ベプログさんから発売された“電子タバコお試しセット”のレビューです。
大手メーカーEleafのお手軽Podとリキッド5種がセットになっており、これを買うだけですぐ使い始められる構成になっています。
デバイスは非常にシンプルな使い捨てカートリッジ式の物で、リキッドを入れて吸うだけのお手軽なタイプ。
約3000回以上吸引可能という高い耐久性のカートリッジが予備を含めて3個付属します。
一時期と比べて最近はこうした小型デバイスのコイルも非常に味が良くなっていますし、お手軽に使用出来るので、VAPEデビューやお試しには最適かと思います。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
セット内容
- Eleaf IORE LITE(Pod型デバイス) x1個
- TARLESS リキッド 5本セット
- IORE LITE用交換カートリッジ x2個
IORE LITEの箱を開けると、密閉パックされた本体と、ユーザーマニュアル、ワランティカード。
かなり簡素なパッケージングになっています。
USBケーブルは付属されないので、充電の際はUSB Type-Cケーブルを使用する必要があります。
ユーザーマニュアルは多言語で書かれており、日本語の記載もあります。
TARLESSリキッドセットは、以前紹介したKIPO KITにセットされていたものと同じですね。
ベプログさんのオリジナルブランドのリキッドで、
- メンソール
- エナジードリンク
- メロンソーダ
- グレープジュース
- クラフトコーラ
と、VAPEリキッドとしては定番のフレーバーが5本セットになっています。
外観・特徴
ラバーコーティングされたプラ系の素材で、非常に軽量なデバイスです。
ラバー系の素材なので表面の質感は柔らかくサラサラ。
操作スイッチ等は一切なく、LEDインジケーターが1個だけ埋め込まれています。
サイズ感はこんな感じ。
カラーバリエーションは4色です。
底面に、充電用のUSB Type-Cポートが付いています。
スマホ用などのUSBアダプターから、USB Type-Cケーブルで接続することで、本体の充電が出来ます。
最近のAndroidスマホなどはType-Cなので、そのあたりをお使いの方はそのまま使用できると思います。
カードリッジはマグネットと、小さな突起でパチっと固定されています。
初期状態で装着されているカートリッジには、輸送時の通電による事故を防ぐために絶縁用のシールが貼られています。
Podカートリッジ
コイルが内蔵された使い捨てタイプのカートリッジ。
リキッドを入れるだけで使用が可能で、コイルが劣化するまで使用したら丸ごと捨てるだけ、と、メンテナンスフリーで非常にお手軽なタイプです。
コイルのみを交換するタイプと比べるとランニングコストの面で不利になりがちですが、今回のこのPodのコイルはメーカーいわく約3000回以上使用可能な耐久性を持っているとかで、
通常この手のコイルって私の体感だと1000回〜多くても2000回までには焦げたり味が落ちたりして交換するイメージなので、そう考えるとコスパ面での不利もないかもしれません。
薄型の小さなカートリッジですが、本体内に格納される部分が多く、長めに作ってあるのでリキッドは割と入ります。
リキッド容量は1.6ml、コイル抵抗値は1.2Ωと低出力なデバイスなので、吸い方にもよるけど満タンで100〜150回は吸えるかなと思います。
リキッドの補充は側面のシリコンキャップをめくって、ここから行います。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 20.5mm x 12mm x 111.5mm |
重量 | 25g |
バッテリー | 内蔵350mAh |
リキッド容量 | 1.6ml |
抵抗値 | 1.2Ω |
充電 | USB Type-C (フル充電40分) |
重量の実測、カタログスペック通り。
相当軽いです。
使用方法
ボタンのないオートスイッチタイプのPodなので、特別な操作も無く使用できます。
カートリッジにリキッドを入れて本体にセットしたら、後は咥えて吸いこむだけ。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
吸ってみる
それでは、TARLESSリキッドの中から、グレープジュースを入れて吸ってみます。
初回なのでリキッドを入れて10分置いて、後は吸うだけ。
やはりお手軽。
VAPEの吸引方法って大まかに2パターンありまして、
一旦ミストを口に貯めてから肺に吸い込む、所謂タバコ吸いをMTL(Mouth To Lung)、
ミストを口に溜めず直接肺まで吸い込む吸い方をDL(Direct Lung)と呼びます。
前者はドロー(吸引する際の抵抗感)が重いデバイスが適しており、後者は逆に軽い物が適しています。
元々タバコを吸っていた喫煙者の方は、最初は自然とMTLになるんじゃないかなと思います。
で、最初に吸ったデバイスがドローの軽い物だったりすると全然吸えなくて、「なんじゃこりゃ、吸いにくい」ってなりがち。
このデバイスの場合は、タバコほど重くはないけど、ちゃんとMTL吸いは出来る、くらいの重さ。
直前までタバコを吸っていた人だとちょっと軽いかな?くらいに感じるかも知れませんが、問題なく吸えるくらいだと思います。
ただ、慣れてきたらDL(重めDL)に移行したほうが安定するかも。
吸い込むだけでスイッチが入ってミストが発生するオートスイッチタイプのデバイスなのですが、MTLだとセンサーの感度が結構ギリギリで、軽めに吸うと若干途切れる事もあります。
DLに切り替えるとスイッチも安定するし、ミストの密度も上がって吸いごたえが増します。
味についてですが、一昔前に比べると現在はこのサイズのPodも性能が上がっており、
昔みたいにお試しで買ってみてガッカリ、ということはなくなったと思います。
リキッドも定番の味で、グレープジュースの濃い味がしっかり出ています。
僅かに清涼剤も含まれており、喉へのキック感もあるので吸いごたえもなかなか。
カンタル線の1.2Ωコイルということで、昨今のメッシュコイルなどと比べると若干落ちますが、それでも必要十分なパフォーマンスかとは思います。
耐久性を見るためにしばらく使い続けてみました。
私は普段1日に100〜200パフくらいです。
もっと多い日もあるかな?日によって結構バラツキがあります、最近は特に出社日とテレワーク日で大幅に変わったり。
バッテリーが350mAhと小さめですが、それでも1日は余裕でもちますね、寝る前充電で充分でした。
カートリッジ内のリキッドも大抵1日もつけど、多めに吸ってる日だと途中で補充する日もあったりするくらい。
長時間持ち出す際は予備カートリッジにリキッドを詰めておくと安心かもですね。
リキッドを何度か注入して、多分1000パフくらいはしたと思うのですが、コイルの方はまだまだ大丈夫そうです。
まとめ
VAPEデビューやお試しに向いた、お手軽なデバイスです。
このセットを買うだけですぐに使い始められます。
充電用のケーブルとアダプタだけは必要になりますが、Type-Cのスマホなどを使っていれば共用可能です。
MTL(タバコ吸い)でも違和感なく吸えますが、徐々にDLにしていったほうがより楽しめるかな。
カートリッジは使い捨てなので手の汚れないメンテナンスフリーですし、リキッドを入れるだけで使える簡単仕様。
気をつける点は初回注入時の浸透待ちくらい。
バッテリー容量、リキッド容量は吸い方や吸う頻度次第なので人によりますが、私の場合だと大体1日もつくらいでした。
全部入りで3000円以下なので、お試し用やサブ機などに。
コメント