久々に、ガチで推したくなるMODに出会ったかも。
いや、自分自身がが惚れ込んでるMODは他にも幾つかあるんだけど、自分の趣味だとあまり一般ウケしないような物が多くてですね。
やたらゴツい物とかメカっぽい物とか変わった形の物が好きだし、大きさや重さは度外視なので、自分は好きだけど人には勧めづらい、といった物が多いんです。
でもこのVaporesso Armour Pro、デザイン、サイズ、性能などどれもバランスが良くて、これは自信を持って人に勧められそう。
Vaporessoさんは他の大手VAPEメーカ同様中国深センのメーカーなのですが、
どことなくメーカー名にもラテンチックな物を感じるし、製品もちょっと他と違った変わった物を作るメーカーというイメージがあります。
デザインもオシャレな物が多いですね。
SWAGは自分も愛用しているし、Revengerとかのデザインも好み。
このArmour Proも、最初はデザインを見て「お?」って思ったのですが、
色々と触っていたら相当出来が良くて、「おー!」とか「ほほー!」とかの感嘆が飛び交うレビューとなっていました。
ありがとうございます。
Contents
パッケージ
しっかりした紙箱です。
パッケの写真がシルバーだったのでシルバーが入っているのかな?と思ったけど、
裏にちゃんとBlackって書いてありました。
内容物
- Armour Pro本体
- USBケーブル
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード
本体の液晶部分には保護シートが貼られています。
Vaporessoさんのユーザーマニュアルには日本語も含まれているのが有り難いですよね。
外観
液晶はカラー液晶です。
ファイアボタンは見えないようになっていて、液晶を覆っているクリアパーツの上の方を押すと反応します。
WISMECのSINUOUS P80とかと同じ仕組みですね。
若干強めのクリック感があります。
下にある3つのボタンは、-ボタン、+ボタンと、メニューボタン。
VaporessoのMODは基本的に4ボタン式ですね。
側面にはワンポイントのラインと、ロゴが配置されています。
フォントがちょっとオシャレで、上品な感じ。
片面にマイクロUSBポート。
2Aの高速充電とファームウェアアップデートに対応しています。
背面にはさりげなくVAPORESSOロゴ。
ボディはプラ製ですが、高級感のある表面加工が施されています。
上面に510スレッド。
コンタクトピンは固定式でした。
2018/08/15追記
コメントでご指摘いただき再確認したところ、コンタクトピンはスプリング式でした。
いつもセラミックピンセットで押して確認しており、軽く押して動かなかったので固定式と判断しましたが、
再確認の際に強めに押したら動きました。
手押しだとそんな感じでしたが、アトマイザーはネジで締め込むので稼働には問題ない硬さかと思います。
ここは訂正させてください、すみません。
底面にはベントホールが開いています。
一瞬、くぼんでいるだけかと思ったのですが、横向きに開いていました。凝ってる。
アトマイザーを乗せてみる
色合いもバッチリ合ってます。
25mmでもはみ出さずに乗せられます。
シルバーも合うなぁ。
特徴
スペック
サイズ | 38.5mm x 27mm x 91.4mm |
重量 | 実測114g |
バッテリー | 18650/20700/21700に対応 |
出力モード | VWモード (H/N/S) 温度管理モード(SS/Ni/Ti) TCRモード(M1/M2) CCT/CCW/VV/CCV/SuperPlayer(0.03-5Ω) |
出力ワット数 | 出力レンジ:5〜100w |
温度管理モード | 200℉〜600℉ / 100℃〜315℃ |
充電 | 2A高速充電対応 |
21700バッテリー対応なのに、コンパクト
最近増えてきた21700バッテリー対応MODですが、その中でもひときわコンパクトなサイズです。
21700バッテリーに+αくらいの幅しかないですね。
手にすっぽり収まっちゃうサイズです。
重量も軽い
バッテリーなしで114g、21700バッテリー込みで175g
バッテリーが大きいので、込みだと少々重量が上がるのは仕方ないですが、十分軽いと思います。
バッテリーは21700/20700/18650の3つに対応
底面の電池蓋はスライド式になっていて、そこからバッテリーを入れます。
18650を使うときは、付属のアダプターを使用します。
立ち上がりが速い
(公式より引用)
0.002秒の高速な立ち上がりを謳っており、実際、立ち上がりはめちゃめちゃ速いです。
コイルにも寄るけど、電源操作とかの短いクリックでも少しシュッとミストが出かけたりすることも。
カラーバリエーションは6色
(公式より引用)
使い方
VaporessoのMODは4つのボタンを使用して操作します。
電源ON/OFF
ファイアボタン5回クリックで電源ON/OFF
VAPORESSOのロゴがアニメーションしながら起動します。
電源OFF時にはファームウェア情報などを表示しながら切れます。
出方が可愛かったのでちょっと動画を撮ってみました。
操作ロック
起動時にファイアボタン3クリックで、ファイアボタン以外の操作をロックします。
ファイアボタンは効くので、吸うことはできます。
カバンやポケットに入れる際は電源OFFした方が安全だと思います。
モード切替
モードボタン3クリック、もしくは長押しでメニュー表示。
1回だけ押すと、3回押せよ!と教えてくれます。親切。
15個のメニューアイコン。
すべてのモードはここを起点に操作するので、かなりわかりやすいです。
VW-H / VW-N / VW-S
所謂VWモードです。
Smart-VWモードと言って、HARD / NORMAL / SOFTの3段階のプリセットから選択でき、これによりワット数の上がり方が変わります。
CCW
カスタムカーブモードです。
0.5秒毎のワット数の変化を自由に設定できます。
SP
Super Playerモードというらしいです。
これに関してはマニュアルにも公式にも情報が少なく、追加で調べてみましたが、
主流のRDAに対応する、0.03Ω〜5Ωの抵抗値が扱えるモードとのこと。
このモードだけ低抵抗のプロテクションが緩くなる感じかな?
超低抵抗で使うトリッカー向けですかね。
普段使うことはなさそう。
VV
今となっては珍しい、VVモードです。
出力電圧を自分で調節しながら吸います。
CCV
電圧カーブモードとでも言えばいいのかな?
0.5秒ごとの電圧の変化を自由に設定できるモードです。
SS/NI/TI
温度管理モードです。
SS/NI/TIの3つのコイルに対応していて、操作はどれも同じです。
TCR / ワット数 / CCT(温度カーブ) / 抵抗値ロック
が個別に設定できます。
温度管理モードでは、+/-ボタンで温度の上限、下限を超えさせることによって、華氏/摂氏の切り替えが可能です。
M1/M2
TCRモードです。
TCR値とワット数を自由に設定でき、M1/M2の2か所に保存できます。
BP
バイパスモード。
メカニカルMODのように、電池の出力をそのままコイルに伝えるモードです。
SET
各種設定が行えます。
- 現在時刻セット
- 液晶輝度セット
- パフカウンターリセット
- テーマカラー変更
- スマートモードON/OFF
- 情報不足で不明(AUTOとしか書いてないけど、なんのAUTOだ…)
- 画面が消えるまでの時間設定
- ファームウェアバージョン表示
- 工場出荷状態へのリセット
その他機能
パフしている間、真ん中で音楽プレイヤーのイコライザーのような演出があります。
画面が消えた後、しばらくアナログ時計が表示されます。
まとめ
相当いいです、これ。
今まで、初心者の方にどのMODがいいか聞かれた時、大抵iStick PicoかeVic Primoあたりを勧めていて、もうこの辺もだいぶ古い機種だしなぁ、と思っていたのですが、
これからはこれを勧めようかな、と思っています。
最近流行りの21700バッテリーが使えるので、
多少低抵抗のコイルでも余裕があるし、電池の持ちもかなりいいです。
そんな21700という大柄なバッテリーが入る割には本体がコンパクトで軽い。
機能的にも充分というか、むしろ高機能と言えるほど揃っているし、メニューもわかりやすい。
デザインも(俺個人としては)若干大人しめではあるけど、シックでオシャレな感じで、質感も悪くない。
価格も、一見高そうに見えるけど意外とそれほどでもなく、
GBあたりの海外通販だと5000円切るくらいで買えちゃいます。
もうべた褒めになっちゃってますが、それほど感心しちゃってまして。
死角ないんじゃないのこれ。
クリック音が少し大きめ、くらいかな?
デザインがどうしても好みに合わない、という場合でさえなければ手放しでどなたにもおススメできそう。

コンタクトピンが固定と書かれてる人と、スプリングと書かれてる人がいますがぉちらなんでしょうか?
後、21700のバッテリーはどんなスペックのをつかわれてますか?