ここのところすっかりイカシンパなアテクシが通りますよ。
最近、Squid Industriesさんにはかなり惚れ込んでしまっておりまして、
先日Double Barrel V3も購入したのですが、
その際に、ダブルバレってしまった事をTwitterで呟いたら
まーずさんならこいつも載っけちゃってくれるのかなぁhttps://t.co/2GT65gpotL
— NP@無計画な放浪者 (@vp_34r0w) 2019年4月1日
ダブルバレるのにぴったりです
こんなリプライを頂いてしまいまして…。
うわぁ、Squidさん、こんなごっついRTAも出してたか―、
カッコイイなぁ、リボルバーデザインなんて、Double Barrelにほんとピッタリじゃないですか…。
うーん、どうしようかなぁ、と思っていたら、脳内のプロシュート兄貴が語りかけてきます。
「ポチりたい」…そんな言葉は使う必要がねーんだ。
なぜならオレやオレたちの仲間はその言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
実際に決済を済ませちまってもうすでに終わってるからだッ!
だから使った事がねぇーッ
嗚呼。 pic.twitter.com/r2DK4WhFZQ
— まーず (@marz04) 2019年4月1日
『購入した』なら使ってもいいッ!
わかったよ、プロシュート兄ィ!!兄貴の覚悟が!『言葉』でなく『心』で理解できた!
シングルコイル版のPeacemaker RTAと、デュアルコイル版のPeacemaker XL RTA
折角なので両方行かせて頂きました。
もうマンモーニとは言わせない。
折角だから公式で買おうかと思ったのですが、やはりアメリカ、身分証明書をアップロードするタイプの年齢認証がありました。
以前これで苦労したので、ゴメンナサイ!ってことで他で探して、ちょっとお安く調達。
まとめて紹介しようかとも思いましたが、記事が長くなりそうなので、まずはシングル版のPeacemaker RTAから。
XLの方は次回に回そうと思います。
ただでさえうちのレビューは記事が長くなりがちで、読みづらいんじゃ…とか色々不安だったりしますしね…。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
目次
パッケージ
スッカリ見慣れてきた感のある、Squidさんのシンプルな黒い箱。
ドクロが入った錨のマークはSquid Industriesさんのロゴです。
側面には正規品チェック用のスクラッチシールがありました。
スリーブを外して、開封。
パッケージ内容
- Peacemaker RTA本体
- バブルガラスチューブ
- マイナスドライバー
- 予備Oリング
- 予備クランプパーツ
- プリメイドコイル
パッケージングは至ってシンプル。
マニュアルなどもありません。
付属のプリメイドコイルはクラプトン。
恐らくカンタルだと思います。
抵抗値は0.5Ωくらいでした。
外観
標準の状態では、ガラスタンクの回りに拳銃のリボルバーを模した形状のカバーがついています。
なかなか肉厚な金属の塊で、見た目も実際の重量もちょっとズッシリ。
カラーバリエーションはブラックとSSの2色のみで、今回購入したのは黒。
表面の塗装はやや光沢があり、渋く黒光りしています。
こんなところも拳銃っぽい?
各パーツ、非常に綺麗に作られていますね。
ハニカム模様のレジンドリップチップもなかなか渋い色合い。
キャップの形状もこれまた拳銃っぽいデザインで、6箇所に深いくぼみが入っています。
このくぼみのおかげでキャップも回しやすくなっています。
エアフローはボトムエアフロー。
エアフローコントロールリングは有効部位のみのストッパー付きで、無段階調整可能、なかなかスムーズに動きます。
底面からわずかに浮いているので、Modに締め込んであってもリングを回すことができます。
底面には製品名、メーカー名などの記載。
ポジティブピンの出っ張りは1mmくらいかな。
アトマイザーフィッティング
やはりまずはこれですよね。
やはり、よく似合ってます。
同じくSquidで。
起爆装置ですが、シブい物同士、イケる。
詳細
メーカー公式
Squid Industries – PeaceMaker RTA_25mm
皆が求めていた物をお届けするぜ!
25mm径で、Double Barrel V3向けにはパーフェクトなアトマイザーだ!
もちろん、25mmが乗せられるなら他のテクニカルModに乗せたっていいんだぜ?
的な事が書かれています。
かなり個人的なイメージが入った意訳ですが、多分大体あってる
スペック
直径 | 25mm |
リキッド容量 | 4ml / 8ml |
ドリップチップ | 810規格 |
コイル | シングルコイルRBA |
リキッドチャージ | トップフィル |
エアフロー | ボトムエアフロー |
構造
ザックリ分解。
構造やパーツ点数などは、トップフィル・ボトムエアフローのよくあるタイプのRTAです。
タンクとデッキはこのように分離できるので、リキッドが残っていてもデッキにアクセス可能。
ですがあまり満タンに入っているとチャンバーに流れ込みそうですね。
ドリップチップ
ハニカム柄のレジン製ドリップチップです。
ボアの途中に段差があり、そこからわずかにテーパーがかかっています。
トップキャップ&リキッドフィル
トップキャップはスクリュー式で、リキッドはトップフィルです。
リキッドのチャージホールはかなり大きく開いており、大抵のボトルから容易にチャージ可能だと思います。
タンク
標準装着のタンクは、金属のフレームとアクリルタンクを組み合わせたもの。
触ってみた感じ、ガッチリとハマっていて分解は出来無さそうです。
公式曰く、
“virtually impossible to break(破壊は事実上不可能)”、
そして”It’s as tough as it looks!(見た目も屈強そうだろ!)”
アクリルはリキッドとの相性は気になりますが、メンソール系は大丈夫みたい。
ガラス製のバブルタンクも付属しています。
こちらに換装すると、見た目は、まぁ、普通な感じに…。
かっこ悪くはないんだけど、最大の特徴を失った感じでちょっとさみしい。
リキッド容量は標準で4ml/バブルガラスで8mlとの事。
チャンバー
25mmというサイズな割には割と狭めのチャンバー。
アメリカンな感じのスカスカモクモクをイメージしていたけど、案外フレーバーチェイサー的な方面も期待できそう?
但しチムニーは太いですね。
チャンバー上面は、その太いチムニーに向かって滑らかにテーパーがかかっています。
デッキ
クランプ式のシングルコイルデッキです。
メーカーのイメージのせいで、エアホールがミサイルランチャーに見えてくる。
クランプ式はどちらかと言うと苦手な方なのですが、これはそんなにビルドしづらくは無かったです。
むしろ楽な方だったかも。
ボトムのエアホールは3+3の小さい穴に分かれており、コイルの左右斜め下から吹き付ける形状になっています。
ビルドしてみる
付属コイルを使用
まずは付属コイルを使用してみます。
クランプは平らなので、コイル足はそうそう逃げないと思いますが、
念の為、締める際は外側から軽く押さえてやると安定すると思います。
付属のクラプトンコイル、抵抗値はシングルで0.55Ωでした。
ジュースホールは広めなので、コットンは多めに。
底までは近いので、長さはこれくらい。
これでもやや余ったのでもうちょい切りました。
ふわっとさせつつ、ジュースホールにズドン。
吸ってみます。
リキッドはCUTTWOODのTobacco Trail。
非常に好みな味のハニータバコなのですが、最近これに似た味の自作レシピを常飲に入れたので、先にこっちを吸い切ろうかと。
出力は30w、クラプトンなのでちょい高めに。
4Vくらいだけど、これでも立ち上がりはちょっと遅いですね。
エアホールは半開くらいで。
AFCはそれなりにしっかり効きますが、ドローは全体的に結構軽めです。
公式曰く”Smooth air flow”とのことですが、確かに引っかかりもなくスムーズにエアーが回っているような感覚はあります。
笛鳴りや吸気音なども殆どないですね。
味は、めちゃめちゃ濃いというわけではないけど、充分濃いと感じられるレベル。
喫味はかなりダイレクトですね、なかなか美味しいと思います。
気になるのは、クラプトン故の立ち上がりの鈍さと、あとは少しスピットバックがあること。
単線パラレルビルド
普通に単線で組もうかと思いましたが、
デュアルバッテリーのDouble Barrelに乗せようと思ったのと、エアホール形状的にコイル幅を確保したかったので、パラレルにしてみました。
Ni80 26ga パラレル3mm5巻で0.30Ω
前回写真を撮り忘れましたが、コイルの位置はこのくらいでやっています。
ウイックを通して、いざ。
出力は42wで、エアホールは全開。
お、いいっすねこれ。
立ち上がりも早いし、味も濃い。
クラプトンより味がクッキリした感じがします。
しかし、チェーンしていると妙にイガる。
えー?このデッキで供給足りないなんて事ある?
ウイッキングをミスったかな…?
と思って、職場で1日吸った後に確認してみたら、コイルに微妙にホットスポットができていました。
綺麗に焼いたつもりでしたが、最終確認が甘かったみたい。
再度調整したらとてもいい感じに。
うちではこの設定で使おうかな。
若干熱量は高いですが、チムニーの長さがそこそこあるので、あまり熱くはなりません。
ただ、スピットバックはわずかにありますね。
たまに細かいのがピチッ…くらいですが。
まとめ
とにかくスタイルにはベタ惚れ。
同じメーカー製だけあって、SquidのMod、特にDouble Barrelには最高のパートナーになりそうです。
クランプ式デッキに最初はちょっとビビりましたが、思った以上にビルドは楽でした。
ビルド関係ないけど、タンク部分のフレームのせいで、デッキへのタンクの取り付けがやややりにくいくらいかな。
味は、激烈に美味いという程ではありませんが、
どちらかと言うとこれはクラウドチェイサー向けのアトマイザーですし、そう考えると充分すぎる感じ。
自分にとっては、見た目のお気に入り度やメーカーのお気に入り度が加味されて相当な満足感がありました。
あと、日本ではやや入手しづらい物ですし、他の人があまり使っていないというのもちょっといいですねw
タンクも頑丈で割れには強いですし、お出かけ用に外でガンガン使いたい。
もちろん仲間が増えたらそれはそれで嬉しいですが!
このスタイルにズギュゥゥゥゥゥゥンしてしまった方はお仲間になりましょう。
売ってる所
Squid Industriesの公式で$47.99。
但し、アメリカは身分証明書をアップロードしての年齢認証があるので、手間がかかりそうでやめました。
他を探してみると、自分が普段使う通販サイトにはなかなか置いておらず、HeavengiftとBuyBestのみ取り扱いがありました。
今回は、使ったことのあるBuyBestさんで購入。
$28.68と、なかなかお求めやすいお値段でした。
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