BaksLiquidLab. – Garden リキッドレビュー|爽やかなフローラルティー

BaksLiquidLab. – Garden リキッドレビュー|爽やかなフローラルティー

BaksLiquidLab. Gardenのレビューです。

BaksLiquidLab | marz04.net
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BaksLiquidLab.さんは一風変わった複雑なフレーバーで、SNSを中心にコアなファンの多いリキッドメーカーさんです。

特に複合タバコ系のリキッドを多くリリースされており、癖のあるフレーバーも多いのですが「でも、止まらない……」となる方が多かったりします。

今回のGardenは、名称、ラベルの色、イラストなどから連想されるとおり、メインは草花。
エルダーフラワーをメインに据えて、そこに草系の葉巻香料や茶葉香料を加えた形となっており、ほんのりと清涼感もあり、爽やかなフレーバーに仕上がっています。

甘さは控えめ、タバコも葉の香りがメインでタバコ臭さや癖もなく、スッキリ爽やかに吸えるリキッドに仕上がっています。

この製品は、べプログショップさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

詳細

Baksさんのラベルには毎回動物のイラストが使用されているのですが、今回の動物はキリンさん。

Gardenという名前、グリーンのラベルにキリンさんで、自然と草花を連想してしまいます。

公式ブログの紹介記事から、フレーバーに関する部分を引用させて頂きます。

Garden、その名の通り緑と花が生い茂る香りを表現しました。エルダーフラワーを主軸に草の香りを感じる葉巻香料・茶葉香料を数種類プラスし、清涼剤を微量加えた初夏に最適な爽やかなフレーバーに仕上げています。

「エルダーフラワー」「草」のキーワードでピンとくる方もいるかと思います。

そう、あの「吸う森」「いちご狩りに来て間違えて葉っぱを食べてしまった味」などの名(迷)レビューを生み出したELK(the gentleman)の兄弟分リキッドになりました。

PG:VG比はラベルには記載されていませんが、
BaksさんはPod型デバイスの流行に合わせて今年の3月より全リキッドを50:50にされており、このGardenも50:50で作られています。

ラベルには製造年月日の記載もあります。

キャップを開けて香りを嗅いでみます。

まず、エルダーフラワーのフローラルな香りが鼻につきます、その奥に葉の香りを僅かに感じるかな。

吸ってみる

試飲環境

抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

高抵抗MTL:1.0Ω 15w

吸い込むとまず、エルダーフラワーのフローラルな香りが口に飛び込んできます。

エルダーフラワーって、私もリキッド自作に凝っていた頃に隠し味や風味付けなどで多用していたのですが、いい仕事するんですよね、花の香りがしっかり出るけど芳香剤感はあまりなく、フローラル感と甘酸っぱさいですし。
ですがここまでメインで使われているのは初めてです。

花の香りと、マスカットのような甘酸っぱさがまず舌に当たり、MTLで肺に送る際にそれが喉を通ってゆきます。

ミストを吐き出す際に、茶葉と葉巻が合わさったような香りがほんのりと。
タバコ臭さはなく、エルダーフラワーの香りもまだ強く残っているので、フローラルティーのような感覚です。

そしてほのかな清涼感が混じり、草花の香りが爽やかに余韻として残ります。

シングルDL:0.63Ω 23w

MTLでは葉巻をあまり感じませんでしたが、DLになると顔を出してくる感じですね。

吐き出す際の茶葉と葉巻の香りが少し強くなり、特に葉巻の香りが強く出てきて、吐き出すミストがスモーキーな感じになります。

それでも灰感や癖などはなく、非常に吸いやすいです。
清涼感も若干増し、爽やかに抜けてゆきます。

デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w

所謂爆煙環境になると、更に葉の香りが強くなってきます。

茶葉の香ばしさや、葉巻の僅かな苦みなども感じられるようになってきて、かなりスモーキーで香ばしい味わい。

エルダーフラワーのフローラル感、甘酸っぱさから徐々にスモーキー感、香ばしさに移り変わってゆき、ミストを吐き出すと清涼感と共に爽やかに抜けてゆきます。

まとめ

相変わらずバランス感が素晴らしいなと感じました。
今回は12種類もの香料を使用されているとのことですが、高抵抗から低抵抗まで、味の感じ方が変わってゆくにもかかわらずどこも破綻していないです。

高抵抗MTLだと、エルダーフラワーの花の香りと、甘酸っぱさを強く感じ、ともすればフルーツ系リキッドのような感覚でサッパリと吸えます。

DLになると葉の香りが出てきて、低抵抗になっていくにつれて葉巻の香りも強くなり、スモーキーな感じになってゆきます。

大抵、「このリキッドはこの環境で吸うのが好みだな」というのが出てくるのですが、これは、どの環境も甲乙付けがたい。

高抵抗で甘酸っぱさメインで吸うのも好きだし、シングルDLの茶葉感もいいし、爆煙でしっかり葉巻が出てきた所も捨てがたい。

これはホント、色々試してみて貰いたいリキッドです。