MKlab koi-koi 赤短/青短シリーズ
- 赤短:ライチティー
- 青短:アジアンフルーツティー
のレビューです。
正月の三光に続き、夏の赤短/青短シリーズもMK Kabさんの恒例となりましたね、
今年はお茶系、どちらもフレーバーティのリキッドとなります。
これまでは毎年赤短が清涼剤無し、青短が清涼剤ありという構成だったのですが、
猛暑!ということで、今年は赤短も清涼剤ありとなっています。
この製品は、MK Labさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
製品について
MK LabさんはVAPEブーム黎明期から活動している老舗の国内リキッドメーカーさんで、
中でもKoi-Koiは独特の世界観と可愛いキャラ、イラスト、そしてなにより味のクオリティの高さで非常に高い人気を誇っています。
赤短・青短は2020年に追加された新しいラインとなり、初回は冬のリリースでしたが、ここ数年は毎年夏に新作がリリースされています。
今年のフレーバーはライチティーとアジアンフルーツティー
いつもの赤短・青短のキャラの後ろに、それぞれモチーフとなるドリンクが描かれています。
どちらも内容量60mlで、VG50:PG50、ノンニコチン。
最近のMK Labさんのリキッドはオススメの抵抗値なども書かれています。
Podから80wまでのVAPEに適しているとのことなので、殆どのVAPE機器をカバーしています。
吸ってみる
試飲環境
高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA Ni80 28ga 1.2Ω 13w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w
赤短:ライチティー
公式コメント
【フレーバー : ライチティー】
ライチの爽やかさと烏龍茶の熟成された茶葉が織りなす奥深い味わいをバランスよく配合し、いつでも吸い続けられるアイスティーに仕上げました。
甘すぎず苦すぎず、ほろ甘なライチティーをお楽しみください。
清涼感レベル ★★☆☆☆
※本商品は赤短シリーズですが、”Cool Mix”といたしまして清涼剤を使用しております。
高抵抗MTL:1.2Ω 13w
※先入観なしで感想を出す為、公式の説明などを読む前に吸って書いているのでお茶の解釈がちょっと変な感じになっているかもしれません。
吸ってみてビックリ、お茶感が凄い。
ライチティーかぁ、紅茶+ライチって感じかな?って思って吸ったら、むしろウーロン茶に近いお茶感を感じました。
そして舌に当たるライチの甘みと酸味がかなりクッキリしています。
これは、ライチウーロンと言った感じ。
フルーティなライチとしっかり渋味のあるウーロン茶それぞれが特徴的でクッキリとしており、別々に主張しているように感じますが、ミストを肺に送る際にそれらが混ざり合い、ミストを吐き出す際にはしっかり融合してフルーティなフレーバーティといった感じになります。
なんというか、アクティブで立体的な味の組み立てだと感じました、これは面白い。
そして公言されていたとおり赤短にも清涼剤が入っていますが、あくまでほんのり、
この環境で吸うと、吐き出す際に少しだけヒンヤリするかな?といったくらいです。
シングルDL:0.63Ω 23w
DLになると味の感じ方もダイレクトになってきます、
まずライチのフルーティな甘酸っぱさが先に来て、そのままライチ先行のフルーティな感覚が続きます。
ミストを吐き出した後にウーロン茶のお茶感が口の中にじわーっと湧き上がってきて、お茶を一口飲んだ後のような感覚が口に残ります。
とにかくライチが甘くフルーティですね、単品フルーツリキッド以上にクッキリと感じます。
そしてやはりお茶感が凄い。
清涼感はMTLより強くなりますが、強清涼が苦手な私が普通に吸い続けられる水準です。
デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w
出力が上がり、ライチが更に強くなりました、
ここまでくるとほぼフルーツ系リキッドのような感覚。
ですがミストを吐き出すと「俺もここに居るぞ」とばかりにお茶感がじわーっと口の中でこみ上げてきます。
ライチの甘みがしっかり強く、清涼感もかなり強くなります、
ジュース感覚で味わえそう。
青短:アジアンフルーツティー
公式コメント:
【フレーバー :アジアンフルーツティー】
蒸し暑さを和らげる、ほのかに果物香るフルーツティーが登場。
烏龍茶や台湾茶など深みや味わいがあるお茶をベースに、果物の甘みと清涼感でダラダラと吸い続けられるリキッドへ。
シーシャやお香が好きな人にもオススメの一本です。
清涼感レベル ★★★☆☆
高抵抗MTL:1.2Ω 13w
※先入観なしで感想を出す為、公式の説明などを読む前に吸って書いているのでお茶の解釈がちょっと変な感じになっているかもしれません。
こちらもお茶感がかなりしっかりしていますね、アジアンとあるとおり東洋系のお茶のフレーバーが強いです。
ライチティーのようなウーロン茶オンリーではなく中国茶?のような香りもほんのりとあります。
そしてやはりフルーツがクッキリと濃く主張していますね、
フルーツは何だろうこれ、複数入っているのは確かだと思いますが、私の感覚だとモモ、リンゴ、パイン辺りが入っていそうな?
パインは居そうだなぁ、特にミストを吐き出すあたりでちょっとトロピカルな感じがあります。
お茶の主張はウーロンが特徴的だった赤短の方が強くは感じましたが、こちらもやはり、ミストを吐き出した後はお茶を飲んだ後のような感覚がしっかりとあります。
清涼剤の強さは赤短と同じくらいかなと思います、MTLで吸っていると殆ど意識しないレベル。
シングルDL:0.63Ω 23w
DLで吸ってみると……あ、これ、赤短とは違う意味でかなりお茶だ!
MTLの方では赤短のウーロンの方が特徴的だったと書きましたが、こちらはDLで吸って各フレーバーがダイレクトに感じられるようになると、なんというか、全体的に、そう、飲茶のお茶、あれだ。
赤短のライチティーとは異なりこちらはDLになったことでフルーツよりもお茶の感覚が前に出てくるようになり、”ほんのりトロピカルフルーツフレーバーのお茶”といった感じになりました。
渋味はそこそこに茶の香りはしっかりと深く、なんだかホッとするお茶。
なんだかこれいい、ずっと吸っちゃう。
清涼感、赤短より控えめかも?この環境でも全然気になりません、ハマっちゃってチェーンしすぎたら流石に喉が少しヒンヤリしますが。
デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w
とはいえ流石にデュアルの爆煙になると流石にちょっと冷たい。
あまり押しの強いフレーバーではないだけあって、強清涼が苦手な私には特に強く感じました。
味に関してはお茶感はそのままでフルーティさと甘みが少し強まった感じかな。
まとめ
両方とも、思っていた以上の”お茶”です。
フレーバー紅茶的な物ではなく、ウーロン茶や中国茶などをベースにしているのが特徴的で、お茶の部分もしっかりと作られており、香りも深いですし、ミストを吐いたあとに”お茶を飲んだ後”の感覚がしっかりとあります。
フルーツ部分もかなりクッキリと濃く主張しており、フルーツ系としても楽しめるかと思います。
両者を比べると、赤短は味がよりクッキリとしておりガッツリと味わえるし、暑い中でスパスパと吸うのによさそうだな、と感じました、
青短は赤短と比べるとインパクトは控えめですが、お茶の部分がより深く、なんだかホッとする感じです、個人的にはめっちゃ好きで、気づくとずっとダラダラ吸い続けちゃいますね、こちらは家でまったりと吸いたいと感じました。
コメント