iSmoke CIGALESS Neoのレビューです。
以前レビューしたタバコ型の使い捨てVAPE、iSmoke CIGALESSの後継となります。
形状などはこちらと同じなのですが、今回のCIGALESS Neoの特徴は、
天然成分リモネートを配合し、ノンニコチンの電子タバコでありながらニコチンで感じられるような喉への吸い応えを再現している事です。
ここ最近、いくつかのメーカーさんから出始めて話題になっている技術ですね、
私もいくつか経験しましたが、喉への刺激は完全に錯覚するレベルで”吸った感”が強く感じられる為、正直これだけで過ごすことも出来てしまったりして、なかなか画期的な技術だと思っています。
とあるメーカーさんはワサビ由来のアソチネートを使用されており、成分を公表されていないあのメーカーさんも恐らくそれじゃ無いかな、と予想はしているのですが、
今回のCIGALESS Neoは”リモネート”という成分を使用しているとのこと。
名前からしてレモン由来なのかな、と思いましたが、やはり柑橘系に含まれる”リモネン”から作られているようです。
既存の製品と比べてみるという意味でも、一度吸わせて頂くことになりました。
この製品は、株式会社シェード(デジモク)さんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
リモネートについて
最近見かけるようになった、”ニコチン入りじゃないのにニコチン入りのタバコと同等の吸い応え”という物、
最初出てきた時は私も「そんなことある?それって安全?」と訝しんでいたのですが、色々なメーカーから出てきたことによってだいぶ仕組みが分かってきましたね、
ニコチンで感じる刺激(TRP A1で感じる物)と同種の刺激を感じられる成分が他にもいくつか存在するので、それを利用した物のようです。
既に他メーカーで使用されているワサビ由来のアソチネートに続き、リモネートは柑橘類由来とのこと。
どちらも天然成分ということで、私自身、これらの技術に対する初期に持っていた警戒感はかなり薄れました。
製品について
1本1本プラスチックのケースに封入されています。
シリコンキャップの色が変わっている物があるのが少し気になりましたが、開けてみると中は綺麗なままでした。
密封されてる内側の空気から何か成分を吸収しちゃうのかな?”タバコメンソール”が一番色が付いているように見えました。
フレーバーは全部で7種類、タバコ系+メンソール系+コーヒーといったラインナップ。
さらに、リモネートの強さも3段階から選ぶことが出来ます。
実際の紙タバコの重さに模した表現になっているようです。
手に持ってみると、一般的な紙タバコより少し大きめ。
サイズ感はこんな感じです。
重量は1本11グラム、かなり軽いです。
咥え煙草するには、サイズも含めてギリギリかな……出来なくはないです。
吸い口部分にはフィルターが入っており、本体は紙が巻かれているので、咥え心地はタバコにかなり近いです。
ただタバコより長く使う製品なので耐久性の為、紙は少し堅めの物が使用されています。
フィルターの真ん中に穴が空いており、実際のミストはそこから出る形です。
先端側にはLEDが入っており、吸い込む際に光るようになっています。
吸引回数は約600回、この辺のスペックは以前のCIGALESSと同等ですね、
1本950円なので、2箱分以上吸えればプラスと言った感じか。
特別な操作等必要なく、パッケージから出して吸うだけのお手軽な製品です。
吸ってみる
今回、
- ビタータバコ (1mg / 6mg / 12mg)
- ナッツタバコ (1mg / 6mg / 12mg)
- タバコメンソール (1mg / 6mg / 12mg)
の3フレーバーx3種類を送って頂いたので、それぞれ吸ってみます。
ビタータバコ
まずは試しに1mgから、
おーなるほど、確かにこれは……リアル。
まずタバコフレーバーが、VAPE系のタバコフレーバーによくある甘い感じの物では無く、かなり辛口のビターなタバコです、
葉巻系とかでもなく、ホント紙タバコに近いフレーバー。
紙が燃えるような香りや感覚すら感じるリアルさです。
紙タバコ勢がVAPEに切り替えるとタバコ系フレーバーに違和感を感じる方も多いのですが、これは紙タバコ勢にも受けそう。
そして吸い応えですが、正直リモネートという名前の印象から、なんか爽やかな刺激でもあるんかしら、という先入観があったのですが、とんでもない、アソチネートと遜色ないしっかりした吸い応えです。
というか、なんか刺激もリアルに感じますね、ただ単に喉にキックがあるというだけでなく、なんというか、喉にチクチク刺さるような刺激感、
ドローの重さやリアルなフレーバーも相まって完全に紙タバコの感覚です。
流石に”1mg”は控えめではありますが、それでも紙タバコの1mgよりはだいぶ強め、私の体感では3mg~5mgくらいの紙タバコと同等くらいに感じます。
続いて”6mg”を吸ってみると、お、凄い、キック感が一気にアップ、
これは私の体感でも表記通り5~8mgくらいの刺激かな。
“12mg”は……これかなり来ますね、
私は紙タバコはアメスピの12mgだったし、まだたまに吸う事もあるのですが、それでも最初は咽せました、
これ、普段重いタバコ吸ってる人でもかなり来ると思います。
ナッツタバコ
フレーバーの感想としては、”VAPEのタバコ系リキッド”に近いと感じます。
灰感は低めで代わりにナッツの香ばしさがあり、ミストを吐き出すとほんのり甘みも感じます。
タバコの香りはあれど灰タバコのタバコ臭さは殆どないので、紙タバコのヘビーユーザーには向かないけど香りを楽しみたい方や普段VAPEのタバコ系リキッドを吸っている方には合いそうです。
リモネートによる刺激に関しては、当然ですが上記と同等ですね、ただ、フレーバーが少しまろやかなせいか喉への刺激の感じ方も少しまろやかに感じます。
私自身の慣れもあるかもしれませんが、これは12mgでもスパスパいける。
タバコメンソール
メンソール系は強い物は苦手なので辞退させて頂きましたが、タバコxメンソールの組み合わせはVAPEだとハマることが多いんですよね、メンソールの刺激も加わるので満足感が高いことも多いです。
吸ってみると、ビタータバコよりはかなりマイルドなタバコ感に、程よい強さのメンソール、
メンソールも強すぎず、紙のメンソールタバコに近い水準じゃないかと、
1mgは、普段1mgのメンソールタバコを吸っている方がそのまま違和感なく吸えるくらいだと思います。
6mgも吸いやすいですね、
メンソールの辛み、甘みが一緒に来るので、喉へ当たる感じも少しなめらかと言うか、
吐き出すミストに清涼感があり、スーッと爽やかです。
12mgは流石に結構ガツンときます、
心なしかメンソールも強く感じるような?
ブーストの効いた12mgのメンソールタバコといった感じを受けました。
まとめ
リモネート、思った以上でした。
特にビタータバコは衝撃を受けました、今は週に数本とは言え、元々アメスピ12mgのヘビースモーカーだった私が「え、これもうタバコじゃん」と感じたくらいです。
これの”(リモネート)12mg”は相当来ます。
使い切りタイプなので単純なコストパフォーマンスで言うと凄く有利というわけではありませんが、流石に紙タバコや加熱式よりはだいぶいいです。
そしてそれ以上に、吸うだけというお手軽さと持ち出しやすい本体のコンパクトさがメリットとなるかと思います。
こういうタイプだと、1本ずつ吸いきらないといけないタバコや加熱式と比べて、合間に1~2口区切りで吸ったりも出来るのもいいですよね。
ビタータバコ+リモネートの満足感はホントに高く、試しに1日これで過ごしてみましたが全く問題なく過ごせました、
禁煙、減煙の一助にもなりうると思います。
販売情報
1本950円ですが、
3本セット¥2,700(1本あたり¥900)
5本セット¥4,400(1本あたり¥880)
10本セット¥8,600(1本あたり¥860)
20本セット¥16,800(1本あたり¥840)
と、多めに購入するほど1本当たりの本数が安くなるようです。
楽天は1本から購入可能。
デジモク本店さんは、3本セットからとなるようです。
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