[Myvapors] Roak Box Pod Kit レビュー|収納ギミックが面白い箱型Pod

[Myvapors] Roak Box Pod Kit レビュー|収納ギミックが面白い箱型Pod

Myvapors Roak Box Pod Kitのレビューです。

MyvaporsさんはアメリカのVAPE通販サイトで、自社ブランド的な感じで製品を出しております。
米国デザイン中国生産みたいな感じ。

VapesourcingさんはこのMyvapors製品を結構推しているというか、よくレビューが回ってくる印象。
恐らくですが、生産を請け負っているのはJoyetech/Eleaf/Wismecのグループじゃないかな、という感じですし、VSさんはWismecとの繋がりが強いみたいなのでその流れもあるのかなと。

さてこのRoak。

昨今流行りの高機能Podとかではなく、ごく普通のオートスイッチPodなのですが、
これがどうして案外悪くない。

正直言うと、今まで触ったMyvapors製品って、
まぁこれじゃなくても…とか、見た目が気に入れば…って感じの評価だったのですが、今回はギミックもちょっと面白いし、スペックも悪くないです。

特にバッテリー、
このサイズのボディに1000mAhというのはかなり余裕がありますね。
余裕があるどころか、1Ω8w運用なのに1000mAhって何日使えるんだ…ってレベル。
しかも充電もType-Cで2Aという高速な物を使用しています。

ただ、マイナーなPodの宿命というか、少なくとも日本だと替えPodの入手性の問題はどうしてもついて回ってしまうんですけどね…。

この製品はVapeSourcingさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

白い箱。

白い箱なんです。

何も書いてない。

これは撮影者泣かせ。

しかもこの箱凝ってて、一片だけ貼り付けられててそこがヒンジになり、内箱をこうやってクルッと回転させて開きます。
閉じる部分はマグネットで固定。

パッケージ内容

  • Roak Box 本体
  • 専用Podカードリッジx2(1つは本体に装着済)
  • ユーザーマニュアル

※USBケーブルは付属していません。
端子がUSB-Type-Cな為MicroUSBケーブルは使用できないので注意が必要です。

ユーザーマニュアルはめちゃめちゃ大きな紙になってまして、
折りたたまれた状態で本体と変わらない厚みになっています。

多言語で書かれており、日本語の記述もありました。

外観

意外とスッキリしていてカッコイイんですよ。

Pod収納時はぱっと見電子タバコには見えないです。
モバイルバッテリーとかポータブルストレージとかその辺のITガジェットに見える。

ボディは金属製で、表面はメタリックな質感の塗装になっています。
うっすら梨地のシボ加工になっていて綺麗。

カラーバリエーションは全部で7色ある模様。

サイズはめちゃめちゃ小さいってわけではないけど、バッテリー容量1000mAhだと考えるとコンパクトなうちに入るのでは。

肩口にある穴はエアホールかな?と思ったら、これはストラップホールでした。
覗き込まないとわからないくらいさり気なく開いています。

マウスピースがあるはずの上面を覗くと、USBポートが一個あるのみです。
コネクタはUSB Type-Cになっています。

ここの蓋を横にスライドさせると、USBポートが隠れてマウスピースが顔を出します。

更に、サイドにあるレバーを上にスライドさせると、
ジャキって感じでマウスピースが出てきます。

電源も連動しているようで、LEDインジケーターが数秒点灯します。

手間と言えば手間ですが、
電源OFFと防塵の役割を連動させつつ、見た目もスッキリするし良い機構かと思います。

外観上の特徴はこれのみ。
他には何も付いておらず、全体的にスッキリした見た目になっていますね。

専用Podカードリッジ

本体サイズと比較するとPodはかなり小さめです。

ぱっと見JUULのカードリッジに似ているけど、JUULと互換があるような記述はどこにも見当たらないし、専用品かなと。

バッテリーがスペースを取ったのと、収納ギミックへの対応の為ですかね。

コイルは1.0Ωで、リキッド容量は1.0ml。

吸い口はフラットで、楕円の穴が2つ開いています。

タンク部分は透明で、リキッドの確認はしやすいですね。
ただ、本体に完全に埋まってしまうので抜かないと確認は出来ませんが。

素材は不明。手触りがちょっとしっとりしてる感じあるしPCあたりかなぁ。
念の為プラへの影響のあるリキッドは避けたほうがよさそう。

タンクの側面にシリコンキャップがあり、これをめくってリキッドを注入します。

サイズの割にはしっかりと大きめの穴になっていて、注入はしやすいです。

スペック

サイズ 66.6 x 46.6 x 14.7mm
素材 アルミにウム
重量 75g(実測)
リキッド容量 1ml
コイル抵抗値 1.0Ω
出力 8w
バッテリー容量 1000mAh
スイッチ オートスイッチ
充電 USB Type-C 5V/1A
保護機能 短絡(ショート)保護
自動カットオフ(10秒)
過放電保護

実測75g
金属製ですがアルミなので軽く感じます。

使用方法

このPodはオートスイッチ型で、電源操作や出力切り替えもないので、特に操作する箇所はありません。

リキッドを注入したカードリッジを取り付け、マウスピースを出したら後は吸うだけ。

LEDインジケーターはバッテリー残量を表示します。

  • 青:100%〜30%
  • 赤:30%以下

USBケーブルでアダプタと接続すると、自動的に充電が始まります。
USB Type-Cケーブルは付属しないため、別途用意する必要があります。

残量30%以下で赤点灯、残量30%以上で青点灯、
満充電になると消灯します。

吸ってみる

Podがこのスペックならニコソルかなーってことで、HiLIQさんのニコソルリキッド、Captain Redbullを吸ってみます。

ユニコーンボトルのノズルがスッポリ入るサイズの穴なので、注入は非常に楽ですね。

初回のリキッド充填後は、コイルにリキッドが浸透するまで数分置いておきます。

特に出力調整等もないのでそのままスゥーッと。

うん、普通。

全然味がしねえ!とかそういうことはなく、逆に、うんめぇぇぇえ!とかそういうレベルでもなく、普通に味が出て、普通に美味しいです。

味だけを言うなら、サブオームならカリバーン、ニコソルならZeroあたりを吸ったほうが多分美味しい。

あ、でもその辺の他のPodに比べてドローがちょっと重めです。
ここは素敵ポイント。

このデバイスのメリットは見た目、収納ギミック(防塵)、バッテリー容量でしょうね。
個人的には意外と好きなデバイスです。

バッテリーに関してですが、これ、切れる気がしない。

そもそも、1Ω8wって、自分の平日の普段の吸い方だとリキッドも1日で1ml吸いきらないんですよ。
とりあえずリキッド足しながら無充電で3〜4日使ってみましたが、まだまだ元気ですね…。

で、Podの方は特にジュルリもなく、なかなか悪くないかな、と思いました。

まとめ

個人的には意外とナイスなPodだと思うんです。
見た目もカッコイイですし、ギミックも効率的で面白い。

味は、まぁ普通ですがドローの重さを含めて結構悪くないし、バッテリーもめちゃめちゃもちます。

やはりネックになるのは、メジャーメーカーでない故に、デバイス自体の入手性もですが、とにかくPodの安定供給ですね。

特に日本に居るとちょっと買いづらい。
恐らく国内で流通はしないだろうから、Podが切れたら海外から買う必要があるし、
3個$5のPodを$5の送料払って数週待つってのも、ねぇ。

そういう点ではあまり人には強くオススメできないです。

本体価格が$20ちょいとかなり安いので、本体と予備podを最初にある程度買って使い捨てるくらいの気持ちで使うのもまぁアリなのかもですが。

うーん、この形なら、せめてJUULと互換があればなぁ。

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