HellvapeのDead Rabbit RDAというRDAアトマイザーがありまして、
俺、それが大好きで、相当前に買った物だけど未だにレギュラーとしてずっと使用してます。
ビルドも楽だし、漏れにも強いし、味も美味しいし、見た目もイイしで、未だに一番のお気に入り。
そのデドラビに後継が出るとの事を知って「あ、はい、買います!(0.2秒)」って感じでした。
Hellvape Drop Dead RDA
前作Dead Rabbitと同様、アメリカの有名Youtuber、Heathen氏とのコラボモデルです。
デッキ構造などをリファインしたモデルなのだとか。
Dead Rabbit(死んだウサギ)から、Drop Dead(急死した…)になっちゃった。
Drop Deadには「ハッとさせる」という意味もあるのですが、ロゴマークから察するに前者の意味でしょうね。
名前だけ見ると物騒ですが、コミカルなマークで相殺されて、ちょっとかわいい感じになっています。
先日のGaraxies RDTAとこのDrop Dead RDAの2つ、レビューの打診もあったのですが、この辺りは個人的に長期間常用するアイテムになりそうなので、愛着湧かせたいし買いますわー、と。
結果、在庫の関係とかで結構待たされちゃいましたね。多分大分遅くなっちゃった。
まぁいいや。
届いてから色々触ってみましたが、扱いやすさや味は前と遜色ないし、
ルックスも前作を踏襲していて非常に好みな感じなので、やはり長いことお世話になるRDAになりそうです。
目次
パッケージ
前作同様、ややポップなデザインの紙箱。
今回のパッケージ、派手ですね…。
めちゃめちゃムラサキ。
側面には正規品確認用のスクラッチシールが貼られています。
パカッと開封。
箱の中もめちゃめちゃムラサキ。
内容物
- Drop Dead RDA本体
- 六角レンチ
- ビルド用ドライバー
- クリアドリップチップ
- 510ドリップチップアダプター
- BFピン
- ユーザーマニュアル
- Drop Deadステッカー
- 予備イモネジ
- 予備Oリング
マニュアルは1枚の紙に各国語版がズラーッと書いてあるタイプ。
残念ながら日本語の記載はありません。
妙に立派な小型ドライバーが付いてきたので、ビルド道具入れに放り込んでおきますね。
BFピンも付属しているので、換装すればスコンカーでも使用できます。
そして、おお、ステッカー!おしゃれなステッカー!
ファン的には非常に嬉しいアイテム。
だけど俺って、こういうステッカーは勿体無い気がして貼ったり出来ず、保管している間に劣化させちゃったりしがち。
外観
基本的なデザインはDead Rabbitを踏襲してますね。
マークの付け方や、サイドエアフロー、ローレット加工されたトップキャップなど、ほぼそのまま。
Dead Rabbitと並べてみます。
外観に関しては、ロゴマーク以外ほぼ同じですね。
Drop Deadの”DD”を模したマークになっています。
これはこれでオシャレですが、ウサギの顔が少し小さくなってしまっているし、ロゴ文字のフォントや配置も好きだったので、Dead Rabbitの方がやや好みではありますね。
並べたついでに、デッキも見比べておきます。
ここは結構印象違いますね。
一見ポストレスっぽい4ポストデッキという構造はそのままですが、ポストの配置と形状がかなり異なっています。
ジュースウェルも若干深くなっています。
底面には、DROP DEADとHELLVAPEロゴの彫りこみ。
コンタクトピンの出っ張りはこのくらいです。
コンタクトピンはデッキのポジティブ側の固定を兼ねているので、調整は不可です。
MODに乗せてみる
特徴
スペック
直径 | 24mm |
高さ | 25mm |
ネジのタイプ | 510 |
ドリップチップ | 810 (510アダプター付属) |
コイル | デュアルコイルRBA |
エアフロー | トップ(サイド?)エアフロー |
BF対応 | ○ |
カラーバリエーション
Dead RabbitやDead Rabbit SQもオシャレなアトマイザーで、カラーバリエーションも豊富でしたが、こちらのDrop Deadも豊富ですね。
全8色。
だけど黒が3パターンもあるのね。
分解
シンプルな構造のRDAです。
ドリップチップ
ドリップチップは810規格で、汎用品も使用可能。
標準の樹脂製の他、クリアタイプも封入。
付属品の2つは、内径は同じです。
内側の形状が若干違いますね。
標準は滑らかにテーパー加工してありますが、クリアタイプは段差になっています。
恐らくそう差は出ないと思うので、好みで選んでいいかと思います。
個人的には標準の方が好みですね。
さり気なくロゴが入っています。
また、汎用510ドリップチップが使用できるアダプターも付属しています。
キャップとエアフロー
キャップの内側はドーム型になっています。
パーツが2つに分かれており、トップキャップを回してエアフローを調整します。
トップキャップの加工がとても綺麗。
エアフローの穴はキャップの左右にメッシュ状に空いており、無段階で調整できます。
トップキャップはローレット加工が施されており、指の引っ掛かりがよくて回しやすいです。
エアフローの通り道、Dead Rabbitは3箇所開いていてシングルコイルにも対応していたのですが、
Drop Deadは左右2箇所のみなので、デュアルコイル前提ですね。
エアーの入り口の部分が斜めにカットしてあり、吸い込んだエアーを下向きに誘導するようになっています。
恐らくですが、こんな感じでエアーが通るようになっているのかな?と思います。
デッキ
シンプルな形状をしたデッキ。
一見ポストレスに見えますが、ネジの下に空間があり、ここにニッパーを突っ込んで余った足を切ることが出来ます。
たったこれだけのことで、かなり楽できるんですよね。
デッキの縁に小さい出っ張りがありますが、
これが、キャップの切り込みにハマって、キャップの向きをある程度固定しています。
エアフローを当てるためにキャップの向きを調整するのが楽になるほか、
Modからアトマイザーを外す際にキャップを掴んで回せるのでとても便利です。
デドラビもそうでしたが、キャップがどうしても空回りするので結局デッキをつまんで回して手がリキッドだらけに…ってのを、いくつものRDAで味わってますし。
BFピン
BFピンを取り付けた所。
ピンの出口はジュースウェルの底よりかなり出っ張っているので、それほど逆流はしなさそうです。
となるとウェルから溢れて漏れる?という心配も出てきますが、
このアトマイザーはエアフローが高めの位置に付いているので、横向きに倒して置いておくとかしない限りは大丈夫かと思います。
ビルドしてみる
カンタル26gaデュアル
カンタル26ga 7巻デュアルで0.5Ωジャストにしてみました。
コイル位置、絶対間違ってると思うけど、これだけポストが離れた位置にあるので一度この位置を試してみたい。
さっきのエアフローの予想図が合っていれば、直風が当たるはず。
駄目な気はするけど。
コイル位置が高めなので、ウィックは長めにカットしてセットします。
折角なので、Dead Rabbitも同じコイルで組んでみました。
小江戸工房さんのピニャコラーダを吸い比べてみます。
出力はどちらも29w
Dead Rabbitは、慣れ親しんだ味わい。美味しい。
Drop Deadは…。
むむ、コイル位置は間違いだろうな、と思ったけど、これでも結構味が出る。
でもやっぱりコイルは中央に寄せました。
左右から吸ったエアーがポストの隙間に入って、コイルの横や下から吹き上げる形状になっているのだと思います。
やはりこちらの方が味が出てる感じ。
吸い比べてみた感じ、味はどちらも同じくらい出ていますね。
味の出方も似通っていて、軽微な差ではありますが、
交互に吸い比べてみると、Dead Rabbitの方が清涼感がやや強く出て、Drop Deadの方が甘みがやや強く出ているような感じがします。
美味しいですわ、これ。
トップエアフローでこれだけ美味しいのって凄いなぁ。
カンタル24gaデュアル
折角なのでもう1パターン
カンタル24ga 6巻デュアルで0.32Ω
今度はちゃんと最初から寄せておきました。
ウィックはこのくらいの長さで丁度底に付くくらい。
ちょっと多めに通しました。
Goose Juice DIYを47wで。
仕込みから1ヶ月以上経過して、かなり美味くなってきました。
このくらいなら18650シングルバッテリーでもまだ余裕あるとは思うけど、
シングルバッテリーは30〜40w以下で運用したいマンなので、一応デュアルバッテリーMODに切り替え。
うん、美味い。
個人的な好みは26gaデュアルの方で、Dead Rabbitもいつもその設定で使ってるけど、リキッドによってはこちらの方が合うとは思います。
コイル位置が高めで、リキッドの味が結構ダイレクトに来ますね。
上部のスペース的にはまだ余裕があるので、もう少し高めにセットしてもよさそうです。
まとめ
やっぱり大好きです、このシリーズ。
一番気に入っているのは見た目ではあるのですが、実際使ってみても、
ビルドはしやすいし、漏れに強くて運用が楽だし、味は美味しいし、本当に使いやすい。
愛ゆえにちょっと贔屓目になっている部分もあるかもしれませんが…。
しれませんが…。
ジュースウェルが深めになっていて、キャップのエアホールが高めなので、BF運用でも漏れにくくて使いやすいですね。
ドリップで使う場合でも、上記の理由で漏れにくい上、コイル位置が近いので、ドリチだけ外してリキッドをダバーっとして吸うだけでいいので、かなり気楽です。
片方は持ち出し用にBF運用、片方は家でドリップ運用で使う予定です。
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