Wofoto – SRPNT RDA レビュー|人気シリーズの最新作、シングルコイルは5mm径!?

Wofoto – SRPNT RDA レビュー|人気シリーズの最新作、シングルコイルは5mm径!?

Wofoto SRPNT RDAのレビューです。

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Wofotoさんの人気シリーズ、Serpentシリーズの最新作となります。
今回表記がSRPNTとなったのは、大人の事情らしい!?

シングルコイルとデュアルコイルに対応した爆煙向けRDAなのですが、シングルとデュアルってコイルの占める面積が変わるので、なかなか両立が難しいじゃないですか、アトマイザーによって「これはデュアルの方がいいな」「これはシングルの方が」ってなりがち。

その問題に対して、Wotofoさんが出した回答がこちら。

だったらシングルはデカいコイル積めばいいじゃない!ってことで、なんと5mm径のクラプトンコイルの使用を提唱。

「弊社の5mmクラプトンはいいぞ」と猛プッシュしています。

そんなサイズのコイルジグ持ってないよね…市販の物って大抵3.5mmか、あっても4mmくらいまでだよね…。

ご安心ください、5mm径のコイルジグも付属しています。

この製品はSourcemoreさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

ここ数年のWotofoさんのパッケージはこのスタイル。
Wotofoカラーの黒と緑の化粧箱に、全面覆う透明のプラ蓋。

パッケージ内容

  • SRPNT RDA本体
  • ユーザーマニュアル
  • プラスドライバー
  • 六角レンチ
  • 5mm/3mmコイルジグ
  • BFピン
  • 予備Oリング
  • 予備ネジ
  • プリメイドコイル
  • コットン

ユーザーマニュアルは各国語併記になっており、日本語の記述も含まれています。

付属のプリメイドコイルは、シングルビルド用の5mm径が1つと、デュアルビルド用の3mm径が2つ。

5mm径のコイルの存在感が凄い。
0.65Ωのクラプトンコイルで、推奨ワッテージは76wと、抵抗値の割にはかなり高め。

3mm径の方もクラプトンコイルとなっており、デュアルビルドで0.17Ωで、推奨ワッテージは60-75w

そしてこちらが5mm径のコイルを巻けるコイルジグです。
片方がシングル用の5mm、反対側はデュアル用の3mmになっています。

外観

外観はスタンダードな形状のRDAですね。

黒なので上の写真のライティングだと全然見えてないですが、
キャップ上部に蛇の鱗を模したローレット風の模様、そして正面に蛇の顔と一緒にデザインされたロゴが彫り込まれています。

カラーバリエーションは6色

上面にもロゴが入っていますね。

ドリップチップは810規格で、汎用品と交換可能です。

エアフローはサイドエアフローになっており、左右に4つのエアホールが開いています。

キャップのパーツがが二重になっていてエアフローコントロールの仕組みが入っており、上部の蛇柄の部分を回すとエアフローの開度を調整できます。

内側のパーツには3段階の大きさの穴が開いています。

底面にも蛇の顔のデザイン。

ポジティブピンはガッツリ出っ張っているし、インシュレーターの厚みもしっかりあります。

フィッティング

詳細

メーカー公式

スペック

直径 24mm
高さ 22.7mm(ドリチ、コンタクト含まず)
素材 ステンレス
ドリップチップ 810規格
コイル 3mmデュアルコイル/5mmシングルコイルRBA
BF対応 BFピン付属
エアフロー サイドエアフロー

構造

分解してみました。
キャップにAFC機構を持った4ピース構造です。

キャップ

キャップ内部はドーム状になっています。

内側から見ると、AFCが4つ穴と2つ穴の2段階になっているのがよくわかります。

デッキ

コイルをポストの横から差し込むタイプのデッキです。
ビルドはしやすい方かと思います。

キャップ側のエアフローに繋がるようにデッキ側にもエアーの通り道が作られており、コイルのすぐ横までエアーが運ばれるようになっています。

ジュースウェルは3〜4mmくらい。
24mmでこの深さなら保持量はそこそこ。
サイドフローなので多少多めに保持させても大丈夫そうです。

ビルドしてみる

シングルコイルビルド

とにかくまずは5mmシングルコイルのビルドを試してみるべきでしょう。

シングルの場合は、左右のポストを対角線上に使って固定します。

ジグで支えながら挟んで締めるだけなので、結構楽ですね。
余ったワイヤーはニッパーでカットしておきます。

サイドフローの場合はいつも、エアフローがコイルの下半分くらいに当たるように高さ調整しているのですが、ほぼ真っすぐで大丈夫そう。

ドライバーンして0.53Ω
袋の表記(0.65Ω)よりはやや低めになりました。

コイル内径が5mmと太いので、中に入れるコットンの太さも変わります。
付属のコットンに5mm用の物があったのでそれを使いました。

このくらいの長さに切ってジュースウェルに差し込みます。
ジュースウェルが殆どコットンで埋まっちゃいますね。

HONEY LEMON ICEを吸ってみます。

推奨65wとの事ですが、0.54Ωに65w設定だと5.9V、11Aって感じになりますね。

デュアルバッテリーModで、60wから徐々に上げていく感じでやってみました。

こんなでっかいクラプトンコイル、立ち上がりが遅いんじゃないの?と思いましたが、
流石にこれだけのワッテージをかけているとスムーズに立ち上がります。

そして、すっごい爆煙。
これ、デュアルコイルよりもミスト出てるんじゃないのかな。
感覚としては、ミストが多いと言うより、濃い。
吐き出すミストの白さが濃く見えるんですよ。

wotofoの5mmコイルの謳い文句が、ざっくりまとめて訳すと
“コイルの表面積が広く、ウイックとの接触面積も広いので多くのリキッドをすばやく吸い上げて加熱する”
といった感じでした。

このミストを見ると「なるほどね」となります。

そんなミストなので、勿論味も濃いですね。
デュアルコイルなどの爆煙と比べてミストが収束されているような感じで、密度が濃いのでかなり凝縮された味の出方をします。

イロモノかな、とか、wotofoさんが勢い任せでやっちゃったか、と思ってたんですが、なるほどこれは確かに面白い。

デュアルコイルビルド

デュアル用のコイルも付属していたのでそれを使ってみましたが、
ポスト幅がコイル幅より広かったので、予め少し足を広げておくと固定しやすかったです。

両側のバンクに1個ずつコイルをセットします。

焼入れしてデュアルで0.18Ω、こちらはほぼ表記通り。

こちらは、吸い慣れたいつものデュアルコイルって感じですね。

5mmシングルのインパクトが強かったので一瞬拍子抜けはしましたが、決してパフォーマンスは悪くないです。
ある意味安定感があるというか。

コイルのすぐ横までエアホールが出ているし、チャンバー空間はかなり詰まっているのでミストの取りこぼしもなく、安定した味が出ています。

シングルの凝縮された味に比べて、ミストの広がりがあり、口の中にフレーバーが広がっていく感覚があるので、複雑系、複合系のフレーバーなどはこちらの方が合う場合もあると思います。

まとめ

イロモノか!?とか、Wotofoさん勢い任せでやっちゃったか!?とか思っていたのですが、
5mmシングル、普通に楽しめました。

凝縮されたフレーバーがズドンと来る感じで、フルーツ系リキッドなどと相性が良さそうに思います。

懸念点はまず、ちょっと特殊なサイズのコイルになるので、自分でビルドするのに専用のジグを取っておかないといけないし、
最適な物を自分で組むためには、ワイヤーの選定など、また新たに試行錯誤しないといけないかなってところ。
まぁ、そこもまたVAPEの楽しみではあるのですが。

付属のコイルがかなり良かったので、まずそれを指標にする形になるかな。
Ni80の26Gx2+38Gのフューズドクラプトンで5mm径6巻らしいです。

あと、高ワッテージを要求されるので、ハイパワーの出せるModでないと若干不安かな?
推奨ワッテージに沿うと、60〜70wくらいの設定で電圧6Vくらいの運用になります。
18650シングルでもスペック的に出せるっちゃ出せるけど、個人的にはこのくらいで運用するなら余裕を見てデュアルバッテリーModを使いたい所。

吸った瞬間のインパクトはなかなかあるので、爆煙派の方には面白いアトマイザーだと思います。

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最近レビューの際にクーポンコード送ってくれるけど、なんだかんだで会員価格が一番安かったりするんですよね。