[BD VAPE] Precisio MTL RTA 購入|ハイクオリティなMTL〜重めDL向けアトマイザー

[BD VAPE] Precisio MTL RTA 購入|ハイクオリティなMTL〜重めDL向けアトマイザー

昨年の暮れに買い込んだ物の一つです。

依頼品が少し落ち着いてきたのでここぞとばかりに差し込んでいきますよ。
メモは取ってあるけど、あまり後回しにしすぎると初回ビルドの感想とか忘れそうで怖い。

BD VAPE Precisio MTL RTAの購入品レビューです。

BD VapeはFumytechというメーカーの内部ブランドです。
Fumytechはフランスのメーカーだそうですが、フランスデザイン中国生産って感じかな。
突飛なデザインの物からスタンダードな物まで出していて、マスプロでありながら少し高級な価格帯というイメージがあります。

このPrecisioは前々から目をつけていたアトマイザーの一つで、どこかのタイミングで買っておこう、と思っていました。

ちょくちょくあちこちの価格をチェックしつつ、予算と相談しつつで、
3Fが安いな―って思っていたので、昨年暮れのブラックフライデーでクーポンが出たタイミングでポチッと。

ちょうど、このドクロのエングレ入りの新型が出たばかりで、初代の無地の物が少し安かったんですよね。
なのでそれを買うつもりだったんですが、注文後に「ゴメン、無地は在庫ないわ」と来て、じゃあエングレでいいよ、と。

差額分の支払いは発生しましたが、このアトマイザー自体、元々それほど値の貼るものではないですしね。
他社のマスプロアトマイザーよりちょっと高いくらいか。

買う時は「うーん、ドクロかぁ…」って思っていたのですが、
実物を見るとなんかちょっとカワイイ感じで、アリだな!と思いました。

そしてこれ、使用感も凄くいいですね。
正直ビルド幅は狭めだと思いますが、それだけに迷いもなく、容易に美味しい味が引き出せるアトマイザーじゃないかなと。
しっかり目のMTLから重めのDLまで、美味しい環境がサクッと作れますね。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

筒状のパッケージです。

PRECISIO SILVER NIGHTとは。

って思ったら、

  • 初代の無地の物がPURE RTA(黒はDLC)
  • エングレありのSSがSILVER NIGHT
  • エングレありの黒がDARK NIGHT

らしいです。

SILVER KNIGHTでなくSILVER NIGHTね、夜の方。
白夜でいいんだろうか。

底面に、正規品チェック用のスクラッチシールが貼ってあります。

このスクラッチの下にあるコードを、公式サイトの下にあるVERIFYのフォームに入力すると、コピー品でないかの確認ができます。

パッケージ内容

  • Precisio MTL RTA本体
  • T字レンチ
  • 予備Oリング
  • 予備ポジティブピン
  • 予備イモネジ
  • プリメイドコイル
  • コットン

マニュアル入ってないんだな―って思ったのですが、これが丸まった状態で蓋の裏に張り付いていたのをあとで見つけました。

マニュアルと言うより、オススメのMODとコイルが書かれた紙ですね。

プリメイドコイルは、単線とクラプトンが一つづつ付属していました。

外観

無地の写真を見ていた時に「高級感のあるアトマイザーだなぁ」という感想を持っていましたが、エングレありもなかなか。

ドクロのエングレがもっとやかましいのかなと思いましたが、案外そうでもないです。

作りも綺麗だし、落ち着いた感じのデザインで高級感があると思います。

上下の細かいローレットがまたいい感じですよね。

タンクは、下半分だけ中が見えるようになっており、上側はメタルタンク。
ウルテム製なのでタンク割りストにも安心。

ドクロのエングレがもっとおどろおどろしい感じなのかな、と思っていたのですが、なんかちょっとコミカルに見えるんですよね。かわいい。

ボトムエアフローで、エアフローコントロールリングを使ってドローの重さを調整出来ます。

エアフローは、大きな穴が開いているストレートホールと、写真のように小さい穴が並んでいるセパレートホールの2種の穴で調整できます。

散々フィッティングした後に底面を撮ってないことに気づいて「あっ…」ってなるパターン。

ポジティブピンはそこそこ出っ張っていると思います。

フィッティング

22mmなのでPicoにもフィットします。

Desire MAD

詳細

メーカー公式

PRECISIO Silver Night Limited Edition - Fumytech

スペック

直径 22mm
高さ 52.7mm(コンタクト、ドリップチップ含)
素材 SS
リキッド容量 2.7ml
ドリップチップ 510規格
コイル シングルコイルRBA
リキッドチャージ トップフィル
エアフロー ボトムエアフロー

構造

分解してみました。

リキッドが入ったままでもデッキへのアクセスは可能です。

ドリップチップ

ドリップチップ先端にもウルテムのパーツが付けられています。

ボアはストレートで、内径はMTL用としてはやや大きめか。

タンク

タンクのウルテムパーツはスクリュー式。
スレッドの破損が怖いので締め付けは慎重に。

チャンバー

チャンバーは径がかなり狭くなっており、縦長のお椀のようなドーム型になっています。

チムニー径がドリップチップ同様やや広めに取ってあるので、
細い線を高抵抗で組んでガチガチのMTLにするより、若干ミスト量を稼げるビルドのほうがハマりそうな印象を受けます。

デッキ

デッキもかなり狭めになっています。
ボトムのエアホールは横長の穴が並んだ形状、コイルをこの幅に合わせてちょうど中間に置けば、エアーフローに挟まれる形になっていい感じなのかな、と想像。

固定ネジは大きめのマイナスネジで、ネジ山が深く掘ってあり非常に回しやすいです。

ターミナル部分には、小さいながらもしっかりとしたガイドが設けられており、ビルドの際にコイル足が逃げないようになっています。

ネジとの隙間も殆どなく、細いワイヤーでも楽にビルドできそうです。

ビルドしてみる

付属のコイルを2種とも使ってみました。

ガイドが隙間なく立っているので単線でも逃げずに固定出来ます。

ネジに巻きつけるように軽く引っ張りながらネジを締めると固定しやすいと思います。

余った足はネジの根本でカットします。
チャンバーとは少し隙間があるのでそれほど神経質にならなくても大丈夫かとは思いますが、なるべく根本でキッチリ。
単線なら、グリグリ捻って金属疲労でねじ切るのも有効ですね。

コイルの高さも置いたままでいい気がする。
(この写真はちょっとだけ下げてますが)

ウイックもそれほど迷う所はなさそう。
このくらいの長さに切ってジュースホールに差し込んでやります。

付属単線コイル

素材は恐らくNi80
26ga 2.5mm6巻で、0.6Ω弱
思ったより抵抗値の低いコイルでした。

最近ハマってる吸い方。

Back Bar BrewKringle’s Curseをちょい足ししてミント感マシのタバコにして吸ってます。

思ったより抵抗値低いので23w〜24wくらいで。

ドローは、ストレートホール全開でやや抵抗感を感じるくらいのDL向き。
セパレートホール全開で、ストレートホール半開くらいかな?

最小はセパレートホール1穴になりますが、ここまで絞るとかなり重くなります。
ガチガチではないけど、しっかりMTL出来る重さ。

このくらいの抵抗値だと、自分はセパレートホール全開が好みでした。
ストレートホールだと若干味が散る印象。
この辺はリキッドによるかもです。

味、いいですね。
リキッドの味がミストに乗って無駄なく送られて来ている感じがします。
凄く優等生って感じの味の出方。

付属クラプトンコイル

クラプトンの方も使ってみます。

こちらもNi80の2.5mm径かな。
単線は3mmもギリギリ入りそうですが、クラプトンは2.5mmまでにしといたほうがよさそうですね。
接触してショートするのも怖いですし。

0.9Ωと、単線より高めの抵抗値。

てかこれが結構ハマりまして、
味の出方はこちらの方が大分好みでした。

吸ったミストが柔らかくて舌で溶ける感じ。
リキッドにも合っていたと思います、ミント感が凄くふわっとしてて好き。

気に入って、18350チューブに乗せてずっと持ち出し用で使っていました。

抵抗値高めで組んで見る

上の方で、合わなさそうな事書いちゃったし、一度試してみます。

Ni80 28ga 3mm7巻で1.25Ω

ナシじゃない、ナシじゃないけど、惜しい。
やはり微妙に足りない気がする。

セパレート1穴まで絞ってMTLで吸ってみてるのですが、チムニーをミストで満たせていない感じかなぁ。

MTLクラプトン0.7Ω

普段使い用にNi80 26gaの単線に戻そうかな、と思ったのですが、最初の付属コイルと全く同じになっちゃったんで、ちょっと変えてみました。

Ni80 30ga x 2 +38gaのMTLクラプトンで2.5mm6巻して0.7Ω

あ、これも、2つめのクラプトンを1巻減らしただけか…。
まぁいいや。

付属の2種が最適すぎて、それ以上があまり思いつかない。
自分がMTLアトマの普段使い用に組んでるのも大体そんな感じですし。

まとめ

凄く上質なRTAだな、という印象です。

作りも綺麗だし、デザインも上質だし、
ドクロのエングレは好き嫌い分かれそうですが、下品な感じにもなっていないし、自分は気に入りました。

これが受け付けない人は無地を探す感じになりますが、もう生産終了したのかなぁ?在庫持っている所があまりないですね。

ビルドはとても楽です。
技術的な意味での”楽”ではなく(そちらも難しくはないですが)、味の出るビルドをするのが”楽”。

余り深く考えず、コイルサイズだけ合わせてポンと乗せれば美味しく吸えちゃって、もうそれが最適の状態ですよって感じ。

逆に言うとビルドの自由度が低いとも言えますが、その分迷わずに使えます。

ドローはしっかり目のMTLから、やや重めのDLくらいですね。
構造的に、1Ω以上の高抵抗はちょっと微妙かな。

こういった別デザインのタンクや延長タンク等、メーカー公式で色々アフターパーツも出ていたりします。
探すのはちょっと大変そうですが、この辺でも遊べるかもですね。

3Fでこのタンク見かけたのでちょっと買ってみたい。

価格調査(20200130現在)

扱っているショップは結構少なめかもです。
FTにもなかった。

自分は今回3FVAPEで買いました。

てか、無地、あるの?
$35.99で24HRSになってるんだけど…どうなんでしょう。

逆に、自分が買ったエングレありの方が無くなっていました。
ガチでLimited Editionだったのかな?

国内だと、どうだろ。
以前はフレキチさんにもあったけどもうないみたい。



オフィスエッジさんに無地とエングレ両方ありました。

エッジさんは上記のアフターパーツも置いている模様。