GeekVapeのAEGISといえば、
防水、耐塵、耐衝撃のゴツいMOD。
これね、このゴツさとデザインにめちゃめちゃ惹かれて、一時期めちゃめちゃ欲しくて調べてた事があるんですよ。
デザインも性能も申し分ないし、価格もそこそここなれている。
だけど、唯一引っかかったのが……。
本体で充電できないこと。
電池は、我が家で使用していない26650規格だし、そのうえで本体充電できないというのは非常に面倒。
26650の充電器の用意とか、予備電池の用意とか考えないといけない。
(一応アダプタつけて18650も使用可能だけど)
ってことで、泣く泣く購入を見送ってる品でした。
そのAEGISに後継が発売されたと聞いて早速調べてみたら、
- 電池が26650×1→18650×2に変更
- 最大出力が100w→200wに増加
- 本体充電可能
!!!!!!!!!!!
俺が購入を躊躇ってた唯一の懸念点が解消されてるじゃないですか!
別のMODをいくつか発注したばかりだけど、触ってみたい、どうしよう…と思ってたら、
めちゃめちゃタイムリーにgearbestさんから「レビューしとくかい?」とお声掛けいただいた。
ありがとうございます。
目次
パッケージと内容物
外箱には、最近のタバコの箱のようなあのメッセージ。
ニコチンを含む製品ですよ、的なアレ。
もちろんこの製品自体にはニコチンを含む部分はないんだけど、使うリキッドによっては可能性あるし一応、といった感じなのかな。
Nautilus2のパッケージとかには以前からついてましたね。
外箱は2重になっていて、スリーブを外すと本来のパッケージっぽい箱。
上記メッセージのためにスリーブかぶせた感じか?
内容物
※これはTPD Editionです。
- AEGIS Legend MOD
- AERO サブオームタンク
- USBケーブル
- 交換用ガラスタンク(2ml)
- 予備コイル(0.15ΩIM4コイル)
- 予備パーツ:USBポートのカバー
- 予備パーツ:外装固定用ネジ
- 予備Oリング
- 510ドリップチップアダプター
- マニュアル
- 各種カード類
マニュアルは、英語/フランス語/ドイツ語/スペイン語/イタリア語/ロシア語/デンマーク語/オランダ語/インドネシア語と、なんと9か国語で書かれてますが、
残念ながら日本語はないので頑張って英語のページ読みながら触っていきます。
AEGIS Legend MOD
レジェンドて。
ついに伝説になっちまったよ。
AEGISといえば…
AEGISというと、一番の特徴は耐水、耐塵、耐衝撃性能
防水・防塵は「IP67」という規格に対応しており、
これは、「完全防塵」かつ「水深1mに30分間水没しても耐えられる防水性能」ということ。
耐衝撃は「MIL STD 810G-516.6」という規格に対応しており、
鉄に1.52mから26回落下に耐えることができるそうな。
だけど、流石にその辺は試しづらい…。
いきなり水に沈めたり床に叩きつけたりするのもね……。
洗面器に沈めるくらいはしてみようかな、と思いつつ、まぁその辺はGeekVapeさんが公式でフルボッコにしてたりするのでそちらでいいかな、と。
てかそんな過酷な環境でVAPE吸う事ってそうそうないと思うし、一般ユーザー的には保険って感じですな。
主なスペック
出力レンジ | 5W〜200W |
対応コイル | 0.05Ω〜3Ω |
温度管理 | NI200/TI/SS316 100℃〜315℃ |
外観
はい、かっこいい。
とまぁ個人的な感想はさておき、
とにかくゴツいすね。
大きさはかなり大きめ。
俺の手は男性の中でもかなり大きい方なんだけど、それでもこのボリューム感。
重量も結構あります。
電池なしで201g
電池入れて290g
他のMODと並べてみる。
左:Joyetech eVic Primo SE
右:Vaporesso SWAG
電池2本だから幅はある程度仕方ないとしても、やはりひときわゴツい。
アトマイザーを乗せてみる。
流石にこの大きさに22mmアトマは小さすぎるかな。
スカスカ。
25mmのZEUSとかは結構似合うかも!
ひときわゴツくなるけど!
質感・構造など
本体外枠はラバー素材。衝撃吸収のためかな?
弾力があって触り心地は良好だし、滑りにくくてグリップ感もいい。
ただ、ホコリがちょっとつきやすい。
レビュー用の写真を一通り撮って、後で見て「あっ…」ってことがしばしば。
内側は金属パーツ。
左面にはAEGISの刻印。
右面にはGeekVapeの刻印。
一番内側はレザー素材。
合皮かな?握り心地は良好。
背面のレザー部分にはステッチ。
前面には、ファイアボタン、液晶パネル、+/-ボタン。
ファイアボタンは金属製。
質感もいいし、形も押しやすい。
ただボタンは若干重め。
電源ON/OFFの5回クリックとか、モード切替の3回クリックとかの時、時々スムーズに押せなくて、
このMODの立ち上がりが速いこともあって、たまにシュッシュッってなることがある。
流石に空コイルが焦げるほど熱せられることはないだろうけど。
上面には510スレッドとUSBポート。
コンタクトピンは固定されてます。
USBポートは防水のため、深めのラバー素材の蓋でしっかり閉じられてます。
今回はここから本体充電が可能!
ポートが深くてちょっと狭いので、コネクタの形状によっては刺さらないかも。
背面の電池の蓋。
こちらも防水のためか、留め金が強めのスプリングでしっかり固定されてる。
電池は18650を2本使用。
それぞれ入れる向きが異なるので注意。
2本使用するMODにへたり具合の異なる電池を使用するのは怖かったので、今回は新品の電池を買いました。
新品状態から充電するため、ここで数時間お預け…。
操作方法
電源ON/OFFはいつも通り、ファイアボタンを5クリック
VWモードの画面。
上から、W数、電池残量、コイル抵抗値、V数、アンペア数、パフカウンター。
+/-ボタンで、0.1w刻みで調整可能。
アトマイザー(コイル)を変更すると、
「前の抵抗値と違うけどコイル替えた?」って聞いてきます。
モード切替・各種設定
ファイアボタン3回クリックでモード切替へ。
+/-ボタンで各モードを行き来できます。
- VWモード
- 温度管理モード(NI)
- 温度管理モード(SS)
- 温度管理モード(TI)
- TCRモード
- VPCモード(カーブモード)
- バイパスモード
各モード切替時、更にファイアボタンを押下すると表示が切り替わり、それぞれの設定値が調整ができます。
VWモード
- コイル抵抗値(自動で読んだ抵抗値から自分で調整したい時)
- パフカウンターリセット
温度管理モード各種
- コイル抵抗値
- ワット数
- パフカウンターリセット
TCRモード
- コイル抵抗値
- ワット数
- TCR値
- パフカウンターリセット
VPCモード
いわゆるカーブモードですね。
5秒まで1秒単位で抵抗値をセットできます。
バイパスモード
- コイル抵抗値
- パフカウンターリセット
表示関係
ファイアボタンを押しながら+/-ボタンを押すと液晶の輝度調整
モード選択画面中に+/-ボタンを両方同時に長押しすると、液晶のカラーを変更できます。
全部で3色。
あと、ステルスモードってのがあって、
ファイアボタンと+/-ボタンを3つ長押しすると液晶の表示が消える。
いつ使うんだこれ…って思ったけど、部屋を暗くして映画を観てたりとか、光らせたくない時とかかな。
ロック
通常の画面で+/-ボタンを両方長押しするとロック。
もう一度長押しすぐとロック解除。
わかりづらいけど、ワット数の「w」の隣に小さく鍵マークが出ています。
AERO サブオームタンク
付属のAEROタンクも見ていきます。
単体でも売ってるGeekVapeのクリアロマイザーですね。
標準のタンクは5ml
この出っ張ってるタンクは好みじゃないので、即ストレートのチューブ(2ml)に交換。
最初に装着されているのが、0.2Ωのカンタルメッシュコイル。
付属していたのは0.15ΩのIM4コイル。
どっちも抵抗値めちゃめちゃ低いなw
ガラスチューブを挟む形なのでリキッドが残っているとコイル交換できないかな?と思ったけど、
上側がしっかり目に固定されてるので、気を付ければ大丈夫そう。
ボトムエアフロー。
全閉にすればちょっと重いけど、基本的にスカスカです。
まぁ抵抗値からしてもそういう吸い方をするアトマっすね。
トップキャップはねじ込み式でなくロック式。
この方式はやりやすいので好き。
ドリップチップは樹脂製の810。
付属の510アダプターをつければ汎用の510ドリップチップも付けられます。
なぜここだけ金属なんだろう。
AEGISに乗せてみる。
流石にセットだけあってマッチしますな。
吸ってみよう!
今回は小江戸公房さんのモヒート!
標準のメッシュコイル「30-90w Best 60-80w」とのことなので、70wで吸ってみます。
お、低い抵抗値の割には結構味が出ますな。
メッシュコイルのおかげでミストが濃いのかな?
クリアロを吸うのはものすごく久しぶりということもあってあまり期待していなかったんだけど、思った以上においしかった。
これならコイルの予備いくつか買っておいといてもいいかもしれない。
まとめ
とりあえずデカくて重いので、このデザインが好きな人向けのMODだと思います。
ボタンの重さとかもあるので、女性にはちょっと使いづらいかな?
機能的には普通だけど、どの機能も申し分なし。
VWとSSの温度管理で使ってみたけどどっちも問題なし。
立ち上がりが速いので結構快適。
でも、このMODって多分そこじゃないよね。
男ってやつはアレなんですよ。
いくつになってもこういう武骨でゴテゴテしたデザインが好きという層が結構居たりするんですよ。
俺もそのタイプでして……。
正直、このデザイン、大好きです。
VAPEなんて見た目が8割なので、見た目が好きな物を使ってるだけでテンション上がるし、美味しく感じる。
ポケットに入れて歩いてみたら中でブランブラン暴れて酷いことになったし、正直持ち歩きには適してないと思うけど、しばらくの間気合いで持ちいてみますよ!
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