BaksLiquidLab. Pepparkakorのリキッドレビューです。
通称ぺぱかか。
BaksLiquidLab.は、個人の方が立ち上げた国産リキッドレーベルで、SNSなどを中心に、非常に人気があります。
どのリキッドも、一癖ある複雑な味わいで、ベテランの方などにもファンが多い印象。
個人発のレーベルながら、第三者機関の成分調査などもされていて、安全性にもかなり気を使っておられるそうです。
私自身は、以前ELKを購入してドハマりしています。
美味しいんですよアレ……。
その他のリキッドは友人に吸わせて貰ったり店で試飲したりで記事には書いていませんが、どれも一癖あって面白い味なんですよね。
このPepparkakorは、以前出されていたGotland Pepparkakorのリメイク。
前作はクリーミーなジンジャークッキーといった感じでしたが、大きく性格が変わっております。
環境によってかなり顔を変えてくる非常に面白いリキッドです。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
詳細
BaksLiquidLab.さんのリキッドラベルは(Guld Kvällsfika以外?)毎回動物がモチーフになっていますね。
今回はキツネかな?かわいい。
Pepparkakorとは、スウェーデン語でジンジャーブレッドを意味します。
林檎・ジンジャークッキーをメインに3種の葉巻フレーバーをバランス良く配合し、トップノートにサンダルウッド(白檀)の香りをプラス。
とのこと。
ラベルの側面には製造年月日が記載されています。
反対側には原材料の表記。
VG:PG比率は不明。
国産リキッドなので、ニコチンは入っておりません。
ノズルは取り外しが容易なタイプ。
一部の人には非常にうれしいやつ。
リキッドカラーはほんのり黄色がかっています。
香り
リキッドの香りを嗅いでみます。
まずふわっと香ってくるのはリンゴの香り。
続いてジンジャーが香ってきますね。
そして、それらを追いかけるようにサンダルウッド(白檀)の木の香りが漂ってきて、一気にアジアンな気持ちに。
吸ってみる
試飲環境
高抵抗(MTL): Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.05Ω 15w
サブオーム(DL): Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.65Ω 23w
低抵抗(DL): Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.27Ω 50w
1.05Ω 15w:MTL吸い
吸い込む時に、まずリンゴの甘みと酸味、そしてジンジャーの香りを感じます。
MTLで一旦口に溜めてから吸い込む時、一瞬だけ、サンダルウッドの香りがちょっと強めに鼻について「お?」っとなります。
ミストを吐き出す時、上の方にリンゴの酸味を感じつつ、下の方にふわぁっとサンダルウッドの香りが居る感じ。
後味として、口の中にわずかに木の香りが残ります。
全体的にスモーキーで、尖った部分がなくバランスが良いのでドンドンチェーンしてしまいます。
チェーンしているとサンダルウッドの部分が徐々に丸まってゆき、クッキーの生地感のような物を感じるようになってきます。
その変化もまた面白い。
シングル0.65Ω 23w:DL吸い
リンゴ感がやや強くなり、少しフルーティな感じになります。
吸い込む時にリンゴの甘み酸味をしっかりと感じる。
吐き出す時は、サンダルウッドが下地に居つつ、葉巻の香ばしさを感じつつ。
あと、上の方にリンゴの甘みもやや強めに感じるのですが、何か他の甘みも居る気がする。
蜂蜜のような柔らかい甘みを感じます。
デュアル0.28Ω 46w:DL吸い
更にリンゴがハッキリしてきて、逆に白檀が少し引っ込む感じですね。
アップルタバコと言ってもいいくらいの味わいになります。
後味は葉巻の香ばしさに加えて、クッキーの生地感が出てきた気がします。
スモーキーだけど、まったりしてる。
甘みは今回の環境の中では一番強いですね。
吸い始めから後味までリンゴの甘みと酸味が口に居ます。
白檀も居なくなるわけではなく、裏方として雰囲気作りに徹してる感じ。
おまけ:ガンク確認込めてタンクで
このリキッドはとても気になっていたので、レビュー前にコッソリタンクに入れて数日吸っていました。
レビュー前というかもう、届いた直後に。
ちょうどその時ビルド済みでタンクの空いていたアトマイザーがExpromizer V4で、MTL系に合いそうなリキッドだしこれでいいや!って事で。
コイルはNi80 26gaの0.8Ω。
こちらで先に吸っていたのですが、上記と吸い比べるとこれもまた味の感じ方変わりますね。
全体的には上記のMTL環境と同じような感じなのですが、リンゴとジンジャーをより強く感じていました。
実は上記の3環境と比べても一番好みな味の出方をしていたのがこれだったり。
新品コイルから3日間くらい吸ってコイルはこの状態。
途中適度にリキチャしてたし、5~6mlくらいは吸ったかな?
若干ガンキーにも感じますが、元々MTLタンクってガンクが貯まりやすいので、こんなもんじゃないかなぁ、とも。
まとめ
凄いこれ。
自分的には、ELK以来のレギュラーリキッドになりそうな予感がします。
とにかく複雑で、環境によって出てくる香りが違ったり、同じ環境でも吸う時によって雰囲気が違ったり。
あと、チェーンしていると徐々に変わってきたりもします。
難しいので試飲にはちょっとお時間を貰いました。
他ではなかなか味わえないこの一癖ある感じが堪らない。
白檀というと線香の香りに近くもあり、ちょっと敬遠されがちではあると思うのですが、風味付け程度なので線香感もなく、むしろそれが軽いアクセントになっていて、いい感じでオリエンタルテイストを出しています。
自分はこれ、高抵抗低ワットでじっくり吸うのが好きですね。
喫煙者なのでVAPEは普段ニコチン添加して吸っているのですが、これのMTL吸いは添加なしの状態でも十分楽しめる感じがします。
癖はあるけど尖っているわけではなく、環境によって色々な味わいを楽しめるし、意外と万人受けするリキッドなのではないかと思いました。
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