Nevoks – Feelin Pod レビュー|Pageeと共通コイルのお手軽スティック型Pod

最近勢いのある新興メーカーさんのスティックタイプPodデバイス、Nevoks Feelin Podのレビューです。

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Nevoksさんは、先日レビューしたPageeが現在絶賛売出し中ですが、このFeelinはそのPageeと共通のSPL-10コイルを使用するPodで、
液晶画面や細かい出力調整などの機能を廃してお手軽にに使用出来るシンプルなモデルで、スティック型でサイズは上がりますが、リキッド容量、バッテリー容量共に増えています。

コイルが同じだけに、パフォーマンスに関してはほぼ同じ感覚。
ただ、Pageeよりドローを重く出来るので、1.0Ωコイルで使用する際はこちらの方が合っている気がしました。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

薄めの化粧箱です。

背面には正規品チェック用のスクラッチシールがあり、
スクラッチの下のコードを、公式サイトの「SECURITY VERIFICATION」の所に入力するとコピー品でないかの確認が出来ます。

パッケージ内容

  • Feelin Pod本体
  • 専用Podカードリッジ(本体装着済)
  • 0.6Ω SPL-10 メッシュコイル
  • 1.0Ω SPL-10 メッシュコイル
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

ベプログショップさんで購入すると、専用のレザーケースが付属しています。
ネックストラップもセットになっており、首から提げて使用することができます。

専用品なだけあって、穴の位置などもバッチリ。

外観

ちょっと太めのスティック型。
ボディはプラ製(PC+ABS)で、金属製の物に比べると若干チープさは否めませんが、その分かなり軽いですね。
表面は若干メタリックのかかったサラサラのマット塗装になっており、その表面処理の綺麗がチープさを大分カバーしています。

サイズ感はこんな感じ。
カリバーンやXTALなどのスティックタイプをそのまま厚くしたような感じかな。

他社製品で言うと、AspireのAVP CubeとかFreemaxのOnnixくらいかな、意外と出てないサイズですよね。

丸いボタンが1つと、LEDインジケーターが3つついています。
このLEDインジケーターで、3レベルの出力表示と、バッテリー残量表示を行います。

側面に、エアフローの吸気口とUSB Type-Cポートが付いています。
このクラスのPodでType-C1.5Aは高速だと思います。

エアフローは、Podの取付方向によって2段階に調節可能です。

切り欠きのある方を合わせるとドローが軽く、無い方を合わせるとドローが重くなります。

底面。

ベントホールかな?って思ってたけど、ライティング当てたらプラパーツの樹脂注入口のくぼみでした。

Podの固定はマグネット式になっています。

Podカードリッジ

外からは小さそうに見えていましたが、タンク部分の下半分は本体に埋まっているので、容量は2.8mlと意外と大きめです。

素材はPCTGで、メンソール耐性はあり。

透明の素材なのでリキッドの視認性もよいです。

マウスピース、基本的にはダックビル形状ですが、厚みでなく幅も大分すぼまっています。

リキッド補充は側面から。
シリコンキャップをめくると少し大きめの注入口が開いています。

コイルはOリング固定となっており、底面からまっすぐ差し込むだけで装着できます。

上の支えのパーツがあまり出っ張っていないので、リキッドが残った状態の時にコイルを外すとリキッドがこぼれてしまうので注意です。
逆さにして、黒いマウスピースの中にリキッドが全部隠れるくらいまで減らしてから交換します。

コイルはPageeと共通のSPL-10コイル。
0.6Ωと1.0Ωが1つずつ付属しています、どちらもメッシュコイル。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 99.5mm x 22mm x 18mm
本体素材 PC+ABS
重量 42g
バッテリー 内蔵1000mAh
Pod素材 TPE+PCTG
リキッド容量 2.8ml
コイル SPL-10 0.6Ωメッシュコイル
SPL-10 1.0Ωメッシュコイル
スイッチ マニュアル(ボタン式)/オートスイッチ両対応
出力レンジ 10w-22w
出力切り替え 3段階調整可能
充電 USB Type-C 5V/1.5A
保護機能 自動カットオフ
過充電保護
過放電保護
オーバーヒート保護
最大出力制限
低電圧保護

重量

ボディがプラ製ということもあり、36gと相当軽いです。

操作方法

電源ON/OFF

ボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

出力調整

電源ON中にボタンを3クリックすると出力が切り替わります。
LEDインジケーターの点灯数が現在の出力設定を表示しています。

  • 3つ点灯:3.7V
  • 2つ点灯:3.4V
  • 1つ点灯:3.1V

どちらのコイルを使用する際でも、真ん中の2つ点灯の状態が推奨ワッテージの中間くらいの出力になります。

また、このLEDインジケーターは、ボタンを押した際や吸引した際にバッテリー残量を表示します。

ベーピング

この機種はボタンを押して吸うマニュアルパフと、吸い込むだけでスイッチの入るオートパフの両方に対応しています。

ボタンを押して吸ってもいいし、ただ吸い込むだけでもOKです。

吸ってみる

JUICE ARTISAN LES RAISINSを吸ってみます。

リキッドを注入。
ユニコーンボトルのノズルが入るサイズなので、注入しやすいです。

初回の使用時やコイル交換時は、コイルにリキッドが浸透するまで数分置いておく必要があります。
十分に浸透しないうちに加熱すると、コイル内のコットンが焦げてしまってコイルがダメになってしまうことがあります。
うちでは念の為10分は置くようにしています。

まずは0.6Ωコイルから。

同じコイルなので当然かもですが、吸った感じはPageeとほぼ同じ。
LED2つ点灯の真ん中の設定で、出力もPageeのデフォルト(Pod装着時に自動設定されるワッテージ)と同じくらいです。

上の設定、下の設定と試してみたけど、どちらもコイルの推奨範囲内での上下となるので、ちょい上げ、ちょい下げって感じですね、好みに合わせて良さそう。

総じて、美味しく吸えるコイルです。

エアフローは、開いた方に合わせるとPageeの全開より若干軽いかな?
でもオートスイッチのレスポンスはこちらの方がよく感じるというか、ラグが少ない気がする。
0.6Ω+軽い方のエアフローでも、オートパフで快適に吸えます。

マニュアルスイッチのレスポンスも高速ですね。
電源操作などの連打でもシュッシュッと音が出るくらいです。

続いて1.0Ωコイル。

こちらもまぁコイルの感想としてはPageeと同じではあるのですが、
Podの向きを変えてエアフローを思い方に切り替えると、Pageeの全閉よりもドローが重くなるんですよ。

普通にMTL吸いで快適に吸えるし、オートスイッチのパフォーマンスも変わらず快適です。
あと、ドローが静かでなめらかに感じる。

Pageeでは1.0Ωコイルは「もう一声」といった感じでしたが、こちらのFeelinでMTL吸いすると満足感あります。
うん、1.0Ωコイルはこちらの方が好きだなぁ。

まとめ

パフォーマンスは人気のPagee譲り。

ワッテージ調整がなく、3段階調節のみのシンプル操作で、リキッド容量とバッテリー容量が少し大きめ。
そして重量がかなり軽いので、ネックストラップで首から提げて使うにもよいと思います。

ボディがプラ製なので若干のチープさはありますが、この軽さとのトレードオフと言った感じでしょうか。

ワッテージ調整までは要らないや、といった人には十分な性能ですし、
エアフローを重い方に切り替えた時のドローが結構しっかりMTLしているので、1.0ΩコイルでMTL吸いをするならこちらの方がいいかもしれない…。

ベプログショップでの販売価格は¥2,800(レザーケース付き)
Pageeより1,000円ほど安いです。

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