2V) 0.8Ω-13w / 1.2Ω-8w
  • 青:中(3.4V) 0.8Ω-14w / 1.2Ω-9w
  • 緑:高(3.6V) 0.8Ω-16w / 1.2Ω-10w

エアフロー調整

Podカートリッジの取付方向によって、ドローの重さを2段階から選択出来ます。

Podの底面を見ると、片側にだけエッジ部分に切り欠きがあり、これでエアーの流量を調整しているようです。

吸ってみる

折角綺麗な紫色のPodだし、グレープ系のリキッドなかったかなぁ、主だった物は大抵吸いきっちゃったよなぁって思いながらリキッド置き場を漁ってたら、新品未開封のTROY King’s Feastが出てきたので、これを開けて吸ってみます。

リキッド注入。

ユニコーンボトルのノズルはすっぽり入るので入れやすいです。

注意

こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。

ドローはMTL(煙草吸い)も出来るくらいの重めDLといった感じ。
2段階のドロー調整は、僅かに違いを感じる程度「ちょっと軽いかな?」「ちょっと重いかも?」くらい。

最近のPodによくある、パルス式の放電をしているようで、スイッチが入るとほんの僅かにビィィィ……って音があります。

例によってメッシュコイルなのでミストはきめ細かく味は濃厚、最近のコイルユニットは差別化が難しいです。

これまた、同時期だったのでCyberXと比べてしまうのですが、
あちらは3.4V固定出力だったのに対してこちらは3.6V/3.4V/3.2Vの3段階なので、ちょっと幅は持たせられますね。

同じ0.8Ωで比較して、緑(3.6V)で吸うと、若干ミストは熱いですがこちらのほうが味が濃く感じます。
青(3.4V)もあちらより少し高く感じる?赤(3.2V)で体感的には同等くらい。

MTLで吸うとグレープの甘酸っぱさが舌に当たっていい感じ。
サイドのエアホールを軽く指で塞いで更に重くして吸ったりするのも結構アリです。

DLで吸うと喉の手前辺りで甘みと香りを感じます。

少しだけ気になったのが、しばらく使用してリキッド補充時にPodを抜くと、若干しっとり湿っていた事があって、

色々気にしながら吸ってみると、コイル装着部の隙間に若干ミストが貯まるみたいなんですよね、
見えるかな、吸った直後にPodを抜くと内側からミストがふわっと。
これが結露するのかな?

「漏れてる」ってほどの量でもないですし、ほとんど付着していない時もあったりして、
その時の私の使い方かもしれないし、それほど気にするような事でもないかもしれませんが。

まとめ

同時期に同じベンダーさんから同じタイプのPodが2つ来てしまったので、どうしても比較してしまいますね。

CyberXと比べると、こちらのほうが厚みが薄く、重量が軽量、
コイルのパフォーマンスは同等、ドローも同じくらいですが、出力調整がある分味わいには幅が持たせられます。

バッテリー容量はどちらも1000mAhと同じですが、リキッド容量はこのAPX C1が2mlなのに対してCyberXは3mlとあちらのほうが多いです。

私はAspire贔屓ではあるのですが、今回の2製品は甲乙つけがたい中、喫味の面では若干こちらのほうが好材料が多いのは確か。
全体的なパフォーマンスに関してはこちらが若干勝っているかな?とは感じます。

反面CyberXはリキッド容量が多く、長時間の持ち出しには有利なのと、
個人的に、デザインはあちらのほうが好みです。
こっちも綺麗なんですけどね。

あとはもう、好み。

コメント

  1. ノリタケ より:

    レビューありがとうございます。
    こちらの製品、吸口が薄く、ドローも今まで使ったPODの中ではかなり重めなので愛用しているのですが、4、5日で急にイガってしまうことがあります。
    同じ様な症状ありますでしょうか?

    • Marz より:

      コメントありがとうございます!
      サンプルではPod1つしか試せていないのですが、確かにやや寿命は短めかもしれません。
      私が補充2回分くらい使って、以降は奥さんが吸っていたのですが、そこから2回補充当たりで戻ってきて、今は結構イガっている感じなので、補充3~4回といった感じでしょうか。

      • ノリタケ より:

        回答ありがとうございました。小型な分、そこは仕方ないのかもしれないですね。
        これからも参考にさせて頂きます。

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