去年買ったMod 101というテクニカルチューブが結構お気に入りで、
18350バッテリーを入れてちっさくして、お出掛け用に愛用しております。
その101に後継が出たとの事で、ちょっと気になっていたのですが、
サイズが22mm→25mmにアップして、20700/21700バッテリーに対応したとのこと。
小ささ、細さをスポイルして、容量と出力を取ったという所でしょうか。
最近は22mm径のアトマイザーも減ってきて、24mm径が主流な感じですしね。
旧101は、チューブの継ぎ目も見えないくらい綺麗な作りをしていましたが、この101Proも、相変わらず綺麗な作りをしていて、非常に上質な感じでした。
こういうソリッドな感じも好きなんですよね。
あとはサイズアップと、1ボタンの操作性を許容できれば、といった所でしょうか。
ありがとうございます。
目次
パッケージ
透明の窓の付いた紙の化粧箱。
最近VAPE製品のパッケージにも、こういったニコチンの注意書きが書かれた物増えてきましたね。
リキッド次第な所もありますが、一応、といった所でしょうか。
側面には、正規品チェック用のスクラッ……チじゃねぇ!直接書いてある!
ちょっとビックリ。
まぁ正規品確認用の物ですし、見られて困るような物ではないですが、一応隠しておきます。ここが普段スクラッチになっている理由って、複製されるのを防ぐためでしょうね。
蓋を開けたら、保護ビニールに入った本体とご対面です。
内容物
- Mod 101 Pro本体
- ユーザーマニュアル
- カード類(ワランティカード/品質チェック証/バッテリー警告)
- 18650バッテリーアダプタ
- ビューティリング
- インシュレーター
ユーザーマニュアルはペラの紙に各国語で書かれているのですが、
開いてみたらめちゃめちゃ大きい!
でも、日本語の記述もあるんです。
ステキ。
オマケ的な、ビューティリングとインシュレーター。
ビューティリングは、22mm径のアトマイザーを載せる時に違和感を無くせます。
インシュレーターは、アトマイザーの下に敷いて、熱が伝わるのを防ぐ目的です。
外観
ソリッドでシンプルなデザイン。
表面には、ファイアボタンとディスプレイ以外に部品や装飾など一切付いていません。
ボタン側にEHPROロゴ、ディスプレイ側に101 proのロゴが薄く記載されています。
表面の加工はとても綺麗。
写り込むくらいツルテカですが、
目に見えないくらいうすーーくヘアライン加工されている感じ。
ファイアボタンも金属製の削りだしですね。
液晶画面は、サイズも表示内容も必要最低限。
とにかく外見のシンプルさを優先といった感じですが、見やすい液晶ですし、情報としても十分かと思います。
上面に510スレッド。
コンタクトピンはスプリング式です。
底面には太陽のような模様が彫られていました。
電池蓋になっていて、ベントホールが2つ開けられています。
旧101と並べてみます。
標準状態(18650使用)では、長さはそんなには変わらないですね。
流石に、18350使用の状態ではかなり差が付きますが。
同系統のテクニカルチューブとして競合しそうなのはNunchakuあたりでしょうか。
長さは101の方が長く、太さはほぼ同等。
Nunchakuの方は3ボタンで本体充電もあり、使い勝手はNunchakuに軍配が上がりますが、
質感やデザインは101が好みかなぁ。
その辺は人それぞれ分かれる部分ですね。
アトマイザーを乗せてみる
幾つかフィッティングしてみます。
まずはお気に入りのMTLタンク2つ。
タンクを乗せるなら、同色の24mmが一番フィットするんじゃないかな、と思います。
22mmアトマにビューティリングを使うとこんな感じ。
これも、同色だと良い感じにまとまりますね。
ボトムエアフローを微妙に塞いでいるのが気になりますが。
色は浮き気味ですが、25mmまでははみ出さずに綺麗に乗せられますってことで。
詳細
公式ページ
スペック
サイズ | 25mm x 117.5mm |
重量 | 実測140g |
素材 | Stainless Steel |
バッテリー | 18650/20700/21700(別売) |
出力モード | VWモード 温度管理モード(SS/Ni/Ti) バイパスモード |
出力ワット数 | 出力レンジ:5〜75w |
温度管理 | 200~600°F/100~300°C |
重量
バッテリー無しで140g
21700バッテリー込みで209g
金属の棒の割には以外と軽い感じです。
旧101との比較
公式に、旧101との比較画像がありました。
サイズアップと出力アップ。
25mmまでのアトマイザーへの対応、といった感じでしょうか。
あと、電池のサイズが上がった恩恵として、電池のもちも良くなりますね。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは4色です。
バッテリーは18650/20700/21700に対応
底面の電池蓋を回して外し、そこからバッテリーを挿入します。
蓋の側にーの刻印があるので、+側を上にして差し込みます。
21700/20700はそのまま差し込みます。
18650を使用する際は付属のアダプターを使用します。
このMODの最大出力は75wなので、バッテリーは18650でも十分かと思います。
バッテリーの持ちを長くしたい場合に大きいバッテリーを使う感じですかね。
バッテリーの充電は不可
注意点として、
旧101同様、このMODではバッテリーの充電は出来ません。
別途充電器を使用するか、他のMODで充電して使用する事になります。
テクニカルMODは本体充電出来る物が多いので、気づかず買うと困る事になるので念のため記載しておきます。
使い方
1ボタンMODなので、ちょっと操作は特殊です。
慣れが必要かも。
基本は、ファイアボタンでメニューや数値を送って、
何も押さずに2秒待つと決定です。
電源ON
ファイアボタン5回クリックで電源ON
モード切替
電源ON中に、ファイアボタンを3回クリックするとモード切替の画面になります。
ファイアボタンでメニュー送り、2秒放置で決定。
Power Set
VWモード時の出力設定。
ファイアボタンで数値を送り、2秒放置で決定。
ファイアボタンを素早く2回クリックすると、送る方向が切り替わります。
WorkMode Set
温度管理(Ni/Ti/SS/TCR)、VWモード、バイパスモード
ファイアボタンでメニュー送り、2秒放置で決定。
Calibr Init
アトマイザーの抵抗値は自動で判別しますが、
このメニューにて手動で微調整できます。
Dismode Set
液晶画面の向きを設定します。
温度管理
温度とワット数を設定できます。
TCRモードの時はTCR値も設定します。
温度は、最大値/最小値まで送ると、華氏と摂氏の表示が切り替わります。
まとめ
デザイン、使い勝手などなど、ほぼほぼ前の101と変わらず、
そのままサイズを上げて大きい電池を使えるようにしたという感じですね。
Hastur親子で101親子。
こんな感じにして試しに職場に持って行ったりしていましたが、サイズが上がった割に、思ったより携帯性はいいですね。
長めとはいえ、細い筒なので、ポケットにスポッと入る感じですね。
見た目は非常に好みなのですが、
ネガティブな面もいくつかありますね。
まず、バッテリーの充電が本体でできないこと。
自分は普段から充電器を使っているので問題ないですが、知らずに買うとハマりそうです。
それと、ボタンが1つしかないので設定などの操作がちょっとしづらいこと。
搭載している機能には不足はないのですが、すべての操作を1つのボタンで行うので、
コイルやアトマを変えた時に出力を変えたりするのは少し面倒です。
いっそバイパスで使うか、と思うほど。
あとは(101に比べて)太さ、長さ。
テーブルに立てておくと倒しそうで怖い。
とにかくデザインのためにいろいろと犠牲にしている感じですね。
その分、デザインはとてもいいと思います。
無駄を極力取り去った武骨でシンプルなデザインで、表面加工などの作りも非常にいいので、使っていて満足感はありますね。
VAPEは見た目が8割という言葉がありまして、気に入った見た目の道具を使っていると美味しく感じるものです。
使い勝手に関しては正直他のテクニカルMODには負けているので、
この見た目に惹かれたら、という感じでしょうか。
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