ベイプノリキッド トロッペ! & Vandy vape BIIO Pod レビュー|老舗ショップオフィスエッジさんが伝説のリキッドをオマージュ

こだわりのある商品展開で人気の老舗VAPEショップ、オフィスエッジさんが往年の伝説級リキッドをリスペクトして作成したリキッド、トロッペ!のレビューです。

名前から推測されるとおり、世界的に中毒者を生み出し、数年前に惜しまれつつも生産終了したTROPWENをリスペクトして作られたリキッドです。

TROPWENは、少し前からVAPEを使用されている方には説明不要なほどの超人気リキッドでした、
私の中ではメンソーラーの方々御用達の強メンソールリキッドとしてカテゴライズされており、強メンソールが苦手な私には縁がないな、と思っていたのですが、それでもラベルのイラストを見るだけで「あ、アレだ」とわかるほど。

私は強メンソ系は辞退させて頂くことが多いのですが、トロッペ!は刺激の強いブーストタイプではなくノーマルタイプをベースにしていること、皆様の評判を見ていると吸いやすいという声が多い事、そういえば以前にもTROPWENオマージュのリキッドやってるな、ということで、今回試させて頂く運びに。

オフィスエッジさんイチオシのBIIO Podで是非吸ってみて欲しいとのことでそちらもお送り頂いたので、その紹介も交えつつ。

この製品はオフィスエッジさんよりサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

トロッペ!の詳細

老舗ショップであるオフィスエッジさんが独自で作成した、所謂ハウスリキッド、オリジナルリキッドという位置づけとなります。
オフィスエッジさんは過去にも”おぬしの”などのオリジナルリキッドをリリースしており、根強い人気となっています。

上に書いたとおり、伝説級人気リキッドTROPWENをオマージュした、メンソール、ミント、タバコ系のフレーバー。

ラベルデザインはめちゃめちゃシンプルで、必要最低限の情報のみ記載されています。

国産、内容量60ml、VG:PG比は50:50、ノンニコチンです。

キャップを開けて香りを嗅いでみると、やはりというかメンソールの香りがメインに来ますが、その中にミントの香りと、ほんのりタバコ葉の香りが感じられます。

Vandy vape BIIO Podの詳細

オフィスエッジさんイチオシのPodデバイス、今かなり売れているそうです。

今回のレビューはあくまでもトロッペ!がメインとなりますが、折角お送り頂いたのでこちらもサラッと紹介させて頂きます。

パッケージ内容

  • BIIO Pod本体
  • 0.6ΩPodカートリッジ (本体装着済)
  • 0.8ΩPodカートリッジ
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • 日本語説明書

私の記憶では、Vandyさんの説明書には日本語の記述はなかったと思いますが、
今回は日本語で書かれた説明書が別途付属しています。
オフィスエッジさんパワーでしょうか。

外観・特徴

コンパクトなスティック型Podです。

カラーバリエーションは6色

今回のサンプルはシャドーブラック、
立体感のあるカーボン調のボディです。

本体中央に、大きめのカラー液晶画面を搭載。

向かって右側にファイアボタンとUSB Type-Cポート、
反対側にはスライド式のエアフローコントロールが付いています。

マウスピースは定番のダックビル形状。

Podカートリッジはマグネットで固定されています。

初期装着のPodは絶縁用のシールが貼られているので剥がしてから使用します。

Podカートリッジ

コイル内蔵式の使い切りタイプのPodカートリッジです。

リキッド補充は側面から行います。
本体に装着したままでもリキッド補充を行うことができます。

キットには0.6Ωと0.8Ωの2種類のPodが付属しています。

スペック

サイズ 114mm x 25.3mm x 15mm
リキッド容量 2ml
コイル 0.6Ω/0.8Ω
出力 5~35w
バッテリー容量 1000mAh
充電 USB Type-C 5V/1A

操作方法

電源ON/OFF

側面のボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます

べーピング

ボタンを押して吸うマニュアルパフと、吸い込むだけでスイッチの入るオートパフの両方に対応しています。

出力調整

電源ON中にボタンを3クリックするとワッテージ表示が点滅します、その時にボタンを押すと設定ワッテージが0.5wずつ上がってゆきます。
最大35wまでで、さらにボタンを押すと最小の5wになります。

通常は、Podを装着すると適したワッテージに自動設定されるので、そこからさらに好みに合わせて微調整する際に使用します。

メニュー表示

電源ON中にボタンを4クリックするとメニューが表示されます。

本体ロック、液晶カラーテーマ変更、パフカウンターのリセットが行えます。

本体ロックをONにすると、ボタン操作が効かなくなります。

オートパフで吸うことのみ出来るようになるので、不意にボタンを押された際などの誤動作を防止したい際に使用します。

液晶画面のカラーテーマは4色から選択できます。

吸ってみる

アトマイザーで

まずは、うちのリキッドレビューのお約束と言うことで、いつもの環境で、先入観なしで味わってみます。

高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA Ni80 28ga 1.2Ω 13w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

まずMTLで吸ってみます、
確かにメンソールはやや強め、この環境でも割とヒンヤリするし、舌にピリッと辛みが来ます。

ですが吸いやすいというか、メンソは確かに少し強めだし刺激もあるのですが、割と平気に吸えてしまう、不思議。
しかも続けて吸っていると慣れてくるのかまろやかに感じられてきてどんどん平気になってゆく。

そうなってくるとフレーバーもじっくり味わえるようになってくるのですが、バランスが絶妙ですねこれ、
メンソールの甘み辛みの後でスペアミントの香りがふわっと立ち上り、後味にタバコの香ばしさ、
タバコ臭さは全くなく、アクセントとして香ばしさのような物を感じるくらい。

吸えば吸うほどフレーバーが馴染んでくる感じで、ずっと吸い続けちゃいます。

続いて0.6ΩのシングルDLで吸ってみましたが、さすがにDLだと油断したら喉にガツンと来ます、
ヒンヤリ感はそこまでないのですが、喉への刺激がかなり強め。
ただ、こちらも何度かチェーンしていると慣れてきます。

DLだと、MTLよりもタバコの香りがしっかり出ているように感じますね、
ミストを吐き出す時にしっかりとしたタバコ感が喉の奥から上がってきます。
あれ、割と香りが強めなタバコフレーバーが使われているのかも?とこのとき感じました。

後味として、タバコの香りとメンソールの辛みが残ります。

最後にデュアルの爆煙環境、
これはさすがに私は咽せますね、メンソールの刺激が半端ないです。
ただこれも、喉がキンキンに冷えると言うよりも、辛みと刺激が凄い、
私が強メンソ、強清涼が苦手な理由って主にキンキンに冷える部分なので、これも吸っていると割と吸えてしまったりします。

メンソールの甘み辛み、ミントの香りがこれでもかというくらい押し寄せてきて、ミストを吐く際にしっかりしたタバコの香り、そして後味はタバコ感とメンソールの辛み、
基本部分はずっと変わらないのですが、やはり爆煙だと全てのフレーバーに勢いがあります。

BIIO Podで

続いて、オフィスエッジさんイチオシのBIIO Podを使用してみます。

Podは0.6Ωを使用、Podを取り付けたら出力が自動で16wにセットされました。

0.6Ωのメッシュコイルと言うことでミスト量もかなりしっかりとあります、ですがRBAアトマイザーの0.6Ωよりもマイルドで吸いやすい印象。
ガツンと喉に刺激が来ますが吸うのがキツいという程ではなく、むしろ割とクセになる刺激、そしてメッシュコイルでふわっと立ち上るミントの香りとタバコの香り。

エアフローコントロールは精度が高く、絞るとMTL吸いに適したドローになります、
0.6Ωサブオームの抵抗値ですが、16wでの出力は割とMTLに合っている要にも感じます。
MTLで吸うと喉への刺激がよりマイルドで吸いやすく、少し舌にピリッとした刺激を感じながらダラダラとチェーンで吸い続けてしまう感じです、私はこれが一番ハマるかも。

エアフロー全開にするとちょっとしっかり目の抵抗感があるRDLといった感じでしょうか、
こちらは喉の方にもしっかりと刺激があり、好きな人は好きだと思うし、ノンニコのままでもかなりの”吸った”感があります。

TROPWENと吸い比べ

なんと、オリジナルのTROPWENを少量お分け頂いたので、そちらとも吸い比べてみます。
まだ残っているのが流石ですね。

全く同じビルドにしたWasp Nanoで交互に吸ってみます。

TROPWENの第一印象としては「え、こんなに吸いやすいリキッドだったの?」といった感じ、
長く保管されていた物だと思うのでスティープが進んでフレーバーの角が取れているというのはあるかもしれませんが、思っていたよりもマイルドで、甘みも強めに感じます。
とはいえ流石伝説級リキッドといった感じ、バランスが非常に取れていて、もう少し、もう少しって追いかけるように続けて吸ってしまう感じ、確かに中毒性がある。

吸い比べてみると、トロッペ!の方が喉への刺激がかなり高いですね、そしてTROPWENよりもかなり甘さが控えめになっており、かなりドライな印象です。
タバコの香りも強く感じるかな、なんというか、”葉”を感じます。

こうして同時に吸ってみると、トロッペ!はかなり尖った作りになっているように感じます、
ですが中毒性は負けていないですね、TROPWENはふわーっと味を追い続けてしまう感じなのに対して、トロッペは!ガツンとくる刺激が癖になって続けて吸ってしまう感じ。

まとめ

SNSなどを見ていると、既に多数の中毒者が出ているように感じます、
確かにこれはクセになる。

底まで複雑なフレーバーという訳ではないのですが、メンソールの刺激、ミントの香り、タバコ感のバランスが素晴らしく、ついうちずっと吸ってしまうリキッドです。

発売して即日完売となっていましたが、定期的に追加されているので定番商品として買える製品だと思います。

リキッド工場を作成するほどの気合いの入りよう。

BIIO Podは安価で扱いやすく、味はしっかり出る印象。

バッテリー容量は1000mAhと今時ではそこまで大きい物ではありませんが、吸う頻度が格段に高い人で無い限りは不足する事はないと思いますし、
1500円という価格でワッテージ調整、エアフロー調整まで可能な高機能Podというのは相当コスパが高いと思います。

また、国内ショップであるオフィスエッジさんが押しているデバイスという事で、消耗品のPodカートリッジの供給に付いても安心感があるというのは大きいですね。

販売情報

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