MyVapors Myuz SS5 Kit 220W レビュー|両面レジンパネルのハイパワーMod

MyVapors Myuz SS5 Kit 220W レビュー|両面レジンパネルのハイパワーMod

とかく、VAPE界隈ではレジンという素材はポピュラーで、
ドリップチップに始まり、デバイス側にもレジンパネルを用いた物が多数存在しています。

確かにキレイですし、2つとして同じ柄が存在しないというのも満足感を高めている気がしますね。

今回は、レジンパネルを両面に貼ったBox Modです。

MyVapors Myuz SS5 Kit 220W

ん?MyVaporsってあまり聞き覚えのないメーカー名ですね。
ちょっと前に同じMyuzという名称のPodも1個出してたような気もしますが、自分が関わるのはこのSS5 Kitが初です。

マニュアルに記載されている情報によると、アメリカのカリフォルニアでデザインされて、中国で製造されているようです。

http://www.myvapors.com/

こちらのURLにアクセスすると、メーカーというより通販サイトでした。
アメリカのVAPE通販サイトといった感じ。

ショップがデザインして、中国のメーカーに生産してもらった、という感じなのでしょうか。

ショップのラインナップを見ると、メインの取り扱いメーカーはJoyetech、Eleaf、Wismecの模様。
Joyetech系とお付き合いのあるショップのようですね(上記3メーカーは同じ系列の会社です)
恐らく、製造を請け負ったのも上記メーカーかな。

それはいいんだけど…普通に通販オンリーのサイトって感じで、製品ページ見つからないよ!
ページは無いのかな?メーカー側の推しポイントとか見たかったんだけど。

この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

パッケージ

白ベースのシンプルな紙箱。
中身はブルーなので、パッケージ写真は本体カラー関係なく共通のようです。

正規品チェック用のスクラッチシールはありませんでした。
恐らくMyVapors側で認証システムを用意していないのでしょう。

というかDetonatorやReckoning RDAにもなかったし、アメリカのメーカーはそういう物を付けないっぽいですね。
中国ほど偽造が深刻でないからかな。

パッケージ内容

  • SS5 Mod
  • SS5 アトマイザー
  • SS-Mコイル(0.15Ω) ※アトマイザーに装着済
  • SS-Nコイル(0.2Ω)
  • USBケーブル
  • ユーザーマニュアル(Mod/アトマイザー)
  • 予備Oリング

ユーザーマニュアルには、Mod用にもアトマイザー用にも日本語表記があります。
やはり恐らくJoyetech系列で作ってそうですね。
あそこのマニュアルには日本語入ってますし。

ちょっと日本語は怪しいですが…。
「ついに、Myuz SS5は使える状態になります」という表現が個人的にツボ。

外観

両面にレジンパネルを配した四角いModです。
The Box Modって感じのトラディショナルな形状。

レジンパネルはわずかに透明感もあり、とても綺麗ですね。
両面に貼られているのもうれしい。

こちらの面には上から、ファイアボタン、液晶画面、UP/DOWNボタン、USBポート。

ボタン類は金属製で、飾り気のないソリッドな形状。
削り出しそのまま、といった雰囲気。
クリック感はカチカチと小気味良いです。

USBポートは充電の他、ファームウェアアップデートに対応とマニュアルにはあるけど、ファームウェアのバージョンアップがリリースされるかは謎。

液晶画面は、カラー液晶というか、
赤と白の2色液晶になっています。

上面にはシンプルな作りの510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式です。

底面にはプリントとビスのみ。

バッテリーの蓋を開く為の突起部分が見えます。

バッテリーの蓋はマグネットで固定されています。

サイズ感はこんな感じ。
デュアルバッテリーModとしては一般的なサイズかと思います。

VoopooのDRAG2とほぼ同サイズといった感じなのですが、角が角張っている分こちらの方が少し大きいイメージを受けます。

アトマイザーを乗せてみる

付属以外のアトマイザーを乗せてみます。

Hellvape Dead Rabbit RTA
Wotofo Serpent Elevate RTA
Hellvape Drop Dead RDA

詳細

サイズ 89.3mm x 52mm x 26mm
重量 117g(実測)
素材 アルミニウム+レジン
使用バッテリー 18650 x2本使用 (別売)
充電 microUSB
出力モード VWモード
温度管理モード(SS/Ni/Ti)
TCRモード(3カ所保存可能)
VW出力レンジ 1〜220w
温度管理 200~600°F/100~315°C
出力電圧 0.5V~7.5V
対応抵抗値 0.05Ω~3.0Ω(VW) / 0.05Ω~1.5Ω(TC)
保護機能 記載が無いので不明。
(一般的な保護回路は搭載済みと思われますが)

重量

本体重量117g、バッテリー込みで205g。
本体素材はアルミということで、サイズの割に重量は軽いです。

カラーバリエーション

(通販サイトから引用)

カラーバリエーションはレジンパネルの色の違いとなります。
全部で3色のパターンが用意されており、レジンの特性として柄は1個1個異なります。

バッテリーは18650を2本使用

2本のバッテリーの向きは+とーが互い違いになります。
端子の形状に惑わされず、下にプリントしてある向きに従ってセットします。

デュアルバッテリーModのお約束として、必ず同じ種類で、なるべく同ロット。
へたり具合の同じ物を使用するようにしてください。

バッテリーを取り外しやすくなるように帯が付いているのは、この手のModとしてはありがたいですね。

SS5 Modの操作方法

使えるモードはVWモード、温度管理モード、TCRモードのみですが、
プレヒート機能や温度管理のワット数設定など、機能は一通り備えています。

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFF切替。

キーロック

電源ON中にUP/DOWNボタンを同時に長押しするとキーロックを切り替えます。

VWモード

UP/DOWNボタンでワット数を切り替えます。

温度管理モード/TCRモード

UP/DOWNボタンで温度を切り替えます。
最大値/最小値からさらに送ることで、華氏と摂氏の表示を切り替えます。

メニュー表示

電源ON中にファイアボタンを3クリックするとメニューを表示します。

  • モード切替
  • 各種設定
  • 情報表示
  • メニュー終了

モード切替

VWモード/TC(温度管理モード)/TCRモードを切り替えます。

TCモードを選択すると次の画面でコイル種別の選択。
TCRモードを選択すると、M1~M3の保存領域選択のあと、TCR値の設定画面が表示されます。

各種設定

  • コイル抵抗値ロック
  • TCモード時のワット数設定
  • 表示するサブパラメータ切替(パフカウンター/パフ時間/アンペア)
  • プレヒート機能(パワー/時間)
  • 液晶タイムアウト
  • ステルスモード切替

情報表示

バッテリー情報とファームウェア情報を表示します。

SS5アトマイザーの詳細

キット付属のクリアロマイザーです。
ハイパワーModの付属アトマイザーということで、低抵抗コイルを使用する爆煙タイプのアトマイザーになります。

標準のバブルガラスはリキッド容量6.5ml

ストレートガラスチューブも付属します。
こちらの容量は不明。
見た感じ3ml~4mlくらい?

リキッドはトップフィル。
キャップはスライド式です。

スライド式キャップはチャージが容易な事に加えて、閉める際に与圧が発生しないのでリキッド漏れを起こしづらいです。

エアフローはボトムエアフロー。
エアフローコントロールリングで無段階調整が可能です。

全閉だと重いですが、少しでも開けたらかなり軽くなり、基本的にスカスカドローの爆煙向きエアフローです。

ドリップチップはハニカム模様になっています。
これはプリントなのかな?
ちょっとのっぺりした印象を受けますね。

ボアは吸い口に向かって緩やかに広がっています。

810規格なので、汎用の810ドリップチップを使用可能です。

コイルは、0.15ΩのS5-Mと、0.2ΩのS5-Nが付属。
どちらもメッシュコイルで、違いは抵抗値のみのようです。

吸ってみる

久しぶりに、Ripe VapesさんのVCTを頂いてみましょうか。

クリアロなのでコイルにリキッドが浸透するまで放置するんですが、
このタイプのコイルの時は、コットンに直接染みこませてショートカットします。

結局同じくらいの時間放置するんですけどね。

0.15ΩのSS-Mで、75wで吸ってみます。

普段は高めの抵抗値でMTL~重めDLオンリーなのですが、
最近、レビューするたびに爆煙仕様の低抵抗コイルを使うことが多く、だんだん感覚が麻痺してきますね。

0.2Ω以下とか無理無理無理無理!って感じだったのに。

あぁ、
VCTはやっぱうめぇなぁ。

アトマイザーとしては特に不満もなく、
いやむしろ結構美味いと言える部類。
最近のメッシュコイルのクリアロって美味いんですよね。

かなりの低抵抗ですが、特に熱くもならずに快適に吸えますね。

まとめ

DRAGぽい、と思ってしまう。
持ってないけど、iJoyのShogunの写真を見た時にも思いました。

ボディの作りに関してはあちらの方が好みかなぁ。
上手いことカーブさせた形状が手になじみます。
こちらは、角張ってるから少し大きく感じるんですよね。

レジンが両面にある点、アルミボディで軽量な点、価格が少し安い点がこちらの売りでしょうか。

アトマイザーは割といいと思います。
心配なのは、コイルの入手性でしょうか。
この本体を売っている海外サイトなどではもちろん取り扱っていますが、国内で流通するかというと微妙な感じ。
Joyetech系のコイルと互換性持たせれば良かったのに。

機能的には十分ですし、両面のレジンパネルも綺麗ですし、
このゴツさが好みに合えばといった感じでしょうか。

販売リンク&フラッシュセール情報(2019/03/31現在)

Vapesourcingさんでは$55.90で販売中。

また、現在開催中のスプリングセールにて、
4/1からのフラッシュセールにこの機種が入っており、24時間限定で$37.90になります。

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日本時間だと、明日4/1の16時からのスタートですかね。
気になる方は狙ってみるのもアリかもしれません。