一時期、VandyVapeのBONZA Kitがとても欲しくなってた時期がありまして、
コレ。
ハイブリッドメカチューブのキットです。
これのカッパー+ブラック塗装の物に触ってみたくて、しばらく迷ってました。
ですがその時はちょうどVAPE用の予算が厳しい時期で、上のRDAが単体だとえらく安かったので、ひとまずそれだけ買いました。
(チューブはその後同系色のTaurenを買ってしまったのですが)
そんなわけで今回は、VandyVape BONZA V1.5 RDAです。
以前からあるBONZA RDAのバージョンアップ版ですね。
Vandyさんは、1つのシリーズをバージョンアップしてナンバリングしていく傾向が強いイメージです。
Phobia、Pyro、Pulse、Kyrin辺りはV2を出していますが、先日レビューしたBerserker MTL RTAとこのBonza RDAはV1.5です。
マイナーチェンジってこと?
先日レビューしたBerserkerはV1.5でもデザインなど大きく変わっていますが、このBonzaは初代と見比べてもデザインやデッキ構造等は踏襲しており、細かい部分を修正したマイナーチェンジって感じのようです。
前のBonza RDAは持っていないので比較等は出来ませんが、
純粋にこれ単体で見ても、かなりいいドリッパーですね。
ビルドも楽だし味も出るしエアフローの精度も高いです。
何気にとても優秀だったので、単体買いでも正解だったかもしれません。
目次
特徴
1穴単位で調整できるツブツブエアフローコントロール
サイドエアフローで、細かい穴が沢山開いた形状なのですが、
これが、1穴単位で開度を調整可能です。
これがまたかなりリニアに効いていて、
全閉だと相当重い状態から、1穴単位で違いがわかるレベルでドローが変わります。
相当精度がいいなぁと感じました。
流石にMTLは無理な感じですが、下1列のみの1穴~5穴では結構タイトなドローになります。
これによって、喫味をより好みな感じに調整出来るし、デュアル前提デッキながら、ビルドの選択幅も案外大きいと思います。
パッケージ
かなりコンパクトなパッケージ。
一部が窓になっていて、製品を直接見ることが出来ます。
箱のカラーチョイスは、うん、まぁ。
海外のYoutuber、Vaping Bogan氏とのコラボプロジェクトで、右肩に写真が載っています。
このドクロマークもこの方のマークだったんですね。
箱の側面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。
パッケージ内容
- BONZA V1.5 RDA本体
- 810ドリップチップx2(1つは本体装着済み)
- 510ドリップチップアダプター
- ユーザーマニュアル
- マイナスドライバー
- 六角レンチ
- BFピン
- 予備Oリング
- 予備ネジ、予備クランプパーツ
ユーザーマニュアルは1枚の大きな紙で、色々な国の言語で書かれていますが、日本語の記述はありません。
外観
キャップ中央に大きなドクロマーク。
キャップ上部、エアフローコントロールを調整する際に摘まむ部分に、民族衣装の帯のようなオリエンタルな意匠。
このカラーはカッパー+ブラックで、カッパー地の上に溶岩のような質感の黒い塗装が施されています。
ザラザラな触感かと思いきや、以外と滑らかな触感。
底面にはロゴやシリアル、Vaping Bogan氏のネームなどのエングレーピング。
ポジティブピンはかなり出っ張っているし、インシュレーター部分も相当露出しています。
Modに乗せてみる
試しに同系色のTaurenチューブに乗せてみたら、意外とマッチしました。
マークの向きもバッチリ(この辺は個体差もあるかもですが)
BFピン付属で、スコンカーでも使えます。
詳細
公式ページ
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 25.5mm (コンタクト、ドリチ含まず) |
素材 | SS or カッパー |
ドリップチップ | 810 |
コイル | デュアルコイルRBA |
エアフロー | サイドエアフロー |
BF対応 | BFピン付属 |
カラーバリエーション
カラーバリエーションは5色。
カッパー/ブラック以外はSS製です。
構造
分解。
キャップのエアフロー調整部が分割式の4ピース構造になっています。
ドリップチップ
810規格の色違いドリップチップが2つ付属しています。
形状やボア内径などもほぼ同じ。
汎用の810ドリップチップも使用できますし、
付属の510アダプターを仕様して510ドリップチップも使用可能です。
キャップ
キャップ上面はドーム状になっています。
こうしてみると、AFCパーツがかなり複雑な形状になっているのが見えますね。
AFCパーツはこのように段差のある形状になっていて、
これで1列ずつエアフロー穴を塞いで1穴ずつ調整出来るようになっています。
ここの精度はかなり良く、動作もスムーズですしエアフロー調整もしっかり効いている印象です。
デッキ
ベロシティタイプのデュアルコイル前提デッキ。
ちょっと変則的で、通常のネジ穴とクランプの組み合わせになっています。
固定ネジはプラスネジですが、マイナスドライバーでも回すことが出来ます。
ベロシティタイプは余った足を後でカット出来るので、コイル足の調整もルーズで大丈夫ですし、
左右の足の固定部分の高さが異なる為ワイヤーの固定もしやすく、余った足のカットもやりやすいので、デュアルコイルながらビルドはかなり楽な部類に入ると思います。
ビルドの際は、片方の足をネジ穴に通し、もう片方をクランプに挟みます。
デッキが幅広なのである程度コイルの調整は必要なのですが、
クランプ側はかなり中央に近いので、外側のネジ穴に通す方の足を少し広げておくとコイルを中央に寄せやすいと思います。
この通り、それぞれの足の固定位置がかなり離れているので、固定後のカットがかなりやりやすいんですよね。
ジュースウェルは相当深く、かなりの量のリキッドを保持出来ます。
ここは前作Bonzaからの改善点の一つらしく、9mmの高さがあるそうです。
ポジティブピンの先はジュースウェルの底と平行になっており、
BF使用時はリキッドが直接ウェルに供給されます。
若干の吸い戻しは発生するかもしれませんね。
ビルドしてみる
Ni80単線デュアル0.33Ω
Ni80 24ga 3mm8巻デュアル 0.33Ω
設置を楽にする為にちょっと巻き数を稼ぎつつ0.3Ω付近を狙ってみました。
ジュースウェルが深いのでコットンはやや長め&多めで通してしっかり目に漉きました。
詰めすぎてちょっとコイル崩れちゃったんで載せるの躊躇った(´・ω・`)
こんな感じで、外側のネジ穴に通すコイル足のみちょっと広げてあります。
吸ってみます。
リキッドはRipe VapesのKey Lime Cookie。
ニコ入りで買ったのでレビューは書きませんでしたが、これがかなり美味くて、
最近キーライム系にハマった原因の一つです。
45w、エアフローは全開からちょい閉めくらいまで切り替えつつ。
自分には半開くらいがちょうど良かったかな。
お、いいすね。
どちらかというとクラウド重視のアトマイザーといった感じなのですが、ミストの出がスムーズなので、味も素直に感じられます。
リキッドとの相性は割とあるかもしれません。
カンタル単線デュアル0.57Ω
エアフローを絞るとかなりドローを重く出来ますし、少し抵抗上げてもいけるんじゃないかってことで、
カンタル26ga 3mm7巻デュアル 0.57Ω
ちょっとだけコイルを上げて、下段のみのエアフローからボトム気味に当てる感じにしてみます。
ウイックをセット。
コイルが小さめなので、ちょっと内側を広げてエアーをコイル下の空間に誘い込むような感じで。
エアフローは最下段の1穴から広げていきましたが、3穴くらいが個人的にヒット。
ミスト量は減るのですが、味わいは若干濃くなり、じんわりと吸える感じになります。
好みによりますが、自分はあまり爆煙はやらないので、このくらいの設定はかなり好きですね。
まとめ
いいですねこれ。
ビルドがとにかくやりやすいので運用も楽ですし、エアフローコントロールが優秀なので案外ビルドの幅も広く、色々と楽しめると思います。
元々はメカチューブとセットになっているアトマイザーですが、単体売りもあるし、単体だと価格も結構安いので、
ハイブリッドメカはちょっと…という方は、アトマイザーだけでも十分満足出来そうな感じだと思います。
どちらかというとクラウドチェイサー向けな設計だと思いますが、以外と繊細な感じでも味わえるし、遊べるアトマイザーなんじゃないかと思います。
価格調査(2019/03/27現在)
普段自分が見てる所だと、意外と置いてる所少なかった。
Healthcabinさんで安かったので、自分はそこで買いました。
一番安いSSカラーが¥1,763 ~ 一番高いカッパー/ブラックが¥2,230
Fasttechさんは$31.99表記で少し高いなーって思ったのですが、
クーポンコード「MAP」適用で$24.30でした。
カッパー/ブラックのみ売り切れ、他の色はありました。
VapeSourcingさんは全色一律$25.90でした。
3FVAPEさん、殆どのカラーが売り切れで残ってるのはガンメタのみだけど$24.09。
送料無料になるのでガンメタ希望ならアリかも。
コメント