Eleaf Tance Max Pod System Kit レビュー|コイル交換式のサブオーム可能なPod

Eleaf Tance Max Pod System Kit レビュー|コイル交換式のサブオーム可能なPod

同じような物が次々出てくるので、あまりレビューを受けていなかったPod系デバイス。

あまり断るのも何ですし、最近モノも少し変わってきたかなって事で少し間口を開いてみたら、来るわ来るわで、スッカリPodソムリエになりつつあります。

先週あたりで大体一段落したかな、と思っていたらまた色々と追加があり、またもうしばしお付き合い頂く感じになりそうです。

もうちっとだけ続くんじゃ

Eleaf Tance Max Podのレビューです。

Eleafさんは最近、

  • 使い捨てPodタイプで小型、オートスイッチのTance
  • コイル交換式でやや大柄、ボタン式のTance Max

の2種類のPodを新たにリリースしまして、今回は後者の方になります。

見た目は凄く好き。
あと、人気機種をいくつも抱える大手のEleafさんという事でそこはかとない安心感を感じますよね。

ただEleafさん、Pod型は「これだ!」というのが中々ないかも。
Tanceシリーズがそれになれるかどうか。

先に書いておくと、見た目、バッテリー容量、リキッド容量、価格の安さ、USB-Cの高速充電辺りは素敵。

うん。

この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

白基調の紙箱に、製品写真がプリントされています。
裏面にはパッケージ内容等の記載

箱の側面には、正規品チェック用のコードが記載されたシールが貼られています。
このシールをめくって、中に書いてあるコードを公式サイトの認証画面で入力すると、正規品であるかどうかのチェックが出来ます。

パッケージ内容

  • Tance Maxバッテリー
  • 専用Pod
  • GS Air M 0.6Ωコイル(Podに装着済)
  • GS Air S 1.6Ωコイル
  • 充電用USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル

Eleafさんのユーザーマニュアルは毎回日本語の記述があります。
若干あやしい日本語ですが、だいたい伝わるのでOKです。

外観

外観はめちゃめちゃ綺麗。

この本体はSeaShellというカラーなのですが、
レインボーカラーのフレームに、螺鈿細工風のパネルでかなり綺麗に作られています。

写真ではなかなか伝わりにくいのですが、透き通っていて、中の模様に立体感があるんです。

(公式より引用)

カラーバリエーションは6色あるのですが、見た感じこのカラー以外はプリントっぽい?

サイズ感はこんな感じ。
Podタイプとしてはかなり大柄ですね。

最近の高性能Podと変わらないくらいのサイズがあります。

片面に、LEDインジケーターが埋め込まれたファイアボタンが付いています。

Pod直下の左右に開いている穴はエアホールです。
エアフローはPod側で調整可能です(後述します)

底面には充電用のUSBポートがあります。

USB端子は従来のmicroUSBでなく、USB Type-Cなので、既存のケーブルは使用できないので注意が必要です。
(付属のケーブルを使用すれば大丈夫です)

最近EleafさんはType-Cへの移行を目論んでいるみたいですね。
ここのところの新製品はみんなこれになっています。

Podはマグネット式で固定されています。

マグネットは少し弱いかな?と感じましたが、使用していて抜けそうになったりする事はなかったので、案外絶妙な強さなのかも知れません。

Podの詳細

本体の大きさに合わせて大柄なPod。

リキッド容量は4mlもあります。
25mmくらいのタンクアトマイザーと変わらないレベルの大容量。

リキッドの補充は底面のここから。

蓋をスライドさせるとシリコンパーツに注入用の穴が開いています。
シリコンパーツは漏れ防止で密封させる役割もあるのだと思いますが、リキッドボトルの先端も刺さりやすくて注入がしやすいです。

吸口はいつものアヒル口、
ですが、円筒状のチムニーが吸い口付近まで伸びていて、少し盛り上がっているのが唇に当たって感触がやや気になります。
吸いづらくはないですが。

エアフローはボトムエアフローになります。
コイルの付け根部分にエアフローコントロールリングが付いていて、ドローの重さを調整できます。

ドローは結構絞れはしますが、あまりガッツリ重くはならないかな。
スカスカ〜普通のPodと同等くらい。

このデバイスのPodは使い捨てではなくコイル交換式です。

AFC付きの台座部分ごと取り外し、コイルユニットを交換します。

使用するコイルはGS Airコイル。
Eleafの他のアトマイザーと互換性のある規格なので、使い勝手や入手性は問題なさそう。

  • 0.6ΩのGS Air M
  • 1.6ΩのGS Air S

2種類のコイルが付属しています。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 31.2mm x 20.5mm x 101mm
重量 87.5g
バッテリー 内蔵1100mAh
リキッド容量 4ml (TPDエディションは2ml)
抵抗値 0.6Ω / 1.6Ω
出力ワッテージ 最大15w
対応抵抗値 0.3Ω〜3.0Ω
充電 USB Type-C

重量の実測は93g
ちょっとズシッと来る重さです。

使用方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

ベーピング

ファイアボタンを押している間のみミストが発生します。

充電

付属のUSB Type-Cケーブルにてアダプターと接続すると自動で充電が始まります。

充電中はLEDインジケーターが赤で点灯し、完了すると消灯します。

使用中は、LEDインジケーターがバッテリー残量を表しており、

  • 緑:100%〜60%
  • 青:59%〜20%
  • 赤:19%以下

で点灯します。

吸ってみる

プリセットされている0.6Ωコイルを使用。
サブオームのコイルなので、通常のリキッドを吸ってみます。

1.6Ωコイルでニコチンソルトを吸うのもアリかもですが、それならもっと別の小型のPodでも出来ますしね。

リキッドは、Fruity TreenのApple。
清涼剤がガッツリ効いたリンゴのリキッド。

実は…このコイルをあまり信用しておらず、メンソか清涼系なら最悪味が出なくてもキック感を感じられるだろう、と。

リキッドの補充はかなり楽々。

元々のPodのサイズも大きいですし、注入口も大きく、また内部空間が広いので溢れにくいです。

黒い色が付けられていますが、リキッド残量の視認性もまずまず。

で、吸ってみましたが、

やっぱりちょっと薄いね?

それほど不味くはないのですが、微妙にリンゴのフルーティ感が欠けていて、甘みだけが出ている感じです。
Podだし、こんなもんかな?という気もしなくもないですが…。
最近は美味しいPodも多いのでちょっとハードルが上がってるんですよね。

これはあれかな、複雑系のリキッドをじっくり吸ったほうが楽しめるかな。

ですがまぁこれはこれで、清涼剤でキック感はしっかり感じられますし、
PC作業中のオトモとかは問題なくこなしてくれました。

まとめ

褒めたい点は沢山あるんですよ。

まず見た目、形状自体はよくある形なのですが、かなり綺麗でカッコイイと思います。

バッテリー容量1100mAhはサブオームのコイルを使用しても充分持ちますし、リキッド容量も4mlと大きいので、長めのお出かけなどにも耐えられそう。

USB Type-Cはこれからの規格ですし、詳しい記載はないですが充電も早いはず。

コイル交換式のPodという事で、使い捨てに比べてランニングコストは若干抑えられますし、天下のEleafさんということでコイルの入手性の不安もないし、互換コイルで他にも種類が出ているのでバリエーションも楽しめるかも。

ですが、味は個人的にはもう一つかなぁ。

今はサブオームのPodというとPatisoがあり、あれはサブオームの既製品のコイルヘッドでもかなり味が出ているので、味に関しての評価はどうしても厳しくなってしまいますね。

サイズもあちらと変わらないくらい大柄で、重量もちょっと重め。
ただ、価格は$19ちょいと、結構安いです。

ただこれ、互換性のあるGS Airコイル使用という事で、コイル側にブレイクスルーがあれば化けるかも?

見た目はかなり好きなだけに、頑張って欲しい。

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