UWELL – Aeglos P1 Pod Mod レビュー|サイズ感のいい18650交換式Pod Mod

UWELL Aeglos P1 Pod Modのレビューです。

実物を見る前のパット見の印象は「ふうん、まぁ最近よくあるPod Modね」といった感じでした。

実物を手に取ると「あれ?これデザインとサイズ感ものすごく良いな…!」に変わりました。

18650バッテリー交換式でありながら手の中にスッポリ収まるサイズ感で、本体デザインや質感は相当にいいです。

その代わりというか、昨今のPod Modに多い510スレッドなどの拡張はあまり考えれらていないかも?
(別売りで510スレッドアダプターは設定があります)
カッコイイ本体を、専用Pod/対応コイル/VWモードで手軽に使う、という用途に向けた製品だと思います。

この製品はEverzonさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

パッケージ

黒ベースのシックなパッケージです。

Uwellさんのオーセンティックコードはパッケージの外装には貼られておらず、中に封入されています。

その旨が記載されたシールが、未開封証明を兼ねた形で貼られています。

箱を開けたら、本体が取り出しやすいようにリボンが付いてました。
こういう小さな親切、結構嬉しい。
VAPEの化粧箱って中身が取り出しにくい事多いですしね。

パッケージ内容

  • Aeglos P1 Pod Mod本体
  • FeCrAl UN2 Meshed-H 0.2Ω AEGLOS P1 Coil(本体装着済)
  • FeCrAl UN2 Meshed-H 0.6Ω AEGLOS P1 Coil
  • 予備Oリング
  • ユーザーマニュアル
  • カード類

ユーザーマニュアルの表紙に黄色いシールが貼ってあり、オーセンティックコードが書かれています。
(偽造防止のために念の為一部伏せておきます)

ユーザーマニュアルは英語で記載されています。

外観

18650バッテリー交換式でありながら、スリムでスッキリとした本体デザインです。

もう見慣れた形状だよなぁ…って思いながら開封したのですが、本体を見たら「ほう…!」ってなりました。

個人的に感心したのはこの辺りの曲線基調の造形。
滑らかさと一体感があり、凄く綺麗。

背面はレザー素材になっているのですが、ここの質感もいいです。

量産品の外装だし、流石に合皮だよな、とは思うのですが、表面に安っぽさもないし、うっすらとシボも入っていたりしてかなり本皮っぽい。

刻印も渋い感じに入っていますし、バッテリーカバーと本体フレームの合いの部分も綺麗。

全体的に作りも綺麗だしカッコイイ。
凄く上質な感じの外観だなぁ、いいなぁ…ってひとしきり感心していたのですが、
電源を入れてみたら、アレ…。

液晶、ダサくない…?

こんなカラフルじゃなくて、単色で渋い感じにした方が合うと思うんだけどなぁ。
ちょっとここでずっこけました。

あと、首周り(Pod付け根)の造形が凄くいいと上で書いていますが、そこもネックになるケースがありまして、

別売りで510スレッドアダプターの設定もあるのですが、それを使用してアトマイザーを装着すると

ひとつウエノ男、みたいな感じになっちゃいます。

Pod使用前提で完成されたデザインのように思います。

気を取り直して、サイズ感。

バッテリー交換式なのに、かなりスリムかつコンパクトに抑えられています。
私の手だと、手の中にスッポリ入ってしまいそうなくらい。

全面パネル部分

上から、ファイアボタン、液晶画面、+/ーボタン、USB Type-Cポート。

首の部分はエアフローコントロールになっています。

Podを回すことでエアフローの開度が変わり、ドローの重さを調整出来ます。
Hitaみたいな感じのやつ。

背面はマグネット固定のバッテリーカバーになっています。
ここの開閉も、金属的なカチャカチャなるような感じではなく、パスッ…ってハマる感じでいい感触です。

こういう形状のModはバッテリーの+極が上になっているものが多いですが、これは+極を下に入れるタイプなので間違えないよう注意が必要です。

Podの固定はマグネット式。

端子の形状がかなり特殊ですね、
エアフローでPodを回すためか、はたまた液漏れ時に端子との接触を軽減させるためか。

Podカードリッジ

PCTG製で、リキッド容量は4ml

黒っぽい素材ですが、透明度はそこそこあるのでリキッド残量の確認は問題ありません。

写真の赤線のラインまでなら、リキッドが残ったままでもコイルを取り外す事ができます。

マウスピースは円筒形

Podと一体になっているので、取り外したり交換したりは出来ません。

リキッド補充は底面から。
シリコンキャップをめくると大きめの注入口があります。

コイルはOリングで固定されています。
真っ直ぐ引き抜く、押し込むだけ。

コイルは0.2Ωと0.6Ωのメッシュコイル。

Caliburn等でも使用されていて評判の高い合金であるFeCrAlを使用したメッシュコイルです。

対応コイルは全部で4種類あるそうです。

詳細

メーカー公式

スペック

サイズ 29x34x122mm
素材 Zync alloy(亜鉛合金),アルミニウム合金、PCTG、レザー
重量 118g
Pod コイル交換式PCTG製Pod:容量4ml/2ml(TPD)
付属コイル FeCrAl UN2 Meshed-H 0.2Ω AEGLOS P1 Coil
FeCrAl UN2 Meshed-H 0.6Ω AEGLOS P1 Coil
バッテリー 18650バッテリー1本使用(別売)
スイッチ マニュアルパフ(ボタン式)
出力モード VW(可変ワッテージ)モード
出力ワッテージ 5~80w
充電 USB Type-C

重量の実測
本体重量119g、バッテリー込みで164gです。

操作方法

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFFを切り替えます。

ベーピング

本機の動作モードはVW(可変ワッテージ)モードのみです。

UP/DOWNボタンで好みのワット数に調整して、ファイアボタンを押して吸います。

パフカウンターのクリア

+/ーボタンを同時に長押しすると、パフカウンター(吸った回数の記録)をクリアします。

本体ロック

ファイアボタンとー(左)ボタンを同時に長押しすると本体ロックを切り替えます。

ロック中は全ての操作が効かなくなります。

+/ーボタンロック

ファイアボタンと+(右)ボタンを同時に長押しすると、+/ーボタンがロックされます。

ロック中は吸うことは出来ますが、ワット数調節ができなくなります。
不意に指や物が当たって設定が狂うのを防ぐために使用します。

吸ってみる

0.2Ωコイル

Eureka eLiquid Honey Lemon Iceを吸ってみます。

まずは初期装着の0.2Ωコイルから。

注入口にはユニコーンボトルのノズルがスッポリ入るので、注入は楽です。

初回のリキッド注入時は、コイルにリキッドが浸透するまで10分ほど置いてから使用します。

Podを装着したら、出力が自動で50wに設定されました。

0.2Ω+50wということで、かなりの爆煙です。

ドローはかなり軽いですね。
全開だとほぼスカスカ、Podを回してAFCを絞っていくと抵抗感は上がってゆきますが、全閉でもかなり軽めのDLです。

AFCの仕組み的に、Oリングで密閉されているというわけでもないですし、それほどキッチリと絞れるわけではなさそう。
まぁでもこのコイルならこのくらいの軽さで全く問題ないです。

味はかなりしっかり出ています。
UWELLさんはカリバーンシリーズでコイルの良さには定評がありますし、同じFeCrAl素材で作られたコイルですし、味が出ないはずもなく。

爆煙で、口の中全体に味が広がる感じで、かなり美味しく頂けますね。

あと、レスポンスが凄くいいです。
電源OFFの連打でもシュッシュッってなるくらい。

0.6Ωコイル

タンクを吸いきって、0.6Ωコイルの方に交換。

ドローの軽さから、こんな抵抗値でも大丈夫なのか、と心配していたのですが、

見比べてみると、コイルの内径がかなり違います。
ここでドローを絞っているのか。

Modに装着したら、出力が自動で20wに調整されました。

新規コイルなので、また10分ほど放置してリキッドを浸透させてから吸ってみます。

あ、確かに0.2Ωコイルよりドローが全体的に重め。

重いというか、抵抗感が増した感じで、DL向きのドローというのは変わりません。
AFCを全閉まで絞っても、やや重めDLくらい。

ミスト量は減りますが、自分としては、味はこちらの方が好みです。
0.2Ωに比べてフレーバーが少しクッキリしている感じ。

この辺は好みかなぁ、自分は元々MTLアトマを使用しているのでそう感じるのかも知れません。

というかどちらのコイルも非常に優秀だと思います。

まとめ

とにかくデザインに感心した一品です。

全体的な質感もいいですし、一体感のあるデザインや作りの良さから、外観が非常にキマっています。
サイズ感も、18650交換式としてはかなりスリムでコンパクト。

Modのレスポンスもよく、コイルのパフォーマンスも非常に高いので、Pod Modとして使った際の満足感は非常に高いです。

ただ、液晶画面のカラーリングは個人的にはちょっと微妙。

あと、510スレッドアダプターを使う気にはちょっとならないかも。
同色でローハイトなRDAとかあればイケるかも知れませんね。

Everzonさんでは、¥3,008にて販売中です。

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