Vaptio N1 Pro 240W Mod | アマゾンで激安だったので思わず手が滑った

Vaptio N1 Pro 240W Mod | アマゾンで激安だったので思わず手が滑った

何気なくアマゾンを眺めてたら、ふと、2001円で売ってるModが目に入ったんです。

「あー、アマゾンや楽天だとこういうのあるある、あれでしょ?聞いたことないメーカーの、バッテリー内蔵で出力選べなかったり3段階切り替えだったりするような感じの…」
って思いながらそのままスルーしようとしたんだけど、商品名に240wとある。
妙に出力高いな…。

ちょっと気になって商品ページに行ってみる。

Amazon.co.jp

あれ?これちゃんとしたModじゃない?

メーカーさんは初見だったので、一応メーカー名と商品名でググってみる。
え、なんだこれ、他の大手ブログさんとかもレビューしてるし、海外のレビューも多い。
2017年12月の物が多いので、その頃出たものかな?そこまで古くもない。

トリプルバッテリーで240wまで出せて、デュアルバッテリー運用も可能。
温度管理やカーブモードとかもある、と。ふむふむ。

元々は結構なお値段(実売$50〜$70くらい?)で売ってる物っぽい。

Vaptio Directが販売ってあるけど、もしかして公式?
その正否は判断つかないけど、レビューやショップのフィードバックもちゃんとしてる。

うーん、でも今はModには困ってないんだよなぁ、デュアルバッテリーのModも3つ稼働中だしなぁ。
でも、こんな値段で出てると、思わず手が滑っちゃいそう……。

あ…。

手が滑った…。

はい、だいたい予想ついてましたね。
一晩で届きました、流石早い。

大きいModなんで需要はわからないけど、
いつまでこの値段で売ってるのかはわからないので、駆け足で紹介します。

パッケージ

ドッシリとした紙箱。

分厚い化粧箱の上に、スリーブがかかっているタイプです。
価格考えると恐縮しちゃうくらいしっかりしてる。

箱の側面に、正規品チェックの為のスクラッチが付いており、公式サイトで照合できます。
一応やってみましたが、ちゃんと正規品でした。

内容物

  • Vaptio N1 Pro本体
  • デュアルバッテリー用電池カバー
  • USBケーブル
  • マニュアル
  • 電池使用に関するワーニングカード
  • ワランティカード

マニュアルは英語、フランス語など6ヶ国語で記載。
日本語の記載はありませんでした。

外観

正面にファイアボタン、液晶パネル、+/-ボタン、USBポートと全て配置されています。
背面はほぼ電池ボックス。VAPTIOのロゴがプリントされています。

左右はほぼ対称。
ボディは樹脂製、金色の部分もプラパーツです。

どんなアトマイザーも乗せられそうな広い上面。
コンタクトピンは固定式。

底面にはベントホール。
真ん中にあるボタンは、電池カバーの取り外しボタンです。

流石に電池が3本も入るMODなので、サイズはかなり大きめ。
自分は男性の中でもかなり手が大きい方なのですが、それでもちょっと持て余すくらい。

特徴

スペック

サイズ 92.2mm x 55.0mm x 39.6(45.0)mm
重量 227g
バッテリー 18650 x 2本 / 3本
出力モード VWモード
バイパスモード
温度管理モード(SS/NI/TI/NiCr/M1〜M3)
出力ワット数 バッテリー2本:1〜200w
バッテリー3本:1〜240w
温度管理モード 200℉〜600℉ / 100℃〜315℃
充電 5V 1A
安全装置 自動カットオフ
低出力保護
短絡(アトマイザーショート)保護
内部温度保護

バッテリーは3本と2本で使えます

バッテリーは本体側に2本、カバー側に1本入ります。
本体側にはリボンが付いていてバッテリーが外しやすい。

カバーを変更して、2本で運用することもできます。
その場合、サイズと重量が少し小さくなります。

自分は普段、出しても40〜50wだし、2本で充分かな…。

こういうマルチバッテリーMODを扱う時は、電池は全て同じ消耗度の同じヘタリ具合の物を使用することが望ましい(できれば同時に買った同ロットの物)ですが、
デュアルバッテリー用にペアにしてあるものは何セットかあるけど、3本は現状用意できないっす…。

重量

バッテリー2本モードにした場合
バッテリーなし:225g バッテリーあり:314g

バッテリー3本モードにした場合
バッテリーなし:258g バッテリーあり:392g

3本も入れてるから仕方ないとはいえ、相当重くなりますね…。
気軽に持ち歩ける感じではなさそう。

うちにあるMODの中で一番重かったのはTeslaのPunk 220wで、当面これを超える重量のものは来ないだろう、と思っていたけど、余裕で越えられた。
電池2本同士なら流石にこちらのほうが重いですが。

カラー液晶

液晶はカラー液晶でした。

ちょっと気になる隙間

510スレッドの周りに、少しだけ盛り上がってる部分があって、

これのせいで、少しだけアトマイザーが浮いて見えるんですよね。
これは、気になる人には気になるかも。

使い方

電源ON

ファイアボタン5クリックで電源ON
VAPTIOロゴが表示された後起動します。

ロックON/OFF

起動中のファイアボタン5クリックは、電源OFFでなく本体ロックです。
ロック中に再度5クリックでロック解除します。

メニュー画面

起動中にファイアボタン3クリックでメニュー画面を表示。

Out Mode: 出力モード変更
System:各種設定
Back:メニュー終了

Out Mode(出力モード変更)

Regulated(VWモード)

+/-ボタンで、1w単位で出力が変更できます。

Bypass(バイパスモード)

メカニカルMODのように、電池の出力をそのままコイルに伝えるモードです。

Temper(温度管理モード)

モード選択後、コイル種別を選択します。
+/-ボタンで温度を変更できます。

Custom(カーブモード)

モード選択後、3つのプリセットの中から好みの物を選択します。

ScreenOff

液晶画面を消します。

System(各種設定)

T unitze(摂氏/華氏表示切り替え)

温度管理モードの温度表示の摂氏/華氏を切り替えます。

TCR data(TCR値変更)

各コイルのTCR値を変更できます。
M1〜M3はユーザー設定で、3パターン保存できます。

Set Custom(カーブモード設定)

カーブモードの秒ごとの抵抗値調整が出来ます。
3パターン保存できます。

Smoke time(カットオフ時間設定)

ファイアボタンを押したまま連続で吸える時間を設定します。

Sleep time(画面オフ時間設定)

液晶画面がオフになるまでの時間を設定します。

まとめ

意外と使える、どころかむしろ思った以上に高機能でした。

ネックは大きさと重さくらいですね。
気軽に持ち歩けるようなサイズではないです。

ただ、モノはホントちゃんとしているので、
この価格でこれだけのMODが買えると思うとめちゃめちゃ破格ですね。

いつまでこの価格で買えるのかはわからないですが、
今はPicoしかないけど低抵抗爆煙してみたい、といった2台目需要とかでも気軽に買える価格かなぁと思います。