I4U. – 青 リキッドレビュー|しっかりとしたほろ苦さと、トロピカルな甘酸っぱさのコーヒーリキッド

I4U. – 青 リキッドレビュー|しっかりとしたほろ苦さと、トロピカルな甘酸っぱさのコーヒーリキッド

I4U. 青のレビューです。

I4U.さんは複雑で魅力的な味わいのフレーバーでSNSなどでも固定ファンの多い、非常に人気の高いレーベルです。

多くのVAPEショップで取り扱われており、最近では店舗とのコラボリキッドなども手がけられていたりと、精力的に活動されています。

今回の「青」は、3PCS VAPEさんの6周年を記念したコラボリキッドとなります。

「すっきりとした苦い珈琲」というリクエストで作成されたリキッドとのことで、
試行錯誤を重ねられて、通常のコーヒー系香料では再現の難しいしっかりしたほろ苦さと、隠し味のフルーティさが楽しめるリキッドに仕上がっています。

この製品は、I4U.さんからサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。

電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。

詳細

コラボリキッドですが限定生産ではなく、3PCS VAPEさん限定で恒常的に取り扱われるリキッドとなります。

リキッドの名の通り、鮮やかな青いラベル、
いつものように雲竜紙の和紙ラベルが使用されておりますが、

今回は柄も非常に凝ったラベルになっています。

容量60ml、VG55:PG45、ノンニコチンです。

キャップを開けて香りを嗅いでみます。
しっかりしたほろ苦コーヒーの香り、ナッツ系もちょこっと香ってるのかな?

吸ってみる

試飲環境

高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w

高抵抗MTL:1.0Ω 15w

吸い込むと同時に、舌にコーヒーのほろ苦さを感じます。

「甘くないコーヒー」というテーマで作られており、確かに甘さは控えめ。
VAPEのリキッドで完全に甘みを消すのは非常に難しく、若干の甘みはあります、
ですがコーヒー香料の甘みやVGの甘みではなく、やや酸味の混じった爽やかな甘みになっています。
これのおかげで、コーヒー系リキッドによくある”コーヒー飴”感がなく、飲料のフレーバーコーヒーのような感覚を受けます。

MTLで肺に送る際に、コーヒーのしっかりとした苦味が口の中に広がったと思ったら、ミストを吐き出す際には爽やかな甘酸っぱさを伴って抜けてゆきます。

なんぞこれ、と何度も何度もチェーンをしていると、あー、これ、グァバだ。
コーヒーとトロピカルフルーツを合わせるとこんな感じになるのか、お互いのフレーバーが邪魔をしあっていないし、甘酸っぱさと爽やかさがプラスされてスッキリとした吸いごたえになっています。

シングルDL:0.63Ω 23w

DLになるとコーヒーの苦味も増しますが、グァバのトロピカルな甘酸っぱさもかなり増し、苦味と甘みが綱引きをしたような状態で口の中に入ってきます。

味のインパクトは非常に強く、私はDL吸いの方が好みでした。

チェーンしているとだんだんと、コーヒーリキッドを吸ってるんだっけ?フルーツ系だっけ?ってなってきますね。
前述の通り飴のような感じもなく、スッキリとした甘酸っぱさでしつこくないから、グイグイとチェーンできちゃいます。

デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w

流石に爆煙環境になると若干甘みが強くなってきます。

どちらかというとフルーツ寄りになるかな?
ですが吸い込む際にはほろ苦さをしっかりと喉に感じます。

吐き出す際にはトロピカルフルーツのもったりとした甘酸っぱさがあり、抜けは爽やか。
フレーバー強めのフレーバーコーヒーといった感じで楽しめます。

「12」/「34」とのブレンドも○

同じく3PCS VAPEさんとのコラボリキッドで、「12」「34」という2種類のリキッドがありまして、こちらは元々3PCS VAPEさんの4周年を記念して作られたリキッドです。

私も当時吸わせて頂いたことがあるのですが、「12」がラタキアメインのタバコフレーバー、「34」が甘さ控えめのバニラカスタードタバコフレーバー、それぞれ単体でも、ブレンドしても楽しめるリキッドです。

ユーザーさんの間で、これらと「青」をブレンドして吸う楽しみ方が広まっており、これが非常に美味とのことで。
今回追加で送って頂いたので私も試してみます。

15mlボトルに青を半量入れておき、そこにそれぞれちょっとずつ足してゆきながら吸ってゆきます。

12

ほんの数滴足しただけで香りが変わりました。
12は香りが強めのラタキアタバコなので、少量の添加でタバコ感が出ます。

徐々に足してゆくとタバコの香りと灰の香りが強くなってゆき、青のほろ苦さと合わさって甘さ控えめのほろ苦いタバコフレーバーになってゆきます。

そのまま足し続けていくとラタキアの香りが主張し始め、2:1くらいまで足すとタバコメインになってきました。
ややコーヒー風味の灰タバコといった感じか。
コーヒーとタバコを両方活かすならもう少し少なめかな?
ちょっとずつ足していって好みの割合を見つける感じがよさそうです。

34

こちらは足してゆくごとにバニカスの甘さが強くなってゆきます。
例えるならブラックコーヒーにトッピングを足してゆく感じ。

トロピカルフルーツのもったりとした甘酸っぱさとバニラカスタードのコッテリとした甘さが合わさり、コーヒー部分はほろ苦さに加えて徐々にクリーミーさが出てきます。

こちらはタバコ感はあまり強くなく、個人的には2:1くらいでかなり良いバランスになると感じました。

更に足してゆき、1:1くらいまで進めてみましたが全体のバランスが崩れることはなく、バニカスの甘みが強化されてゆく感じ。
デザート系が好きな方は半々くらいまで混ぜちゃってよさそう。

まとめ

しっかりとしたほろ苦さを感じつつもスッキリと味わえる、フレーバーコーヒーのようなリキッドです。
甘さ控えめでしつこくなく、ガンガンチェーン吸い出来ます。

VAPEのコーヒー系にありがちな、飴感が全くないのがすごいですね。
コーヒーリキッドとしてかなり完成度が高いです。

じっくりとコーヒーを味わいたいならMTL、フルーティにサッパリ吸いたいならDLといった感じでしょうか、
私はDLで吸うのが好みでした、なにしろグァバが好きなもので。

12/34とのブレンドもいいですね!
青+34の方が人気あるようですが、デザート系よりもタバコ系を好んで吸う私は青+12の方が好みでした。
私の好みは、青と12を3:1くらいかなぁ、
今回の試飲で使ったボトル(2:1)に更に青を足した状態の物を現在タンクで吸っています。

GWに発売され、既にSNSを賑わしているリキッドなのですが、リストックの度にあっという間に完売してしまっていまして、買い逃した方も多いかと思います。

今後恒常で取り扱われる製品との事なので、3PCS VAPEさんやI4U.さんのTwitterを要チェックです。
また今月中にリストックがあるみたいですよ!

34&12のセットはこちら。

これは、34に12を添加して吸うというコンセプトの物なので、34が50ml、12が10mlという少々変則的なセットになっています。
ですが、青に添加する目的としてもアリだと思います。

3PCSさんでは34の単体販売はないのですが、

I4U.さんの直販の方に34の単体販売があります。