E-Lab Grower / Nectar / GRANGER リキッドレビュー|ただのバニカスじゃない!?バニカス系新作3種

博多発のリキッドメーカーE-Labさんの新作リキッド

  • Grower (グロワー)
  • Nectar (ネクタル)
  • GRANGER (グレンジャー)

のレビューです。

E-Labさんは拘りのあるフレーバーでSNSなどを中心にコアなファンの多い国産リキッドメーカー、
Exoticaなど、他では味わえない少々尖ったフレーバーなども取り扱っており、多数の中毒者を生み出しています。

前回のEXOCAPPTINOと共に新作3種を送って頂いたので、こちらもご紹介させていただこうと思います。

今回の3種はVCT(バニラカスタードタバコ)系とのことで、おお、王道だなと思いきや、やはりE-Labさん、どれもただのVCTではない印象。

この製品はE-Labさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

製品について

いつものE-Labさんの、博多帯をモチーフとしたデザインのラベルが使用されております。

ボトルのタイプを2種類から選べます。

・V1ボトル:内蓋先端が取り外し可能です。
・V3ボトル:気圧の変化に強く、漏れにくい仕様です。

いつものMade in Hakata表記、

VG:PG比は3フレーバーとも70:30、もちろんノンニコチンです。

吸ってみる

試飲環境

高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 13w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

Grower (グロワー)

公式のコメント

バニラカスタードにヘーゼルナッツやシナモンなどのスパイスを隠し味に加え、甘ったるいだけのバニラカスタードではなく奥行きのある吸い続けられるバニラカスタードタバコに仕上げております。

バニラカスタードと言えばVAPEでは王道のフレーバーですが、ただのバニカスではなさそうな感じです。

まずはMTLで吸ってみます、
吸い込むとまずバニカスの強い甘みが舌に当たり、そのまま口の中に広がってゆきます、かなり濃厚で甘いバニカスですね、
MTLで肺に送る際に、バニカスの甘さに加えてナッツ系の香ばしさを喉に感じ、そのまま口いっぱいに広がります。

なるほどこれは面白い、しっかりと甘いのですが甘ったるくない感じ、
続けて吸っているとこのナッツ感が割とやみつきになってきます。

ミストを吐くと、ナッツ系の香ばしさと共にほのかにスパイシーなシナモンの香りが後味として残ります、そして奥の方にほんのりとタバコ葉も。
あれだけ甘かったのに後味はむしろ甘さ控えめに感じますね。

続いて0.6ΩのシングルDLに移行、
フレーバーが口の中にダイレクトに入ってくるようになり、濃厚さと甘さがアップ。
ミストを吐き出す際にもカスタードの持ったりとした甘みを口の中に感じ、ミストを吐いた後の後味にはナッツの香ばしさが混じります。
こちらもしっかり甘いのですが、後味は香ばしく、続けて吸いたくなるフレーバーですね。

最後に0.25Ω爆煙環境、
ここまで来ると相当甘いです、
甘いのですが、それと同時にナッツの香ばしい香りもマシマシ、特にミストを吐く際のナッツとシナモンのアクセントがいいですね、
大枠としては”ガッツリ甘いバニカス”ですが、隠し味がしっかり効いていて「お?ただのバニカスじゃないぞ?」と感じます。

総じてタバコ感はそれほど強くはなく、香ばしさの中にほんのりとあるかな?くらい。

Nectar (ネクタル)

公式のコメント

爽やかな甘酸っぱいイチゴではなく熟したイチゴと甘さを抑えたバニラカスタードタバコの融合。
どちらも主張しすぎないバランスで、甘さや癖もなるべく排除したスッキリとしたチェーンスモーク可能なストロベリーバニラカスタードタバコフレーバーとなっております。

我々日本人はNectarというとどろっとした桃のジュース(ネクター)を連想しますが、ギリシャ・ローマ神話のネクタル(神々が飲む霊酒)が由来なのだと思います。

まずはMTLで、
吸い込むとまずイチゴの甘酸っぱさを舌に感じます。
MTLでミストを肺に送ると、そのままいちごの甘酸っぱさがカスタード系の甘みと共に口の中に広がります。

全体的に、イチゴの酸味が終始ある感じで、バニカスよりもストロベリーがメインといった印象、
ミストを吐き出すとバニカスのもったり感とイチゴの甘酸っぱさが後味として残ります。

0.6ΩのシングルDLに移行します。

DLになると酸味が少し和らぐというか、イチゴの甘み、カスタード系の甘みが合わさった柔らかい甘みが直接口の中に飛び込んでくる感じになりました。
ミストを吐く際の香りも、カスタードの入ったイチゴパイのような感覚。
この環境になると若干のタバコ感も出てきますが、それでもタバコ感は余り強くなく、デザート系リキッドといった感じです。

0.25Ωの爆煙環境で吸ってみると、イチゴが酸味メインでなく甘みメインになってきて更にふわっとした柔らかい甘み、
カスタードクリームの中にイチゴが練り込まれているような甘みです。
ミストを吐き出す際にじっくりと香りを探ってみると奥の方にタバコ感が居るような、それでもやはり大枠はデザート系に感じますね。

バニカスにイチゴが加わるとこんな感じになるんですね、新しい感覚です、これかなり好き。

GRANGER (グレンジャー)

公式のコメント

テーマは、いつもより忙しく働いたリンゴ農園の農夫の憩いの一服。
疲れているときには少しだけ甘いものが欲しくなりませんか?
ほんのり甘いバニラカスタードに爽やかな数種類のアップルのアクセント。
やさしいバニラカスタードの甘さとリンゴの爽やかさがどちらも見え隠れする絶妙なバランスで、好みに合わせビルドやワット数次第でどちらの表情も表に出すことができる吸い疲れないタバコフレーバーを目指し仕上げたフレーバーです。

今度はバニカスタバコにアップル、これまた新しいですね。
最初は合うのかな?と思っていましたが、よく考えたらアップルパイとかもあるし親和性高そう。

まずはMTLで、
おお、リンゴが濃い、吸い込む際にリンゴの甘酸っぱさがしっかりと舌に当たります、やや酸味強めでフジとかシナノゴールドみたいな感じ。
MTLで肺に送る際にもリンゴ感がメインです、ここまではアップル系リキッドのよう。
ミストを吐き出す際に、リンゴの裏からバニラカスタードが顔を出してきて、思い描いていたとおりカスタード入りのアップルパイのような甘さ、甘酸っぱさ。

ミストを吐いた後、リンゴの爽やかさ、バニカスのほのかな甘さと合わせて若干のタバコ葉の香り。
リンゴの甘酸っぱさが最後まであり、甘いリキッドなのですが甘さ控えめというかサッパリした感じがあります。

続いて0.6ΩのシングルDLで、
DLでフレーバーをダイレクトに感じるようになり、リンゴとバニカスが同時に口に入ってきます、MTLほど酸味はないですが、甘く甘く甘酸っぱい。
甘みは結構強めだとは思うのですが、やはりリンゴの甘酸っぱさと爽やかさで甘ったるさは全然ありません。
ミストを吐き出すと、甘酸っぱさの裏に葉巻系のような少しピリッとしたタバコ感が混じります、タバコ臭さはなく、フレーバーのアクセントになっている感じ。

最後に0.25Ωの爆煙環境、
先にリンゴの甘酸っぱさが来て、それを追いかけるような感じでバニカスの甘さがやってきます。
これまたしっかりと甘いのですが、リンゴの甘酸っぱさと爽やかさが常にあり、甘ったるさはありません。
上の環境と同様吐き出す際にほんのりと葉巻っぽいタバコ感がありますが、やはりタバコ系と言うよりデザート系として吸えるリキッドだと思います。

個人的にこの環境が一番好みかも、酸味と甘みのバランスがよく、これはバカスカ吸っちゃう。

まとめ

すべてVCT(バニラカスタードタバコ)系のアレンジですが、どれも一風変わったフレーバーです。

VCTということでタバコ系とはなりますが、俗に言うタバコ臭さのようなものはほとんど感じず、デザート系、スイーツ系のリキッドとして吸えると思います。

そして、どれもしっかりと甘いのですがフレーバーの組み合わせによって甘ったるさが抑えられているように感じます、後を引かないのでガンガンチェーンできるリキッドですね。

こうしたスイーツ系リキッドは私の場合抵抗値が低めのDL環境でしっかりとモクモクさせて吸うのが好みなのですが、今回の3種はMTLだと隠し味のフレーバーがしっかりと出てまた違う感じで楽しむことができました。

販売情報

Grower(グロワー)
Nectar(ネクタル)
GRANGER(グレンジャー)

E-Labさんの販売サイトで購入できます。

Nectarは現在品切れになってしまったようで、月末〜来月にはリストックされる模様です。
GRANGERは現在セール価格になっています。

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