MK Lab Koi Koi 濃いこいこい雨流れ弐リキッドレビュー｜しっかりと甘酸っぱい苺が楽しめる濃厚いちごミルク

MK LabさんのKoi Koiシリーズの新作、濃いこいこい雨流れ弐いちごミルクのレビューです。

濃いこいこい、koi-koi-koi！？

MK Labさんの看板シリーズとして高い人気を誇るkoi-koiの、初期の5キャラクターを使用した新シリーズで、その名称や、ラベルにもFlavor Boostとあるとおり、使用する香料の濃度や種類を今まで以上に増やした”濃い”リキッドとのこと。

今回は雨流れ弐とのことで、今後はファンの方にはお馴染みの霧流れ、花見、三光、月見が順次続いていくのだと思います。

初代の雨流れはバニラ＋ドラゴンフルーツのフレーバーでしたが、雨流れ弐はいちごミルク、
フレーバーと共にイラストも新たに描き下ろされています。
前作の継承と言うより完全な新作と思ってよさそう。

その名の通り濃いフレーバーなのはもちろん、いちごの酸味がしっかりと再現されており、かなり癖になるリキッドです。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ（VAPE/ヴェポライザー）は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

1 製品について
2 吸ってみる
3 まとめ
4 販売情報

製品について

ラベルには、新シリーズ用に新たに描き下ろされたイラストが描かれています。
“雨流れ”のキャラがいちごミルクを楽しむ様子が描かれており、まさにこのリキッド向きに描き下ろされていますね。

初代”雨流れ”のラベルはこちら。
背景の麻葉紋様や傘などのメインモチーフは据え置きですが、衣装やシチュエーションが変わっています、雰囲気もスッキリとして今風に。

VG：PG比は50：50、ノンニコチンです。

公式のコメントを引用します。

【フレーバー：いちごミルク】
いくつになっても”いちごの甘酸っぱさ”が恋しくなる。そんな大人に贈りたい、贅沢な『いちごミルク』のリキッドです。
キュンとするような甘酸っぱさが、まろやかなミルクとマッチング。
舌を包み込むリッチな風味をお楽しみください。

【VG:PG 50:50】
podタイプ〜80wまでのVAPEに適しています。
※初心者の方にもわかりやすくするため推奨w数をラベルに表記しています。
完成後の高ワットテストでも美味しく吸えたため、80wまでと表記しております。

キャップを開けて香りを嗅いでみます。

開けた瞬間からいちごの香りがふわっと漂ってきます。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗MTL： Cthulhu 1928 RDA Ni80 28ga 1.2Ω 13w
シングルDL： Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL： Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

加えて、TARLESS NEXTのVOIDカートリッジで吸ってほしいとのことで、
いつもの環境に加えてそちらも使用して吸ってみます。
リキッドのコンセプト的に非常に相性がよさそうなので楽しみ。

高抵抗MTL：1.2Ω 13w

確かにこれは濃い

吸い込むと同時に、イチゴの酸味が舌に当たり、続いて甘みが飛び込んできて甘酸っぱい感じに鳴ってきます。

MTLで肺に送る際に、甘酸っぱさに伴って若干ミルキーな香り、
そしてミストを吐き出す際に、若干クリーミーなミルク感と、イチゴの甘酸っぱさが口に広がり、後味としてイチゴの果肉感が残ります。

とにかくイチゴが凄い、甘さだけでなくしっかりとした酸味があり、果肉感を伴ったリアルなイチゴを感じます。

ミルク感は割と控えめかな？
イチゴを入れたミルクというより、ミルクをかけたイチゴといった感じです。

シングルDL：0.63Ω 23w

DLになると更にイチゴが強くなりますね、
甘みと酸味がストレートに口に飛び込んできます。

特に酸味、これ凄いな、
VAPEリキッドでこれまで酸味というとリモネンとかの柑橘系な酸味でしたが、
そういった系統ではなく、ちゃんとイチゴの酸味に感じるんですよね。

イチゴのフレーバーって人気だし美味しいですが、単体だと若干パンチが弱く、何かと組み合わせるのが定番でしたが、これはイチゴがイチゴとしてしっかり立ってる感じがします。

デュアル低抵抗DL：0.25Ω 47w

濃いフレーバー、50：50という比率から低出力環境やPod向けの印象を受けましたし、実際のリキッドの粘度の低さからも、この環境には余り向かないかな、と思っていたのですが……。

いけますね、爆煙環境でも。

かなりドッシリとした甘みと酸味がドカンと口に飛び込んできます。
特に酸味が凄い、酸っぱい！と感じるくらいです。

味の濃さで言えばこの環境が一番強く、人によってはキツいと感じてしまうかもしれません。
そのくらい、高出力でもフレーバーが飛ばずにしっかりと出ています。

TARLESS NEXTのVOIDカートリッジ

思っていた通り、相性は非常によいです。

メッシュコイルの影響かな、酸味だけでなく甘みも強く感じられて、少し丸まった甘めの甘酸っぱさ。
フレーバーの濃さもかなりの物で、使い捨て系の濃い充填済Podと比べても遜色ありません。

やはりというか、Pod系との相性は非常によいと感じます。

おまけ

じゃあこれBORO系とも相性いいんじゃない？って思って、ZEN BORO RBAにもぶち込んでみました。
ビルドはNi80の単線で0.5Ω25w

当たり、濃くて美味いです。
単線ビルドなので感覚としては上のシングルDLに近い感じで酸味やや強め。

かなり濃いので出力をちょっと下げて21～22wくらいでまったり吸うのが好みな感じ。

まとめ

名の通り非常に濃厚、そしてイチゴの再現、特に酸味の再現がかなり凄いです。

リキッドのコンセプト的にPod系との相性が非常によいですが、RBAでも楽しめますし、爆煙でもフレーバーが飛ぶことなくしっかりと味わえます。
環境によって甘みや酸味のバランスが変わってくるのでその辺は好みに合わせて。

いちごミルクとのことですが、個人的にはミルク感は(あるにはあるけど)それほど主張しているようには感じず、ほぼほぼストロベリーフレーバーとして楽しんでいました。
上にも書いたとおり、イチゴが入ったミルクというより、ミルクがかかったイチゴといった印象ですね。
練乳イチゴまでは行かないかな？練乳ちょいかけイチゴくらい？

イチゴ系リキッドが好きな方、少し物足りなさを感じる方には一度試してみて貰いたいです。