Geekvape Aegis Legend 3 Mod レビュー|スマートロック、メモリーモード、そしてもちろん防水防塵耐衝撃

Geekvape Aegis Legend 3 Modのレビューです。

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Geekvapeさんの看板であるAegisシリーズの新作Modです。

Aegisシリーズといえば、防水・防塵・耐衝撃性能を備えたVape界のG-Shockとも呼ばれる存在、
なんと今回は、これまでのIP67相当の防水防塵性能から更にワンランクアップして、IP68相当になったそうです。

1桁目の6は防塵を表しており、これは6で最高ランクとなります、
2桁目の8は防水を表しており、
・7は”一時的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない”
・8は”継続的に水中に沈めた場合でも機器が影響を受けない”
と定義されています。防水性能が上がったということですね。

更に今回は、タッチセンサーを用いたスマートロック機構、お気に入りの設定を保存しておけるメモリー機能など、最新機能が色々と盛り込まれています。

この後のMAXとBoostも。

Aegisシリーズは、初代Aegisを初めて見た時にその無骨なスタイルに惚れ込んでしまい、初代シリーズは一通り買い揃えたりしていました。

Aegisシリーズ
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2代目になって名前とかも変わったりしたし、同スタイルの2周目ということもあってちょっと離れていたのですが、3代目でまたAEGISに戻ったんですね、というかもう3代目なんだなぁと思うとちょっと感慨深いです。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

黒い箱にGeekvapeさんのカラーであるオレンジのロゴ、本体カラーを反映した本体写真。

裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

パッケージを開けるとまず目に入るのはスマートロックの説明が書かれたプラ製のカード、
そして本体前面の保護シートには「ファイアボタンを3クリックするとメニュー画面に入れるよ」という説明書き、
親切。

パッケージ内容

  • Aegis Legend 3本体
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワーニングカード、ワランティカード

ユーザーマニュアルはなかなか立派な冊子、
多言語で書かれていますが日本語の記述はありません。

外観・特徴

基本的なデザインテイストは初代の頃から変わりません、伝統的なAegisスタイル。

ですが過去作と並べてみると大分スッキリしているのが分かります。

左から、初代Aegis Legend、Aegis X、Aegis Legend3と年代順。
基本テイストを継承しつつ、徐々に角が取れて洗練されたスタイルになってきていますね。

本体は光沢のある金属製、テカテカです。
背面には手触りの柔らかいレザー素材が配されており、両者の間にはマットなアルマイトのフレームが付いています。

過去作に比べて大分スッキリしたデザインですが、ビスなどをそのまま露出させてデザインの一部にしている所などはやはりAegisらしい。

前面には金属製のファイアボタン、カラー液晶画面、+/-ボタンが付いています。

+/-ボタンはガラス面とフラットなので見えづらいですが、物理ボタンとしてちゃんと入っています。

上面の510スレッド、
コンタクトピンはスプリング式です。

上面の角に斜めに配置されているGeekvapeロゴ入りのラバー素材のパーツ、
これはUSBポートの蓋になっています。
防水の為、かなりしっかりとポートを塞ぐ作りになっています。

底面のバッテリーカバーにも耐衝撃に優れるラバー系パーツが使用されています。

レバーをスライドさせるとカバーが開き、バッテリーをセットできます。

アトマイザーフィッティング

28mmは流石に若干はみ出します。

いや、ギリギリ……?
デザインのおかげで違和感なく見えている感じもします。

25mmくらいが一番スッキリ納まるかなぁと。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 54.3mm x 28.3mm x 89.1mm(実測)
重量 167g(実測)
使用バッテリー 18650 x2本使用 (別売)
充電 USB Type-C
チップ AS 4.0 chipset
出力モード SMART、POWER、BOOSTING、ECO、TCR、MEMORY
VW出力レンジ 5〜200w
出力電圧 0.1〜12V
対応抵抗値 0.1~3.0Ω

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

スマートロック

この機種の特徴の一つでもあるスマートロック。

本体に仕込まれたタッチセンサーを用いて、手で本体を握っている時だけキーロックを解除するようになっています。
設定で、従来通りのボタン式ロックなどにも切り替えられます。

手で持っている時は常時ロック解除、離せば常時ロック状態ということになり、非常に便利。

じゃあカバンの中に雑に放り込んでも安心なのかな?って事でちょっと試してみました。

本体には直接触れず、本体を傾けてビルドマットの段差に押しつけて見るとUNLOCKEDの表記が……あれあれ……?

ただ、ファイアボタンは別の制御が効いているようで、ファイアボタンを直接指で触れないと効かないようになっていました。
(ファイアボタンを指で触れてロックアイコンが緑になっている時にしか反応しない)

ロックボタンが黄色い状態のままだと、指以外の物でファイアボタンを押しても反応しません。
少なくともファイアボタン誤爆等の心配はなさそうです。

+/-ボタンはこの状態でも動作しますが、液晶面とフラットなのでそうそう押されることはないかな。

メニュー表示

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとメニュー画面が表示されます。

  • 出力モード変更
  • ロック方式変更
  • パフカウンターリセット
  • 液晶カラーテーマ変更
  • 液晶輝度変更
  • 情報表示

などが行えます。

出力モード変更

  • SMART:自動調整などの調整補助のついたVW(可変ワッテージ)モード
  • POWER:通常のVW(可変ワッテージ)モード
  • BOOSTING:コイルに合わせた最大限のパワーで出力するモード
  • MEMORY:好みの設定を保存し、いつでも呼び出せます
  • ECO:コイルに合わせてバッテリー消費量を抑えたパワーで出力するモード
  • TC-TCR:温度管理モード(TCR)

SMARTモードは最近のModの標準になりつつありますね、
コイルの抵抗値を読んで自動で最適な設定にセットしてくれるので、そこから好みに合わせて自分で調整していく感じです。
出力の上限、下限も制限されるので、慣れていない方でも変な設定になる事がありません。

この例の0.36Ωのコイルだと、自動で初期設定が55wとなり、50~60wの間のみで調整することができます。

ちょっと面白いのがBOOSTINGとECOですね、
これはコイルに合わせた最大限or最小限の設定をチップが自動計算してくれます。
自分で調整することは出来ませんが、非常に楽ですし、実際に使ってみた感じ納得の出来る調整でした。
やり過ぎていない高出力、味を損なわない程度の低出力って感じで、ワッテージカーブも大分調整されていると感じました。

MEMORYは、好みのワッテージ設定を5箇所まで保存しておけます。

未設定の箇所を選んで設定を保存、
設定済の箇所を選ぶと、呼び出しと削除を選べます。

色々高機能になった反面、少し縮小されたのが温度管理機能。

今回はTCRモードのみで、SS/Ni/Tiなどのプリセットはありません。
使用する際は自分で素材に合わせたTCR値をセットする必要があります。

これと上記のメモリー機能を組み合わせて自分でプリセットを作っておくのかな、と思ったのですが、メモリー機能はVWモードのみのようで、TCRモードから保存しようとしても保存されませんでした。残念。

ロック方式変更

本体ロックの方式を変更出来ます。

  • スマートロック
  • ボタンロック(+/-キー同時長押しで切り替え)
  • ロック機能無し
液晶カラーテーマ変更

液晶画面のカラーテーマを5色から選択出来ます。

まとめ

Geekvapeさんのフラッグシップにふさわしい、超ハイテクなModです。

Aegisシリーズとしては初代の無骨な感じから比べるとかなり洗練されたデザインになってきました、
サイズ感や重量も以前より抑えられています。
防水、防塵、耐衝撃の機能を維持したままブラッシュアップを重ねてきた結果なんでしょうね。

機能に関しては、利便性、使いやすさを重視した進化となっているよう感じます。
テクニカルModを使ったことのない人でも、とにかくスマートモードにすれば最適な設定で使用できますし、
パワフルに吸いたいorバッテリーを長持ちさせたい、という際に一発で設定してくれるモードもあります。

温度管理がTCRのみになっていますが、この辺はマスプロ機で温度管理を使う人の少なさと、温度管理を使う玄人ならTCRがあれば充分だろう、という事なのでしょうか。
ただ温度管理もメモリー出来たらもっと便利だったかもなぁと。

今回の一推し機能の一つであるタッチセンサーによるスマートロックですが、思っていたよりも軽快です。
本体背面に軽く手を添えるくらいで反応するので、普通に手で持って使う時は常時ロック解除状態となっており、操作が阻害されるような事は一切ありませんでした。

軽快なだけに過信は禁物ですかね、
簡単に検証した感じ大丈夫そうではありますが、気になる方やカバンなどでの持ち運びが多い方はボタンロックに切り替えるか電源OFFにするかとなると思います。
でもいいなこれ。

販売情報

Sourcemoreさんでは、$45.99でIn Stock、
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