Eleaf iStick Pico Baby レビュー|超小型なステルスKit

Eleaf iStick Pico Baby レビュー|超小型なステルスKit

小さい!
凄く小さい!

Eleaf iStick Pico Baby Kit

定番Modとして人気のiStick Picoでおなじみの、Eleafさんの製品です。
iStick Picoも相当小さいデバイスでしたが、これは更に小さい!

ステルスタイプのModにしてアトマイザーを内部に格納し、更にコンパクト感を出している感じですね。

本体はセミメカタイプのModになります。
そのまま使えばAIOキットとして使えますし、16mmであれば他のアトマイザーに付け替えて使用することも可能です。

この製品はBuyBestさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

特徴

超小型ステルスキット

(公式より引用)

とにかく小さいです。

小さいというだけならPod式に軍配が上がりますが、この機種はサイズ制限はあるものの通常のアトマイザーが使用出来るというのが大きい。

特に他のデバイスである程度VAPEを経験していると、Pod式は味に不満を感じることが多いので、持ち歩き用の小型デバイスを求める際にこういう選択はアリかもしれませんね。

アトマイザー固定はマグネット式

(公式より引用)

ステルス式はアトマイザーの脱着がやりづらいイメージで、特にこんなに小型になるとやりづらそうに感じますが、
この機種はマグネット式になっています。

アトマイザーの510ネジに予めマグネットアダプターを装着しておき、あとはModに差し込むだけ。
リキッド補充やコイル交換などのメンテナンスも楽に行えます。

パッケージ

しっかりした紙箱。
白基調のシンプルデザインです。

側面には正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

  • iStick Pico Baby本体
  • GS Babyアトマイザー(本体に装着済)
  • 充電用USBケーブル
  • GS Air コイル x2 (1つは装着済)
  • 予備Oリング
  • VAPEリング
  • ユーザーマニュアル(Mod/アトマイザー)

ユーザーマニュアルは、1枚の大きな紙に各国語表記が並んでいるタイプ。
Eleafさんなので、日本語の表記もちゃんとありますね。

ほっっそいVAPEリングが1つ付属しています。
とりあえずPico Babyに付ける時は使わないですが、アトマイザーを他のModで使う時用かな。

外観

シンプルな外観。
ロゴは表裏の下の方に、EleafとPico Babyのロゴが小さく印字されているのみ。

サイズ感。
ホント小さいですねこれ。

表面は粗めのヘアライン加工が施されています。

アトマイザーが格納されている部分には窓が開けてあり、
恐らくリキッド残量の確認用だと思われるのですが…。

底の方がチラッと見えるだけですね。
一応、切れかけたらわかります。

上面にはロック機構付きのパフスイッチ。

ロックは電子式でなく機械式になっています。

ボタンの外周部分をクルクル回して上に持ち上げるとボタンが押せるようになります。

見た目も含めて、こういう機械式の機構は大好き。
これを見て一気に好感度が上がりました。

充電用USBポートとLEDインジケーター。

LEDはバッテリー残量と保護機能の警告表示に使用しています。

底面はフラットな板状になっています。

詳細

メーカー公式

iStick Pico Baby Kit - Eleaf electronic cigarette
iStick Pico Baby Kit

スペック

サイズ 41mm x 23mm x 75mm
重量 112.8g
対応抵抗値 0.4Ω ~ 3.0Ω
バッテリー容量 1050mAh
充電 マイクロUSB 5V1A
出力 最大25w
出力電圧 3.0V~4.0V
保護機能 アトマイザー装着検知
自動カットオフ(15秒)
過充電保護
過放電保護
短絡(ショート保護)

カタログ表記の重量はアトマイザー込みかな。
本体重量の実測は77gでした。

カラーバリエーション

(公式より引用)

基本のカラーバリエーションは6色

(公式より引用)

また、新色が追加されているようです。
こちらのカラーはまだあまり見かけませんね。

アトマイザーの取り付け

アトマイザーの取り付けはマグネット式。
取り付け部分にマグネットのベースと、小さいスプリング式コンタクトがあります。

アトマイザー側にマグネットアダプターが付いており、差し込むだけで装着されます。

マグネットアダプターはドーナツ状のパーツで、通常の510コンタクトにねじ込んであるだけなので、
本体に格納できるサイズであれば他のアトマイザーも使用可能です。

16mmを入れた状態でスペースには若干余裕があるので、17mmも入るかな?

例えば、JustfogのQ16。
これは買ってみたはいいけど細長さに使いづらさを感じていたのでありがたい。

あと、うちのはクローンなんで恐縮ですが、昨年の暮れに出たDvarw RTAの16mmバージョンも載せられます。

Dvarwを使用している方は結構多いイメージですね。
RBAなので自分でコイル巻けますし、味も美味しいですしね。

GS Babyアトマイザーの詳細

16mmと、細身のクリアロマイザーです。

サクッと分解。

タンク部分は独立したパーツになっているので、
この赤ラインより下であれば、リキッドが残っている状態でもコイル交換は出来そうですね。

Q16など、このサイズのアトマイザーはボトムフィルなイメージがありますが、
このアトマイザーはトップフィルが可能です。

マグネットアダプターのおかげで直立するのもいいですね。

トップパーツ全体が外れるので、ガラスとチムニーの隙間にリキッドを補充します。

ゴツいOリングのついたドリップチップ。
ボア内径は5mmのストレートタイプ。

510規格なので、汎用の510ドリップチップも使用可能です。

使用するコイルは0.75Ω

好みの抵抗値かも。
軽めMTLからDLまで出来る絶妙な抵抗値です。

中を覗くと単線バーチカルのコイルがかすかに見えますね。
チムニーに繋がる出口部分は細く、それ以外はシリコンパーツで密封されています。

エアフローもそれを想定してか、MTL向けの小さい穴から、DL向けの大きい穴まで選択できるようになっています。

ボトムエアフローなので、Modに装着中は調整出来ません。
予め調整した状態で装着する必要があります。

吸ってみる

E-LabさんのPerfection Mentholを吸ってみます。

コイル側に予めリキッドを染みこませておくことは出来ないので、
普通にタンクにリキッドを注入して、念のため20分位放置しました。

まずはエアーを絞ってMTL気味に吸ってみます。

うん、薄い。
大体予想通りというか、GS Airコイルってそんなに新しい物でもないですし、コイル形状からしても概ね想像していた通りの味でした。

普段RBAアトマイザーのMTLに慣れていると、流石に比べてしまいます。

そのためにメンソールリキッドを選択したということもありまして、
次はエアフローを少し開けて、DLで吸ってみます。

味は濃くないですが、メンソールのキック感と清涼感があって、なかなか満足感を感じられます。

一時期メンソールリキッドって全然吸っていなかったのですが、最近は低出力デバイスにはメンソール系をよく入れてますね。
味そのものを楽しむというより、吸った感や満足感があるので、
職場など、数時間に1回ペースしか吸えない環境には合ってたりして。

しばらく使っていましたが、バッテリーの持ちはまずまず。
サブ機運用で丸一日持ちました。

電流を固定で出力するタイプではないようで、メカニカルModのようにバッテリーが減ってくると徐々に弱くなっていきます。

まとめ

この小ささはいいですね。
持ち歩きに便利です。

存在は知っていたものの今までノーマークだったのですが、なにげにこれ、トップファイアのステルスModなんですよね。

めちゃめちゃ愛しているWitcherと同じ構成なんですよ。
そう考えるとかなり愛着が湧いてきました。

使っていて気になった部分は、アトマイザー固定がマグネット式で、少し隙間に余裕があるので、触るとグラグラ動いてカチカチする部分。

機能的には一切問題ないですし、外れやすいというわけでもないですし、気にするほどでも無いかもしれません。

あと、標準アトマイザーは割と非力なので、それを把握した上で合った使い方をしてやる必要がありそうです。
漏れは気にするほどでもないかもしれませんが、数日使用していたらエアフローに少しだけ滲みが付いていたかな?くらいでした。

適合する16mmアトマイザーも探すといくつかありますし、
上手いこと運用すれば便利に使用出来そうです。

販売リンク

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