DOVPO Topside Squonk Mod 90wレビュー | BF界の革命児!トップフィル可能なスコンカーMod

DOVPO Topside Squonk Mod 90wレビュー | BF界の革命児!トップフィル可能なスコンカーMod

スコンカーって便利ですよね。

自分はRDAの味の出方ってかなり好きなのですが、出先ではちょっと使いづらいというか、
うちの職場はオフィスビルの共用喫煙室なので、他社の人とかで賑わってる事が多くてドリップで吸うのはかなり厳しい環境なんです。

なのでずっとタンクばかり使っていたのですが、スコンカーを使うようになってからはRDAの持ち出しも増えて、しかもリキッドも多めに入るしでホント重宝しています。

難点は、リキッドチャージの手間ですかね。
もうスッカリ慣れましたが、モノによってはボトルを外したりするのも大変だったり、手がベタベタになったり。
自分は基本、家でガッツリ支度しておいて、外では極力メンテしないというスタイルなので、
特に、「これから出かけるけど残量ちょっとだけ不安」って時に迷う事多いです。

そんな自分にピッタリなんじゃないかと思ったのが今回のスコンカーです。

DOVPO Topside Squonk Mod 90w

一般的なスコンカーに見慣れていると一見「ん?」となるのですが、
そう、BFボトルがアトマイザーの真下に無いんです。

なんとこれ、BFボトルにトップフィルでリキッドをチャージする事が可能なスコンカーで、
発売前に発表を見た時から、え?何それ凄い、ボトルの構造とかどうなってるの?とずっと興味津々でした。

以前はレビューする製品は公開まで伏せていて、試用中、写真に写り込まないようにフレームから外したりとか色々していたのですが、

最近は、発売済の製品に限っては数日前くらいからSNSなどにも出すようにしていて、
このMODついては反響も大きく、やはり注目している人が多いんだなぁと感じました。

特殊な構造だけに漏れなども気になる所ですし、その辺も含めて今週一杯ガッツリ使い込んできました!
よろしければお付き合いください。

この製品はHealthCabinさんにサンプル提供いただきました。
ありがとうございます。

特徴

トップフィルが可能なスコンカーMOD

(公式より引用)

一番の特徴はやはりこれです。
BFボトルの上にある蓋を開けて、タンクアトマイザーのようにリキッドを補充する事が出来ます。
これがとにかく便利で、ほぼほぼタンクアトマイザーのように運用出来ちゃいます。
BFボトル容量も10mlと大きく、自分の環境だと丸一日で吸いきれない量。

TVC(The Vapor Chronicles)とのコラボレーション製品

VAPE製品メーカーであるDovpoと、海外の有名YouTuberであるTVC(The Vapor Chronicles)とのコラボ商品です。

TVCとのコラボ製品は、DigiflavorのDROP RDAなども人気ですね。

カラーバリエーションは6色

(公式より引用)

バッテリーは21700/20700/18650に対応

最近かなりメジャーになりつつある21700バッテリーに対応しています。
18650よりも容量が大きい物が多い為、BFボトルの容量の大きさと併せて、外出用のお供としてかなり余裕があります。

もちろん、アダプターを使用して18650のバッテリーを使用する事も可能です。

ファームウェアアップデートで温度管理モードにも対応

初期状態ではVWモードとバイパスモードのみなのですが、ファームウェアアップデートする事で温度管理モードやVVモードにも対応できます。
やり方は後述します。

パッケージ

意外とコンパクトなパッケージです。
角丸になっていてちょっとオシャレな感じ。

背面にはパッケージ内容の記載と、正規品チェック用のスクラッチシールが貼られています。

側面には、コラボしているTVCのクレジット。

紙製のスリーブを外すと、中はプラケースになっています。
蓋はスライド式で開きます。
凝ってる。

パッケージ内容

  • Topside Squonk Mod本体
  • USBケーブル
  • 18650バッテリーアダプタ
  • ユーザーマニュアル
  • ボトル分解用の六角レンチと予備のネジ
  • 各種カード類(ワランティカード、ワーニングカード、製品合格証など)

ユーザーマニュアルは英語の記載のみ。
裏表併せて4ページ分にビッシリと書かれています。

あと、予備ボトルが別パッケージで1本付いてきます。
最初別売りかな?と思って別で撮ってあったのですが、別添の付属品のようです。
ただ、これの扱いはショップによって異なるかもですね。

ゴムでしっかり密封できるタイプのキャップが付いており、予備ボトルとして持ち歩けるようになっています。

外観

筒を2本繋げて、間を滑らかに埋めたような形状と言えばいいかな。

写真で見ていた時はちょっとモッサリした感じかなぁ?って思っていたのですが、実物を見ると思っていたよりプロポーションがよく、カッコイイです。

表面の塗装も、のっぺりした塗装ではなく梨地のシボ加工が施されています。
高級感もあるし、手触りもさらさらで気持ちいい。

ファイアボタン、LED画面(保護シートが貼ってあります)、+/-ボタン。
ダクトのように開いているのは冷却用のスリットかな?

上面に510スレッドと、BFボトルのキャップ。
コンタクトピンは固定式だと思います。固くて動かなかった。

底面にある蓋は、バッテリーとBFボトル着脱兼用です。
バッテリー下にベントホールが開いています。

サイズ感はこんな感じ。
バッテリーサイズやBFボトルのサイズが大きいので、ちょっと大柄なイメージ。

アトマイザーを乗せてみる

Cthulhu Mjölnir RDA
HELLVAPE Dead Rabbit RDA
Wotofo FARIS RDTA
Hugsvape RIng Load RDA

ちょっとビックリ。
このRing Load RDAは27mmで、合うスコンカーなかなか無かったのですが、意外とコレがツライチで収まりました。

詳細

公式ページ

スペック

サイズ 92mm x 54mm x 27mm
BFボトル 10ml シリコンボトル
使用バッテリー 21700/20700/18650 x1本使用 (別売)
充電 microUSB (DC5v/1A)
素材 Zinc-Alloy(亜鉛合金),アルミニウム合金,SS
出力モード VWモード&バイパスモード
※ファームウェアアップグレードで温度管理/VVモードに対応
VW出力レンジ 5W〜90W
出力電圧 1.0V~8.5V
対応抵抗値 0.08Ω~3.5Ω
保護機能 バッテリー逆刺し保護
短絡(ショート)保護
低抵抗カット(0.08Ω以下)
高温保護
自動カットオフ(10秒)

重量

バッテリー無しで192g、21700バッテリー込みで260g
さすがに若干重量感はあります。
ですが、このサイズを考えると思ったほどではないかも?

バッテリー

底面の蓋はスライドして開くタイプ。
ここを開けてバッテリーを挿入したり、BFボトルを着脱したりします。

この蓋のスライドがちょっと固くて苦労します…。

21700/20700バッテリーはそのまま挿入。

18650バッテリーは付属のアダプターを使用します。

本体側面にあるUSBポートを使用してバッテリーの充電が可能です。
2A高速充電に関してはどこにも記載がないので、1Aアダプタで充電した方が無難かと思います。

BFボトル

BFボトル部分はフレーム付きのユニットになっており、下から引っ張ってユニットごと取り外せます。

ボトルがこの位置で、どうやって供給しているのかなーと思っていたのですが、
なるほど、一段下の位置で吸い上げて横に送っているのか。

BFボトルのユニットは2本のネジで固定されていて、六角レンチで分解します。

ボトルの洗浄は少々面倒ですね。
頻繁に中のリキッドを替える用途には適さないかもしれません。

リキッドチャージ

その代わり、同じリキッドを使用する場合は、リキッドチャージはもの凄くお手軽です。

本体上のキャップを取り外します。
ねじ込み式のキャップで、漏れ防止の為にゴムパーツでしっかり密封されています。

あとはリキッドを注ぐだけ。
手も汚れないし、完全にタンクアトマイザー感覚でチャージできます。

チャージホールの大きさも十分で、ユニコーンボトルならストレス無くチャージ出来ると思います。

操作方法

初期状態ではVWモードとバイパスモードのみで、操作は非常にシンプルです。

電源ON/OFF

ファイアボタン5クリックで電源ON/OFF

キーロック

電源ON中に+/-キーを両方長押しで、キーロックのON/OFF切替

モード切替

電源ON中に、ファイアボタンと-ボタンを同時に長押しすると、VWモードとバイパスモードを切り替えます。

VWモード

+/-ボタンで、ワット数を0.5w刻みで調整出来ます。

バイパスモード

電池の出力をそのままコイルに伝えるモードで、セミメカニカルMODと同じような挙動になります。

ファームウェアアップデート

まだ出たばかりのModですが、もうファームウェアアップデートがリリースされています。

ファームウェアのバージョン自体は変わっていないようなのですが、
元々VWモードとバイパスモードしか搭載されていないのに加えて、温度管理モードやVVモードを追加する物です。

ダウンロード

公式ページからダウンロードできます。

写真の下にある、Firmware Updateのタブをクリックするとダウンロードリンクが表示されます。
こちらに、やり方も動画で紹介されています。

ファイルは

  • Temperature Control Firmware Download(TC V1.0.1)
  • Factroy Default Firmware Download(Non-TC V1.0.1)
  • Factroy Default Firmware Download(VV V1.0.1)

の3つがあり、上から、温度管理/デフォルト/VVモードですかね。
温度管理モードを追加するには一番上のファイルを使用します。

ダウンロードしたファイルを解凍すると、exeファイルと説明のpdfファイルが入っています。
exeファイルを起動すると、こんなウインドウが出てきます。

バッテリーとアトマイザーを取り外して、ModとパソコンとUSBケーブルで接続します。

……先に挿してもダメでした。

+/-ボタンを両方押しながら、USBケーブルを接続します。

すると、アップデータのウインドウの[Start]ボタンが点灯して押せる状態になるので、クリックするとアップデートが始まります。

プログレスバーが右端まで進んだら完了。
結構すぐ終わります。

温度管理モードを追加

温度管理モードを追加してみました。

起動中にファイアボタンと-ボタンを同時に長押しすると、以前はVWとバイパスが直接切り替わるだけでしたが、
アップデート後はこんなメニューが!

Ni/Ti/SSの温度管理モードと、TCRモードが追加されています。

温度管理モード

+/-キーで、温度を10°F/5℃刻みで切り替えます。
200°F~600°F、100℃~315℃の範囲内で設定可能で、最大値/最小値から更に送る事で摂氏と華氏を切り替えます。

また、温度管理モード中にファイアボタンと+キーを長押しすると、ワット数を調整できます。

TCRモード

モード切替時にTCR値を入力します。
以降は温度管理モードと同じです。

まとめ

今週いっぱい使い込んでみましたが、便利ですこれ。

0.5Ω弱のMjölnir RDAを乗せて30wでずっと使っていましたが、
自分の使い方だと、丸一日使ってリキッド半分、バッテリー半分といった感じ。
(他環境と併用ですが、これをメインで使用)

家で吸って7割残くらいだった所にちょっと継ぎ足して持ち出したりとかもできて、かなり気楽でした。

漏れに関しても心配は不要そうです。
自分は鞄に入れて自転車通勤したり、ポケットに入れて歩いたりするのですが、漏れは一切ありませんでした。

デザインも、実物を触ってみたら思っていた以上によく、表面の仕上げも含めてかなり好みな感じ。
ちょっと大柄なMjölnir RDAが違和感なく乗るのもいいですね。

難点としては、大きさと重さ。
自分は手がかなり大きい方だし、普段もっと重いModを使ったりもしているので全く気になりませんが、人によってはネックになるかもです。

あと、ボトルの洗浄のしづらさですかね。
六角ビスで分解しないといけないので、リキッドの切替の際には一手間必要です。

ボトルが10mlと大容量な事もあり、常飲リキッドを吸い続ける用途であれば最高に使い勝手がよさそう。

それらのデメリットが許容できるのであれば、かなりオススメ出来る品だと思いました。

販売元リンク

Healthcabinさんの販売リンクはこちら

DOVPO Topside 90W Mod
Powered by single 21700 battery or 18650 battery with an adaptor, the DOVPO Topside can fire up to 90W max output with switchable VW/TC/Bypass mode.

『DOVPO Topside Squonk Mod 90wレビュー | BF界の革命児!トップフィル可能なスコンカーMod』へのコメント

  1. 名前:おやぢ6号 投稿日:2018/12/22(土) 19:06:06 ID:bf6003989 返信

    ちまたの噂では「まーずさんのせいだ」が定番なんだそうな。

    私も「まーずさんのせい」いや、レビューを大いに参考にさせていただきてModやアトマを買ってきました。ありがとうございます。

    しかしこれは2ヶ月前ぐらいに買って手元にあったんですが、まだ触ってませんでした(汗)

    しかし今回のレビュー記事に背中を押された感じです。私もModの大きさや重さはあまり気にならないし、近々使ってみよう(買って持ってるのに使わないでどーする)と思います。アトマ、どれにしようかなあ。

    • 名前:Marz 投稿日:2018/12/22(土) 19:11:16 ID:20293db82 返信

      コメントありがとうございます!
      何でもかんでも俺のせいにするな!(この返しがお約束になってます…)

      凄く便利でした、もうお持ちなら是非使ってみてください!
      常飲とかのよく吸うリキッド用として使うとめちゃめちゃ快適だと思います。

      アトマは、ちょっと大柄な物の方がフィットしそうですねぇ。
      記事には載せませんでしたが、22mmアトマを乗せた写真はちょっと違和感がありました。

      • 名前:おやぢ6号 投稿日:2019/01/16(水) 15:36:00 ID:082baf34f 返信

        昨晩ようやくセットアップして使い始めました。

        真似したわけではなく実は私もRing Lord RDAも持っていた(例によって未開封未使用だった 汗)ので、やっぱり真似かな(汗々)2つを合わせて。

        いやあ、やっぱり楽です。私も大きさや重さはまったく気にならず、最近常用ModになってるVandy Vape Pulse DualとiJoy Shogun + Kylin V2にこれも加わりそうです。

        ファームウェアは現在1.0.2が公開されていたので早速アップデートしました。が、changelogがなくてどこが変わったのかはわかりません。

        なんかコレのデュアルバッテリ版も出たそうで。私が知る限りデュアルバッテリModって高出力を可能にするためのデュアルばかりみたいで、電池長持ち目的でパラレル接続のModなんていうのはないんでしょうか。

        スコンカー、RTA/RDTA大好き、そしてバッテリも長持ちすれば幸せなものぐさなものでw

        • 名前:Marz 投稿日:2019/01/16(水) 17:26:07 ID:40f6fdd9e 返信

          こんにちは!
          便利ですよねこれ。
          うちでも今、常飲リキッドを入れて1番使っているModになってます。
          Ring Loadはイマイチ味が出せなかったので、先日ショップでアドバイスを頂いて来たのですがまだ試せてません。

          テクニカルのデュアルバッテリーでパラレルは見かけないですねぇ。
          メカニカルやセミメカならたまにあるのですが。
          うちで20700デュアルのWismec Luxotic NCをパラレルで使っていますがバッテリーはめちゃめちゃ長持ちしますし、テクニカルでもこういうの欲しいですね。

  2. 名前:おやぢ6号 投稿日:2019/01/17(木) 11:47:45 ID:a4afabbc8 返信

    こんにちは。

    TwitterとInstagram拝見しましたが、Ring LordがTopsideの上からなくなってますね。

    私はAlienコイル0.43Ωぐらい、比較的低ワットでMango Cheesecakeというくどい(チーズの癖がすごい)やつを吸ってますが、ドローもスカスカが好みだし満足してます。

    • 名前:Marz 投稿日:2019/01/17(木) 12:20:27 ID:2968a0948 返信

      こんにちは!
      ミョルニルが美味しくてですね…なかなかどいてくれません。
      Ring Lordのビルドは迷走してますねぇ…。
      今はNi80単線で0.5Ωくらいのコイルを高めにセットして、出力も4.2vくらいで炊いてますが、これが大分好みな感じかもしれません。