ThunderCloud Blaze Pro MAX RTA レビュー|Mike Vapes氏コラボ、リキッド漏れのないデュアル爆煙タンク

ThunderCloud Blaze Pro MAX RTAのレビューです。

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先日のBlaze RDAに引き続き、”リビルタブル製品に拘った”新ブランドThunderCloudに移ったMike Vapes氏コラボアトマイザーの第2弾です。
今回は、直径30mmというビッグサイズのデュアルコイル前提の爆煙RTAとなります。

これまでのThunderhead CreationsさんやBlazeシリーズの延長というか到達点というか、コイル周りを微細なハニカムホールでガッツリ包んだ3Dエアフローのデッキ、
インテーク側62個、デッキ側60個と徹底して細かいエアホールを敷き詰めたハニカムエアフローが特徴です。

また、トップtoボトムエアフローを採用しており、100% Leak Proofを謳っております。

この製品はThunderCloudさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

サイコロのような四角いパッケージです、

紙スリーブを外すと金属製の缶ケースになっています。

パッケージ内容

  • Blaze Pro MAX RTA本体
  • 予備ガラスチューブ
  • バブルガラスチューブ
  • マイナスドライバー、六角レンチ
  • コイルトリミングツール
  • 予備Oリング、予備イモネジ
  • プリメイドコイル
  • ユーザーマニュアル

外観・特徴

どっしりとした安定感のある30mmのビッグサイズ。

チャンバーにはBlazeのロゴが刻印されています。

カラーバリエーションは5色。

今回のサンプルは真ん中のMATTE GUNMETALです、
ガンメタの中でもかなり濃い色で、ブラックに近い色合いに感じます。

ドリップチップは810規格で、汎用品も使用可能です。

トップキャップはロック式で、90°ほど回すとロックが外れます。
キャップを閉める際の与圧が発生しづらく、リキッド漏れに強い方式です。

タンクはストレートタンクとバブルタンクの2種が付属しています。

ストレートタンクはリキッド容量5.5mlで直径30mm
バブルタンクはリキッド容量8.5mlで直径35mm

エアフローはトップ吸気、幅広に整然と並んだハニカムホールがやはり目立ちますね、
リングを回すことでドローの重さを調整できるようになっています。

底面です。

ポジティブピンの出っ張りは1mm前後くらいです。

フィッティング

30mmという大径アトマイザーなので、乗せるModを選ぶ感じですね。

比較的最近のモデルから、
デュアルバッテリーだしいけそうだな、と思ったのですが、

平たいタイプのModだとやはりはみ出しますね。

詳細

メーカー公式

Blaze PRO MAX RTA: The Ultimate Performance for Enthusiasts - Built For Pro - Thundercloud Official
Designed in collaboration with the legendary Mike Vapes, the Blaze PRO MAX RTA redefines dual-coil vaping. Crafted for t...

スペック

直径 30mm (ベース部分28mm)
バブルタンク装着時は35mm
高さ 45.5mm(コンタクトピン含まず)
リキッド容量 5.5ml / 8.5ml
ドリップチップ 510規格
コイル デュアルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー トップtoボトムエアフロー

エアフロー

100% Leak Proofを謳ったトップtoボトム方式のエアフローです、
チャンバーを2重化して通り道を作り、トップ側で給気したエアーをボトム側まで運んでいます。

トップエアフローのリキッドの漏れにくさと、ボトムエアフローの味の良さを両立した方式です。

デッキ側は310°サラウンディングエアフローと称しており、2つのコイルの周りをぐるっとハニカムホールで囲んで満遍なくエアーを当てる仕組みになっています。

構造

分解してみました。

 

エアフローリングをずらすとハニカムホールの下に大きなエアホールが。

チャンバーは二重チャンバーになっており、外側にエアーの通り道が確保されています。

チャンバー内部は出口に向けて緩やかにテーパーがかかっています。
出口となるチムニーの径はかなり大きめで、爆煙アトマイザーらしい作りになっています。

デッキはW型をしたデュアルコイル前提のポストレスデッキです。

サイドの部分だけでなく、コイルの内側や下側も細かいハニカムホールになっているという徹底ぶり。

コイルの固定ネジはマイナスネジです。

ビルドして吸ってみる

付属のプリメイドコイルでビルドしていきます。
同じMike Vapesコラボと言うことで、折角だから今回もMV Pro Built Kitを使います。

付属のプリメイドコイルはNi80の3コアクラプトンで1個0.28Ω、デュアルで0.14Ωとなります。

ポストレスデッキは予めコイルの足の長さを調節しておく必要があるのですが、
調節のためのトリミングツールが付属しているのでそれを使用すれば楽です。

ただ、前回のBlaze RDAに引き続き、今回も推奨の長さの目印は付いていません。

5か6くらいだなーと思ったので、まず6mmでカットしてみます。

1個付けてみたら若干高い気がしたので、5mmでカットし直しました。

均一に焼けるまでドライバーンして、抵抗値0.12Ω。
このオームメーターは少し低めに出るので、概ね予定通り。

 

Mod読みでは0.14Ωとスペック通りでした。

コットンはちょっと長めに、これくらいでちょうどよかったです。

 

コットンの端をジュースウェルに差し込んで、コイルとコットンにリキッドをたっぷりしみこませて完成。

HiLIQさんのPot of Goldを吸ってみます。

まずは60wから、
この抵抗値に対してはかなり低めのワッテージで、電圧も3Vくらい、クラプトンコイルなので立ち上がりもちょっとゆっくり……

ですが……濃いなこれ。

徹底したハニカムホールによって微細に分けられたエアーがコイルから生じるミストを満遍なく拾ってくることによって、低出力でじわーっと上がってくるミストが非常に濃厚になり、ゆっくり吸えるときならこれでもいいなって感じになっています。

普通に立ち上がって来るのは70wくらいからですかね、体感的には80w以上がアベレージに感じます。
85~90wくらいから、初っぱなからバナナの香りもしっかりと出てきてフレーバーを全部出し切ってきている感じ、
ただ、普段そんなに爆煙系を吸っていない自分にはミストがすこし熱く感じはじめます。

総じて味は濃厚です、メッシュに負けてない。

エアフローは当然というか全体的に軽いです、
全開だとスカスカ、絞っていくと抵抗感は増していきますがギリギリ1列まで絞っても普通にDL向きのドローでした。
全閉にすると重めDLくらいにはなりますが、このアトマイザーで使うことはないかなと思います。

まとめ

見た目通りの爆煙アトマイザーです。

エアフロー構造はかなりよく出来ており、ミストが柔らかく濃厚に感じます、
正直、昨今はメッシュの方が味が濃くなったなぁと感じていましたが、負けてないくらい濃いですね。

問題は大きさでしょうか、30mmはさすがに大きく、乗せるModはかなり選びそうです。

爆煙系が好みの方にしてみたら、Mike Vapesコラボはこれまでもハズレがなかった印象ですが、今回もポテンシャルはピカイチ、サイズに許容さえ出来れば相当楽しめるアトマイザーだと思います。

販売情報

ThunderCloudさんではメーカー直販も行っており、現在の価格は$59.90→$48.90になっています。

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