加熱面積が広い3D加熱方式を採用したiQOSイルマ互換機、Fasoul C1(ファソウル シーワン)のレビューです。
軽量コンパクトな本体に1600mAhのバッテリーを搭載し、1本吸うごとのチャージは不要で約15本の連続使用が可能。
通常のiQOSイルマはスティック内部のブレードを用いて内側から加熱しますが、こちらはチャンバー内でスティックの外側から加熱する3D加熱方式を採用しており、両方を組み合わせる事によってスティックの葉を無駄なく使用でき、1本で2回使用出来るとのことです。
また、外側から満遍なく加熱される為スティックの加熱面積が広く、吸い応えもしっかりしています。
この製品は、株式会社シェード(デジモク)さんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
グレー地のシックなパッケージです。
パッケージ内容
- Fasoul C1本体
- USB Type-Cケーブル
- ピンセット
- 掃除用ブラシ
- ユーザーマニュアル
ユーザーマニュアルは多くの言語で書かれています。
真ん中のあたりに日本語の記述がありました。
外観・特徴
小さめの丸ボタンが1つのみという非常にシンプルなデザインです。
サイズ感はこんな感じ、非常にコンパクト。
本体の外装はラバー系素材で覆われています。
表面はファブリック調に処理されており、シックな雰囲気に仕上がっています。
滑りにくいのも○。
本体側面はマット仕上げの金属になっており、境目は光沢のあるモールドになっています。
金属製の丸ボタン、この小さ目なサイズが絶妙で、素材の雰囲気も相まってとてもオシャレに見えますね。
ボタンの周りはLEDインジケーターになっています。
上面にはスティックの差し込み口が付いています。
底面には充電用のUSB Type-Cポートがあります。
カラーバリエーションは全部で3色です。
詳細
スペック
サイズ | 87x 36 x 19mm |
重量 | 67g |
バッテリー | 内蔵1600mAh |
連続喫煙本数 | 15本 |
稼働時間 | 240秒 or 14パフ |
充電 | USB Type-C 5V/2A |
充電時間 | 45~60分 |
加熱方法 | ヒートスティック外側からの3D加熱方式 |
1本のスティックで2回使用可能?
これは私も、最初に「2回吸える」って話を聞いただけの時は「おおこの機種は2回吸えるのか、凄いな」って思っていたのですが、
標準のiQOSイルマは内側から加熱するのに対してFasoul C1は外側から加熱するので、両方で1回ずつ使用すれば加熱されきっていない部分の葉が無駄なく使えてお得!という事ですね。
標準機をメイン機、Fasoul C1をサブ機として使う想定かなと思います。
実際、そういう使い方をすると、イルマで1回吸ってホルダーをチャージしている間にFasoul C1でもう1回、という使い方が出来るので、インターバルなくチェーンスモークできるしランニングコストも抑えられるしで沢山吸う人にはよさそうです。
使い方
iQOS系の互換機は色々調整出来たりと多機能な事が売りな物も多いですが、このFasoul C1は吸う事のみに特化した非常にシンプルな機種です。
操作方法は非常に簡単。
スティックを差し込んでボタンを2秒長押しするだけ。
ボタンを長押しするとバイブが1回震えた後、LEDが点灯して余熱が始まります。
余熱にかかる時間は約25秒。
余熱時間を丸々動画にしてみました。
余熱が進むごとにLEDの点灯が1つずつ増えてゆき、全て点灯したらバイブが1回震え、喫煙可能になります。
喫煙可能時間は240秒、もしくは14パフ吸うまでとなっています。
残り時間/回数に応じて、余熱の時とは逆にLEDインジケーターの点灯が減ってゆきます。
残り1つになった時にバイブが1回震え、終了時にもう1回震えた後完全消灯し、加熱が終了します。
吸い終わったスティックを引き抜いて廃棄して終了です。
吸ってみる
普段iQOS系を使用していないので、スティックを買ってきました。
なんか最近は色々なフレーバーのスティックが出ていて選ぶのが割と楽しかったり……。
上にも書いたとおり使い方は非常にシンプルなので一切迷うことなく使用出来ますね、
スティックを挿してボタンを長押しするだけ。
最近は10秒ほどで余熱が終わる互換機もあるので、予熱時間の25秒は若干長く感じます。
加熱方式の違いなんかもあるのかとは思いますが。
でも本家イルマは20秒とのことなので、そちらと比べると誤差レベル?
予熱が完了して一口目、予想していたよりミストの熱と濃さが高くてちょっとビックリ。
加熱式って最初の1~2口はまだ温い印象があったのですが、1口目からかなり吸い応えがあります、なかなかよい。
喫煙可能回数が14パフというのは本家と同じですね、240秒はちょっと短め?普通に吸っていると先に14回で終わりますが、他ごとしながらのんびり吸っていると時間切れしそう。
“2回吸い”についてはちょっと勘違いしていたのですが、でもものは試しでそのまま2回目に突入してみます。
流石に1回目よりは幾分か吸い応えが落ちますが、それでもまだ充分吸える水準に感じます。
元々の吸い応えがかなりしっかりしていますしね。
ただやはり、終わりがけになると流石に吸い応えがなくなってくるのでボタン2秒押しで手動終了させて終わりにしました。
吸い終わった後のスティックを見てみます。
流石に360°均等という訳にはいきませんが、外側から満遍なく加熱されているのが分かります。
内側は一切焦げなし。
出社日に会社に持って行って1日使ってみました。
朝から晩までで7本吸って、バッテリーインジケーターは残り半分。
小さめの本体で加熱は結構パワフルですし、バッテリーのもちは若干気になるところかな?
吸う本数が多い方だと割とギリギリかも。
まとめ
おすすめされている通り、サブ機として非常によい機種であると感じます。
サイズ感やデザインは◎
コンパクトですし、とてもオシャレで質感も上々。
製品のコンセプト的に、機能や操作がシンプルなのもプラスポイントと言えるでしょう、ボタン長押しして吸うだけというのはとても楽。
逆に言うと、せっかくの互換機なので温度とか喫煙時間とか色々とこだわって調整したいというニーズには合いませんし、
1600mAhで連続15本というバッテリー容量は、メインでガンガン使いたいという方には物足りないかなと思います。
ただそういう方でも、サブ機として持つ場合はメリットが大きいかなと感じます、
軽量コンパクトな本体は複数台持ち歩くのに苦になりにくいですし、バッテリー容量もサブとしてなら十分でしょう、
また、上に書いたとおり、本家や一般的な機種とは加熱方式が異なる為1本のスティックで2回吸えるようになり、
ホルダーのチャージ中にチェーン吸いしたり、ランニングコストが下がったりというメリットも活きてきます。
シンプル機能なだけに、他の高機能な互換機と比べて本体価格が安いというのも2台目候補としては有利な点。
単体で使用する分にも、加熱方式の違いにより吸い応えはとても良いですし、
そんなに沢山は吸わないよ、という方であれば十分メイン機として使えるとは思います。
販売情報
デジモクさんにて、¥3,850にて販売中です。
楽天でも購入できます。
同じデジモクさんのAmazonだと7/19現在¥3,280となっており、ちょっと安め。
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