UWELL POPREEL P1のレビューです。
UWELLさんは、Podブームの黎明期に、頭一つ抜けた性能を誇った名機Caliburnで大ヒットを放ち、Podブームの盛り上がりを牽引したメーカーさんです。
その後の後継機も軒並みパフォーマンスが高く、安定感があります。
今回のPOPREELは、同メーカーのCaliburnシリーズなどと比べると色々な意味で「ライト」な感じ。
デザイン、色合い、使用感、手軽さ、重量、全てにおいてポップでライト、そんなイメージです。
吸い込むだけで使用できるオートスイッチ、Podは使い捨てタイプでメンテナンスフリー、安価でお手軽なPodデバイスです。
この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
パッケージ
白ベースのシンプルなパッケージです。
パッケージ内容
- Popreel P1本体
- 予備マウスピース
- ユーザーマニュアル
- ワランティカード等
USBケーブルは含まれません、充電には汎用のUSB Type-Cケーブルを使用してください。
Androidスマホなどを使用されている方は同じ物が共用できます。
ユーザーマニュアルの表紙に黄色いシールが貼ってあり、オーセンティックコードが書かれています。
(偽造防止のために念の為一部伏せておきます)
ユーザーマニュアルは英語で記載されています。
外観・特徴
ふわっとした明るいカラーのかわいらしいPodです。
カラーバリエーションは4色、全てパステルカラー。
吸うだけで使用できるオートスイッチタイプのPodなので、操作ボタンなどは一切ありません。
本体は2層構造、柄の入ったカラーパーツの上に、クリアパーツが被せてあります。
プラ製ボディは、重厚なデザインが好みな方には若干チープに映るかも知れませんが、いい意味でオモチャっぽくてカワイイデザインだし、パステルカラーのカラーリングにも合っていると思います。
底面に充電用のUSB Type-Cポート、その少し上にバッテリー残量などを表示するLEDインジケーターが付いています。
Podは、タンクの一部が露出するようになっており、目盛りが入っていてリキッド残量がわかりやすいようになっています。
Podの固定はマグネット式です。
初期装着のPodは、輸送中の事故防止のため絶縁用のシールが貼られていました。
Podカートリッジ
コイルが内蔵された使い捨てタイプのPodカートリッジです。
コイル交換式と比べると若干ランニングコストはかかりますが、その分メンテナンスフリーで手軽に運用できます。
リキッド容量は2ml、素材はPCTGで、メンソール耐性あり。
内蔵されたコイルは1.2Ω、
Caliburnの頃から評価の高いFeCrAI素材のメッシュコイルが使用されています。
リキッドの補充はトップフィルになっています。
マウスピースを外して、赤いパッキンの付いた穴から注入します。
マウスピースの予備が付いているのは何故だろう、と思っていたのですが、キャップ代わりになっているので破損や紛失への対策みたいですね。
一つ感じたのが、特に初回、キャップの取り外しが固くて大変でした。
マニュアルを見ると、本体に刺した状態で奥に倒すように捻って取り外すように書かれています。
同じようにやってみましたが、キャップが固いので力を入れると本体とPodの接合部分がしなるのでちょっと怖い。
一度外すと若干緩めにはなりますが、それでもちょっと固いかも、このへんは個体差もあるかもですが。
2回目、3回目のリキッド補充時もちょっと手こずりました。
コツと言うか、若干上に引っ張りながら捻るとちょっと外しやすいです。
トップフィルだとリキッド漏れにも強いとは思いますが、キャップの外しにくさはちょっと難点だなと思いました。
詳細
メーカー公式
スペック
サイズ | 108.2mm x 22.5mm x 13.2mm |
重量 | 30.2g |
本体素材 | PC+ABS |
Pod素材 | PCTG |
バッテリー | 内蔵400mAh |
リキッド容量 | 2ml |
コイル | 1.2Ω FeCrAl UN2 メッシュコイル |
充電 | USB Type-C |
重量の実測、カタログスペック通り30g、非常に軽量です。
使用方法
ボタンのないオートスイッチPodなので、特別な操作も無く使用できます。
Podにリキッドを入れて本体にセットしたら、後は吸うだけ。
注意
こうしたコイルユニット式のデバイスは、初回のリキッド注入時はコイルにリキッドが充分に浸透するまで数分置いておく必要があります。
コイルに充分にリキッドが染み込んでいない状態で加熱すると、コイルの内部が焦げてしまってダメになってしまうことがあります。
吸ってみる
Chronic JuiceのLYCHEEを入れて吸ってみます。
エアフローは固定で、MTL(タバコ吸い)から重めDL(直肺吸い)くらいのドローの強さです。
どちらかと言うとMTL寄りで、DLで吸おうとするとやや吸引力が必要になる感じ。
オートスイッチの感度は良好で、MTLでもDLでもほぼタイムラグなく快適に立ち上がります。
コイルは、Caliburnシリーズで培ったFeCrAl素材のメッシュコイルで、味については文句なし。
同じメッシュコイル+コイル内蔵PodだったCaliburn A2と雰囲気が似ていますが、あちらの0.9Ωに比べて1.2Ωのコイルは若干おとなしめ。
ですがドローが重いのでむしろマッチしているというか、個人的にCaliburnシリーズはドローがやや軽いな、と思っているので、こちらの方が好みです。
同社のコイルはパラレルコイルからメッシュコイルに変わり、きめ細かいメッシュでジワっした味わいになりましたが、ドローが重いためMTLで吸うと凝縮されたミストが舌に当たり、初代に似たダイレクトな味わいに感じます。
まとめ
一言で言うと、凄く乱暴ですが「めちゃめちゃお手軽なカリバーン」でしょうか、
FeCrAl素材のメッシュコイル、やはり味が濃厚で美味しいです。
デザインはその名の通りポップで、淡いパステルカラーがよく似合っています、女性にも好かれそうなデザインだなと感じました。
Podは使い捨てタイプで、リキッドを補充しながら使用して劣化したらそのままポイ。
本体はオートスイッチで、リキッドを入れたら後はそのまま吸うだけ。
デザインは明るく、重量も軽く、運用も価格もお手軽
色々な意味で、”ライト”なPodかと思います。
価格など
ベプログショップさんにて、¥2,580で販売中です。
交換用Podは、4個入りで¥1,980
4色が1個ずつ入っているそうなので、色を組み合わせて使用してもいいし、統一したい場合はマウスピースを流用、といった感じでしょうか。
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