THE KAMINARI Cigar Deep Richのレビューです。
KAMINARI VAPE CO.は2016年発足の国内リキッドメーカーです。
当初は大手メーカーと協力してリキッドを作っていたのですが、2021年から完全オリジナルのメーカーとしてブランドを一新されました。
- しっかりとした味
- 60ml
- コスパ良し
というテーマでリキッドを作成されています。
フルーツ系がメインのメーカーさんでしたが、前作のTHE KAMINARI Cigar Basic Flavorよりタバコ系のシリーズもラインナップされ、今回がタバコ系の2作目となります。
Basic Flavorも、これが60mlで¥1,320のリキッドか?と思ってしまうほど香り豊かなシガー系でしたが、今回はDeep Richとあるとおり、更に深みとコクを追求した作りになっています。
この製品は、ASTRALさんにサンプル提供頂きました。
ありがとうございます。
電子たばこ(VAPE/ヴェポライザー)は20歳以上を対象とした嗜好品です。
未成年の方の使用はお控えくださいますようお願い致します。
詳細
内容量60mlで価格が¥1,320(税込)という非常にコストパフォーマンスの高いリキッドです。
ラベルなどは非常に質素な作りで、余分なコストを極力抑えられているようです。
ラベルデザインは、前作同様KAMINARI Cigar共通デザイン。
公式の説明文を引用します。
濃厚なのはもちろん、より深みとコクを追求したシガー。
芳醇で優しい甘みがうまみを引き立てる。 ベーシックとは一味違うシガー体験を。
VG60:PG40 ノンニコチンです。
国産メーカーさんなので、ラベルの注意事項などは全て日本語。
キャップを開けて香りを嗅いでみます。
前作同様、正統派なタバコ系リキッドの香りがします。
灰皿感はありません。
吸ってみる
試飲環境
高抵抗MTL: Cthulhu 1928 RDA カンタル26ga 1.0Ω 15w
シングルDL: Oumier Wasp Nano カンタル24ga 0.63Ω 23w
デュアル低抵抗DL: Hellvape Drop Dead RDA Ni80 24gaデュアル 0.25Ω 47w
高抵抗MTL:1.0Ω 15w
前作Basic Flavorもかなり濃いリキッドでしたが、今回もやはり濃厚。
香りは前作よりも濃くというかリアルになっている気がしますが、灰皿感を出す方向のリアルさではなく葉巻系の葉の香りで、よりシガーに近づいた気がします。
吸い込む時に、舌にややピリリとした苦み、
MTLで灰に送る際にほんのりと喉越しを感じ、ミストを吐き出すと、葉の深い香りが後味として残ります。
全体的にズッシリとしたタバコ感。
シングルDL:0.63Ω 23w
DLになると全体的にスモーキーな感じになり、吸い込む際のほのかな苦みや、吐き出す際のドッシリとしたタバコ感がより強調されます。
抜けがサッパリしていたBasic Flavorに比べ、こちらはやはりドッシリといった感じか。
コクが深く、吐き出した後もしばらく口の中に葉の香りが残ります。
デュアル低抵抗DL:0.25Ω 47w
上の環境を更に一歩押し進めた感じで、濃厚さも際立っています。
60:40なのであまり爆煙だとPG的な苦みも出てきてしまいますが、このくらいの環境ならいけるかな。
吐き出す時のコクが相当深く、まさにドッシリと来ますね。
まとめ
前作のBasic Flavor同様、ストレートな正統派シガーです。
香りが非常に濃厚ですが、灰の香りは全くなく、葉巻系の葉の香り。
紙タバコのタバコ感(=灰感、灰皿感)を期待すると「あれ?」となるかも知れませんが、葉巻、シガーの香りに「おっ」となる方も多いと思います。
Basic Flavorは、香りは濃厚ながら抜けはサッパリしており、吸いやすいフレーバーでした。
対して今回のDeep Richは、その名の通りかなり深みがあり、ミストを吐く時もドッシリとしたタバコ感。
アップグレードというわけではなく、バリエーションの一つとして好みに応じて。
どちらも、この価格のリキッドとは思えないほど濃厚な香りです。
ローコストなのでお試しも常飲にもしやすいのがいいですね。
本日、2022/06/20 12:00より販売開始です。
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