OXVA VPRIMEのレビューです。
完成度の高いPodデバイスをリリースし続けているOXVAさんから、パワフルな爆煙Podの登場です。
一般的なPodデバイスを二回りほど大きくしたボディに、バッテリー容量は圧巻の2600mAh、最大出力は60wとパワフルで、0.2ΩPodとの組み合わせで、フルサイズのVAPEデバイスに引けを取らないくらいの爆煙を楽しめます。
爆煙機には珍しく吸い込むだけで使えるオートスイッチを搭載していたり、カラー液晶付きのワッテージ調整やエアフロー調整など、至れり尽くせりな高機能Podデバイスです。
この製品はOXVAさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
国際便でちょいと歪んでしまってましたが、プリズム加工入りの黒地に金文字で高級感のあるパッケージ、
背面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- VPRIME 本体
- 0.2ΩPod (本体装着済)
- 0.6ΩPod
- USB Type-Cケーブル
- ユーザーマニュアル
真ん中に置いた派手な紙、OXVAさんのオリジナルリキッドのパンフかな?と思っていたのですが、裏返すと各種Podとお勧め設定などが書かれていました。
ユーザーマニュアルは多言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。
外観・特徴
Podなのにこんな撮り方ができてしまう安定感。
サイズ感はこんな感じです。
Podとして見ると、さすがに大きい。
ですが、バッテリー2600mAhで60w出せるデバイスとして見るとかなりコンパクトと言えるのではないかと。
カラーバリエーションは全部で8色です。
今回のカラーはBLACK CARBON、表面にカーボン調の処理が施してあります。
本体正面にファイアボタン、その下にカラー液晶と横長のLEDインジケーターが付いています。
向かって右側には+/-の調整ボタン
反対側にはスライド式のエアフローコントロールが付いています。
底面には充電用のUSB Type-Cポート、
2Aまで対応しています。
Podのマウスピース部分、
サイズの大きなPodですが、マウスピース部分は一般的なPodと同じ形状の吸い口になっています。
Podの固定はマグネット式です、
初期装着のPodは事故防止のため絶縁用のシールが貼られているので、それを剥がしてから使用します。
Podカートリッジ
コイル内蔵式の、使い切りタイプのカートリッジです、
サイズが大きいだけあって、リキッド容量は5mlと大容量。
リキッド注入は側面のシリコンキャップをめくってここから行います。
上側についているので、本体に装着したままでもリキッド補充可能です。
初期装着のDL向き0.2ΩPodの他に、RDL向きの0.6ΩPodも付属しています。
この他、0.4Ωと0.8Ωもラインナップされているそうです。
詳細
メーカー公式
最近OXVAさんは日本語ページも完備しており見やすくなっています。
スペック
サイズ | 37.8mm x 23.45mm x 105.5mm |
素材 | Zinc Alloy(亜鉛合金)+IML/レザー |
重量 | 116g |
リキッド容量 | 5ml |
コイル | 0.2Ω/0.4Ω/0.6Ω/0.8Ω |
出力 | 5~60w |
バッテリー容量 | 2600mAh |
充電 | USB Type-C 5V/2A |
重量の実測、
バッテリーが大きいので、さすがにちょっと重量感はあります。
初の、オートスイッチ搭載DTL Pod
公式ページでは、1ST AUTO-DRAW DTL POD(初のオートドローDTL POD)と記載があります。
確かに、ドローの軽いDL向きPodではオートスイッチの感度を維持するのが難しく、今まではなかなかありませんでした。
オートドローの速度が0.01秒で、ファイアボタンと同等との表記もありますね。
新コイル技術 UNITECH2.0
今回のVPRIME Podには、OXVAさんの新コイル技術Unitech2.0が使用されており、フレーバーやコイル寿命の向上、5層の漏れ防止構造などが盛り込まれています。
操作方法
電源ON/OFF
ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。
メニュー表示・各種設定
電源ON中にファイアボタンを2クリックするとメニュー画面が表示されます。
THEMEでは、液晶画面のテーマを3種類から切り替えできます。
宇宙モチーフのテーマが多い印象。
LIGHTは、吸っている間のLEDインジケーターの光り方を選択します。
OFFにすることもできます。
PUFFは、パフカウンターをクリアします。
ファイアボタンロック
側面にある+/-ボタンを同時に長押しすることでロック状態を切り替えます。
ファイアボタンのみロックされ、オートパフや+/-ボタンなどは使用することができます。
吸ってみる
0.2ΩPodにTwistのPANPAYAを入れてみました。
リキッド補充は本体に装着したまま行えますし、注入口はリキッドボトルのノズルがすっぽり入るサイズで、中の空間にも余裕があるのでリキッド補充はかなりやりやすいです。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
0.2ΩPodを装着すると、本体のワッテージ設定は自動で55wになります。
まずはそのまま何も考えずに吸ってみましたが、さすがに凄い爆煙ですね、あっという間に部屋が真っ白になります。
そしてメッシュコイルの0.2Ωということで、ミストも味も濃い。
次にエアフローとオートスイッチの具合を見てみました。
エアフローコントロール全閉でもドローは割と軽く、そこそこの抵抗感はあるものの普通にDLで吸えるくらいです、
そしてこのドローだとオートスイッチもしっかり効きますね、ラグもほとんど感じないし、公式で豪語してるだけあって、確かにファイアボタンを押して吸った時とほぼ変わらない感じで吸えます。
エアフローを全開にすると、かなりスカスカのドローになります、ほとんど抵抗感ないくらい。
ここまで軽くなるとオートスイッチは厳しいですね、強めに吸うと何とかミストが出るかな、くらいで、さすがにファイアボタンを使用する必要があります。
私の体感では、オートスイッチはエアフローコントロール半開(ちょうど真ん中)くらいまでが実用域かな、と感じました。
とはいえそこまででもドローはだいぶ軽く、これでオートパフ行けるのかぁ、と感心するレベル。
まだ喉が完調ではなく爆煙を吸い続けるのはちょっとキツイので、0.6Ωの方に切り替えてみました。
本体のワッテージ設定は自動で22wになりました。
あーなるほど、Podの底面の形状とか少し違うな、と思っていたのですが、Podによってドローの重さが結構違うんですね、
0.6ΩPodは0.2Ωに比べてドローがだいぶ重いです。
エアフロー全閉だとほとんど吸えないレベル、少し開けるとMTL~重めDLで吸えるくらいになります、
全開にしても0.2Ωよりは重いのですが、これも全開だとオートスイッチは厳しいです。
オートスイッチの実用範囲は0.2Ωと同じく半開くらいまでかなぁ。
個人的にはエアフローを1mmくらい開けてMTLとDLの中間くらいで吸うのが好みでした、こちらもメッシュコイルで味は濃厚です。
まとめ
かなりインパクトのあるPodデバイスです。
一般的なスティック型のPodを膨らませて大容量バッテリーを詰め込んだ感じかな、
Podとしては大きいですが、これだけのパワーを出すデバイスとしてはむしろコンパクトであると感じます。
2600mAhというバッテリー容量はVAPEのModで使用される18650バッテリーと同等か、むしろ大きい方と言えるくらいですし、爆煙でパワフルに運用してもかなり持つと思います。
実際、私の使用状況だとフル充電で0.2ΩPodを使用してテレワークで1日吸ってバッテリー残り3割くらい、リキッドは残り半分くらいといった感じでした。
味に関しては文句ないです、
そもそもが最近のメッシュコイルのPodってどれも濃くておいしいですし、OXVAさんはXLIMシリーズでずっと高いパフォーマンスを出し続けているメーカーさんなので、コイルに関しては外れはないだろうと思っています。
しかしこのスペックは、折角なので爆煙で使用したいですね、
このサイズでこのパワーでしかもオートパフというのはなかなかないんじゃないかなと思います。
販売情報
割とニッチな製品だし国内だと入手は厳しいかな…?と思いましたが、国内でも販売ありました。
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