FreeMax – Maxus Max 168W Kit レビュー|とにかくMax、ハイパワーなデュアルバッテリー爆煙Pod Mod

FreeMax Maxus Max 168W Kitのレビューです。

Freemax
「Freemax」の記事一覧です。

とにかくMax感が凄い。
メーカー名から数えて、短い製品名の中にMaxの文字が3回出てきます、それほどMaxなのでしょう。

FreeMaxさんは最近スティック型PodのOnnixシリーズが人気ですが、
こちらは18650バッテリーを2本使用するデュアルバッテリーのハイパワーPod Modとなります。

元々爆煙デバイスのイメージが強いメーカーさんですし、本領発揮と言った所でしょうか。

以前からFreeMaxさんは、デュアルコイル、トリプルコイル、クァッドコイルと複数のコイルが入った巨大な爆煙コイルユニットを作っていましたが、

今回は世界初のデュアルメッシュ/トリプルメッシュのコイルユニットを引っさげての登場です。

トリプルメッシュコイルで、爆煙も新たなステージへ……?

この製品はFreemaxさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

パッケージを見て私の第一声が「FreeMax Maxus MaxってめちゃめちゃMaxじゃん」でした。

裏面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

  • Maxus Max Mod本体
  • Maxus DTL Pod
  • MX2 Mesh Coil 0.2Ω(Pod装着済)
  • MX1 Mesh Coil 0.15Ω
  • USB Type-Cケーブル
  • ユーザーマニュアル
  • ワランティカード等

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

外観

デュアルバッテリーということもあり、パワフルさを感じるドッシリとした外観。

サイズ感はこんな感じ。
デカいっちゃデカいけど、デュアルバッテリー機としてみるとむしろ抑えられているというか、むしろコンパクトな方だと思います。

メーカーさんの方でもコンパクトさは売りにしていて、
曰く、“内部スペースをフルに活用した、最小のデュアルバッテリーPod Modの一つ”と。

カラーバリエーションは5色です。

あれ?ファイアボタンどこだろ?と思って探していたのですが、ここにありました。

ステルススイッチになっており、側面の長細いバーの上の方を押しこむとファイアボタンになっています。

前面には、大きめの液晶画面と、UP/DOWNの操作ボタン、その下にUSB Type-Cポート。

液晶の上に被さるガラスパネルにも透かしの模様が入っています。

ですが画面が表示されると視認性には全く影響ないですね。
液晶画面はカラー液晶になっています。

底面はバッテリーカバーになっています。
蓋をスライドさせるとロックが外れ、ヒンジでパカッと開きます。

蓋にはベントホールも開けられています。

上部、Podの根元部分はエアフローコントロールになっています。

ローレット加工が施されたリングを回してエアフローの開度を変更し、ドローの強さを調節します。

AFCリングの部分まではMod本体側。

Podの固定はマグネット式になっています。
28mm径のでっかいPodがバコッと外れるのはちょっと気持ちいい。

Maxus DTL Pod

28mm径の大きなpodカートリッジ。
中に大きなコイルが収まっていながら、5mlと大きなリキッド容量を維持しています。

マウスピースは爆煙向きの大径な円筒形、
ドリップチップなどは装着出来ません。

リキッドの補充はPodの側面から、
シリコンキャップをめくると注入口があるので、そこから行います。

注入口はModの上にあるので、Modに付けたままでもリキッド補充ができます。

コイルはOリングで固定されており、底面からまっすぐ引っ張ると外れます。

とにかくコイルがでっかい!

付属しているコイルは、デュアルメッシュのMX2と、シングルメッシュのMX1

デュアルメッシュのMX2がプレインストールされているし、こちらが推しなんでしょうね。

とにかくコイルのサイズが大きいし、デュアルメッシュは迫力があります。

対応コイルの数々。

トリプルメッシュコイルのMX3までは既にリリースされています。

クアッドメッシュコイルのMX4、ペンタメッシュコイルのMX5も予定されている模様、
メッシュ5発て。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 43 x 30.9 x 128.5mm
重量 200g
リキッド容量 5ml
付属コイル MX2 Mesh Coil 0.2Ω
MX1 Mesh Coil 0.15Ω
バッテリー 18650バッテリー2本使用(別売)
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力モード POWERモード
VPCモード
バイパスモード
温度管理モード(Ni/Ti/SS/TCR)
出力ワッテージ 5~168w
出力電圧 0.7〜8.4V
充電 USB Type-C
保護機能 過充電保護
過放電保護
短絡(ショート)保護
低電圧保護
自動カットオフ(10秒)
Pod装着検知
過電流保護
オーバーヒート保護

重量

本体重量193g、バッテリー込みで283g
ズッシリ重いです。

バッテリー

18650バッテリー(別売り)を2本使用します。

デュアルバッテリー機のお約束として、極力同時に購入した同じへたり具合のバッテリーを使用してください。
2本の状態に差があるバッテリーを使用すると片方に負荷が集中することがあり、非常に危険です。

我が家では、同時に購入した物を2本ずつペアで管理してデュアルバッテリー機専用にしています。

本格テクニカルModと同等のMod機能

Pod Modという形態ではあるのですが、Mod側の機能はガチです。
VWモード、カーブモード、バイパスモードに、各種温度管理モードまで。

いやまって、このモデルはメッシュコイルのPodのみの対応ですよね、510スレッドアダプターとか設定ないみたいだし。
ここまで盛り盛りにしますか。

Modの操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

設定メニュー

電源ON中にファイアボタンを3クリックすると、メニュー画面が表示されます。

MODE(モード切替)

  • POWER:VW(可変ワッテージ)モード
  • VPC:ワッテージカーブモード(秒単位の出力カーブを好みに設定出来るモード)
  • BYPASS:バイパスモード(バッテリーの出力をそのままコイルに伝えるモード)
  • TC *:温度管理モード
  • TCR:TCR値を自分で設定出来る温度管理モード

切り替える際、VPCモードはワッテージカーブの設定画面、TCRモードはTCR値の設定画面が入ります。

SET(各種設定)

液晶のタイムアウト時間、コイル抵抗値調整、パフカウンターリセット、パフ時間リセット、温度表示単位変更、設定リセット、キーロックの動作変更など

INFO(情報表示)

バッテリー情報、ファームウェアバージョン、外気温など。

キーロック

電源ON中に+/-キーを同時に長押しすると、キーロック状態になります。

ロック中は+/-キーが効かなくなりますが、ファイアボタンを押して吸うことはできます。
上記設定のCOMB.KEYSで設定を切り替えている場合はファイアボタンも効かなくなります。

液晶カラーテーマ変更

電源ON中に、ファイアボタンと-ボタンを同時に押すと液晶のカラーテーマが切り替わります。
全部で4種類の中から選択できます。

吸ってみる

明らかにリキッドをバカスカ消費しそうなので、大好物で買いだめしてあるHiLIQさんのPot of Goldを吸ってみます。
普段メッシュコイルで吸っているのでメッシュとの相性が良いのも確認済み。

コイルはプリセットのMX2 デュアルメッシュコイルの0.2Ωにて、
Modに装着したら、Modの出力設定は自動で50wになりました。

推奨ワッテージは60-90w(BEST:80w)との事なので、まずは60wから。

凄いなこれ、もっくもくじゃん。

元々メッシュコイルってミストの粒子が細かくてシルキーで、味が濃いのですが、それが2発並列で来るということで、爆煙で口の中がじゅわっとジューシー。

まぁこんだけ焚いていれば美味いよね。

更に70w、80wと上げていくと、確かに本領発揮といった感じです。
すんごい爆煙で、味も濃すぎるくらい濃い。

エアフローは基本軽いです、全開だともう呼吸レベルでスカスカ。
AFCを絞って行くと抵抗感は増していきますが、ギリギリまで絞っても緩いDLドローといった感じですね。
全閉だとガツンと重くなりますが、このコイルだとむせてしまってとても吸えませんでした。

軽いドローでガンガン爆煙していこうぜ!といった感じのデバイスです。

メッシュのデュアルコイルを80wで吸っていると、やはりリキッドはバカスカ消費していきますね。
ちょっと気持ちいいくらい。

さて、もう一つの付属コイルはシングルメッシュのMX1コイルなのですが……。

今回、キットと別にトリプルメッシュのMX3コイルを送ってくれていたので、折角だからこっちを吸ってみます。

コイル交換時は、リキッド残量3割以下くらいでないとコイルを外した際にこぼれます。

しかし、このコイルも大きいな……。

抵抗値は0.15Ωで、推奨ワッテージは80-110w(BEST:100w)
うお、3桁かい……。

まずは80wから吸ってみましたが、
コイルがトリプルになってまた凄いんだろうなぁなんて思っていると、デュアルからの差はそんなには大きくないです。
そもそもデュアルメッシュも激しいコイルでしたしね。

出力を90w、100wと上げてゆきます。

デュアルバッテリーModは私もたまに使いますが、そういえば3桁ワッテージで使用したことは殆どないですね……。

うーん凄い、部屋の中が真っ白になります。
味はもう濃くて濃くてよくわからなくなるくらい。

Modの立ち上がりも凄く速いですね、ほんの一瞬ちょんと触れるだけでもシュッってなります。

凄いは凄いんだけど、個人的にはもう少しマイルドな方が好みかな、
普段あまり爆煙しないので、この辺は人それぞれの好みですね。

まとめ

とにかくとんでもねぇ爆煙デバイスです。
さすが、Maxが3つも被ってるだけのことはある。

それにしても、凄く惜しいなって思っている事が一つあるんですよ。

Mod部分が凄くいいじゃないですか、
デュアルバッテリー機にしてはかなりコンパクトな作りだし、機能も盛り盛りで本格的。
これ、510スレッド付かないの勿体なくないですか……?

上部の形状とか見るに、大径の爆煙アトマイザーとか乗せて使うのに良さそうなんですよね、
Fat Rabbitとか、Steam CraveのAromamizer系列とか。

温度管理も各種素材用があるのに、現状のコイル構成では活かせないというか、そもそもメッシュコイルで温度管理ってしなさそうなので機能そのものが死んでしまう。
一応SSのメッシュコイルが1種類だけあるにはあるのですが。

正直Pod Modに限定しなくてもテクニカルModとして十分通用するModなので、ホント勿体ないな、と思うのですが、見た感じ510スレッドアダプターの設定は今のところなさそうなんですよね。

Maxus DTL Podの方はもうすぐ510アダプターが出るみたいですが、
Marvos S80みたいに、Mod側は510スレッドで、こういうアダプタを噛ませてPodとして使う、みたいな形ならなぁ。

まぁこれも、Mod部分の出来が良すぎたから出てきた不満点であって、Pod Modデバイスとしてのこの製品自体が悪いという訳ではないのですが。

完全に爆煙に振り切っている機種なので、ターゲットはある程度絞られてくるだろうとは思いますが、

デュアル/トリプルメッシュコイルで暴力的な爆煙を味わえる機種ですので、爆煙派の方には良いデバイスだと思います。

価格調査(2021/12/27現在)

……と思ったのですが、新製品過ぎて国内、海外共に取り扱いを見かけませんでした。
もう少し待ちましょう。

国内は入ってくるかなぁ?
最近のMarvosシリーズは入ってきているので可能性はあるとは思いますが。

コメント

タイトルとURLをコピーしました